四間飛車の受けとさばきを覚える
四間飛車を指しこなす本 1
河出書房新社 ・ 2000年刊
短い問いに答えながら、四間飛車の基本的な受け方と駒さばきを学びます。居飛車の急戦への対応を、盤面を見て繰り返し身につけたい方に向く定番の基本書です。
山田定跡は、後手四間飛車の3二銀型に、先手が▲3五歩を先に突き捨ててから左銀を4六へ出す急戦です。鷺宮定跡は▲3八飛と3筋へ飛車を回してから同筋の攻めを狙います。通常の斜め棒銀との手順の違いに注目し、3六歩のくさびや角交換後の反撃を比べます。
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四間飛車の受けとさばきを覚える
河出書房新社 ・ 2000年刊
短い問いに答えながら、四間飛車の基本的な受け方と駒さばきを学びます。居飛車の急戦への対応を、盤面を見て繰り返し身につけたい方に向く定番の基本書です。
ルールを覚えて最初の戦法を選ぶ方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
四間飛車の駒組み、攻め、寄せを順に学ぶ入門書。マンガと解説を行き来しながら、囲ってから戦う基本をつかめます。
基本から具体的な課題局面へ進む方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手の四間飛車を、急戦と持久戦に分けて検討。エルモ急戦、右四間飛車、居飛車穴熊やミレニアムへの対応を深めます。
基本を覚えた先の研究に
マイナビ出版 ・ 2024年刊
三間飛車と四間飛車の注目局面を、棋士同士の対話を通して掘り下げます。候補手をどう比べ、どんな構想を描くかを知りたい方や、観戦を深く楽しみたい方に。
四間飛車の考え方を深めたい方へ
浅川書房 ・ 2017年刊
駒組みの小さな違いが、その後の戦いにどう影響するのかを学びます。手順の暗記から一歩進み、四間飛車らしい駒の働きや判断の基準を理解したい方に。
後手四間飛車の研究を深めたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
後手番の四間飛車に絞った研究書。居飛車穴熊、ミレニアム、右銀急戦、右四間飛車への対応と、後手の9筋位取りを扱います。
山田定跡は、後手四間飛車の3二銀型に、先手が▲3五歩を先に突き捨ててから左銀を4六へ出す急戦です。鷺宮定跡は▲3八飛と3筋へ飛車を回してから同筋の攻めを狙います。通常の斜め棒銀との手順の違いに注目し、3六歩のくさびや角交換後の反撃を比べます。
先手の居飛車側。後手の銀が3二にいる形では、先に3五歩を突き捨ててから4六銀と出ます。この教材は後手がすぐ4五歩と開く応手。角交換と銀交換を経て、飛車先を交換するところまで見ます。
この手順を盤面で確認する24手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
3二銀型には先に3五歩。4六銀を先に出すと、4五歩で追われる形があります。
3四歩が3五へ移りました。これから出る銀の逃げ先を確保する意味があります。
5七銀を4六へ。3五の歩を取る狙いを作り、後手の応手を見ます。
4五歩が4六銀に当たります。先手は先に角を交換します。
3三角成で角を交換します。相手から8八角成とされ、玉で取り返す形を避けます。
3二銀が3三へ。銀の位置が変わり、2四も銀で守る形になります。
4六銀を3五へ進め、突き捨てた歩を取ります。
後手は3二飛と回り、3筋に備える進行例です。
2四歩で歩交換を迫ります。銀の進出先を作る狙いです。
後手の2三歩が2四へ進みます。
3五銀を2四へ。後手の3三銀との交換を目指します。
3三銀で2四銀を取りました。先手は飛車で取り返せます。
2四飛で銀を取り返し、飛車先が開きました。双方が角と銀を持つ局面です。持ち駒の打ち込みが増えるため、攻めの成功だけでなく自陣の守りも確認します。
この変化の振り返り次は2四飛の退路を確かめ、持ち角と銀を使う構想です。後手にも同じ持ち駒が生まれているので、7八玉への打ち込みに備えます。3六歩を残される別の分岐では駒交換後にも歩の拠点が残るため、交換できたことだけで同じ局面と考えないようにします。
後手の四間飛車側。山田定跡に3六歩と伸ばし、歩を先手陣に残す分岐です。銀・飛車・角の交換後に2八飛と打ち、取り合った桂の数がそろうところまで確認します。
この手順を盤面で確認する27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
3六歩と伸ばし、3七を押さえます。これが後で先手の桂の逃げ道に関係します。
先手は3五銀と進み、2筋の攻めを目指します。3六歩は後ろに残ります。
4五歩で角交換を用意します。3六歩の有無がもう一つの分岐との違いです。
3三角成で角を持ち駒にします。
3二銀を3三へ。2四への銀交換にも備えます。
2四歩から銀を前へ使う進行です。
後手は2四歩を取りました。
3五銀が2四の歩を取ります。
後手も銀を取り、双方が銀を持ち駒にします。
先手の飛車が2四へ出ました。後手は持ち角で飛車の進路に働きかけます。
3三角打で2四飛に当て、2二にも利かせます。
先手は2一飛成で桂を取ります。後手は飛車をぶつける手を用意しています。
2二飛で龍に当てます。3三角が2二を支えています。
2二龍で後手の飛車を取ります。
3三角が2二へ。双方が飛車を持ち、次に後手は8八角成も狙えます。
6六角打で2二角の筋を止めます。この手順では角を再交換して受けます。
2二角で6六角を取ります。
6七歩が6六へ。後手に飛車を打つ手番が回ります。
2八飛打で2九桂を狙います。3七は3六歩に押さえられ、桂を跳ねて逃がせません。
9五歩を突き、後で角を使う手順を示します。3八銀打では2九への成り込みを防いでも、銀自体を飛車に取られるので注意が必要です。
9五歩を取る進行です。
4四角を打ち、1一香をにらみます。後手には2九で桂を取って成る手があります。
2九桂を取って龍を作ります。この手順では3八に先手銀はいません。
3一飛を打ち、敵陣で飛車と角を使います。
6二角と打ち、4四角の利きに合わせます。
6二角を取って成ります。
5二金で馬を取ります。
3五角を打ち、2六・1七の方向へ利かせて2九龍の攻めに備えます。
この変化の振り返り双方に飛車の打ち込みが生じ、先手は3一飛・3五角、後手は2九龍を使います。後手には3六歩と持ち角・銀があり、先手も持ち銀・桂で対応します。桂を取り返しただけで攻めが終わるわけではなく、互いの玉への攻めと受けを比べます。
先手側。3八飛と回った鷺宮定跡の基本局面です。後手が4三銀と上がる応手に3五歩から仕掛け、2五桂には3四歩を打ちます。持ち角を使い、双方が馬を作る攻防を追います。
この手順を盤面で確認する27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手の応手の一つです。3二銀を保留したまま指す変化とは、角交換の取り返しが変わります。
3五歩で仕掛けます。3八飛が歩の後ろに控えています。
3四歩が3五へ移りました。
5七銀を4六へ。3五歩を銀で取る狙いを作ります。
4五歩で銀に当てながら、角交換を狙います。
先手から3三角成と交換します。
4三銀型なので、後手は2一桂で取り返します。
3五銀で歩を取り、4五歩の当たりから逃れます。
2五桂は3七への成り込みも見せます。先手はすぐ飛車を引く前に、3四歩を考えます。
3四歩を打って3三への成り込みを狙います。4三銀で取ると3五銀で取り返せる形で、3八飛がその銀を支えています。
後手も3二飛と回り、3筋で向かい合います。
3三角を打ち、2二を通して1一香をにらみます。3二飛に直接当たる角打ちではありません。
2七角打で3八飛に当て返します。
2八飛で角の当たりを避けます。ここで初めて飛車を引く順序です。
3六角成。後手は持ち角を馬にできました。
2六銀で2五桂に当たり、1五も支えます。次に後手が香を逃がすか、2筋の歩を動かすかを比べます。
1二香で3三角の利きから香を逃がします。2四歩の反撃は別の教材で比較します。
1五角成で馬ができました。2六銀が1五を支えます。双方が馬を持ち、先手には3四歩と2五桂への狙いが残る局面です。勝敗が決まった終点ではありません。
この変化の振り返り次は3四歩と1五馬を使う狙いを考えます。2六銀は馬を支え、2五桂にも当たっていますが、後手の3六馬も桂を支えています。桂を取る前に取り返しと飛車への当たりを確認し、当たりの数だけで駒得と判断しないようにします。
後手側。先手の角が3三、銀が2六にいる局面で、1二香と逃げる手に代えて2四歩で飛車の横利きを通します。香を取らせて大駒を交換する反撃を比べます。
この手順を盤面で確認する43手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
2四歩で2五桂を支え、2六銀に桂を取られるのを防ぎます。2三を空けて飛車の進出を用意する意味もあり、1一香は取らせる構想です。
1一角成で香を得ます。後手は3筋の歩を取り返します。
3四飛で歩を取ります。2四歩によって2筋にも進みやすい配置です。
3九香を打って3六馬に当てます。馬が動けば、その奥の3四飛にも香の利きが通ります。
3八歩打で香の進路をふさぎます。
3八歩を香で取り、3六馬に当てます。馬が動くまでは3四飛に直接は利いていません。
2七馬で2八飛に当てます。互いの飛車が取られる攻め合いです。
3四香で後手の飛車を取ります。
2八馬で先手の飛車を取り、飛車交換になりました。後手は香損ですが、馬が先手陣へ入り、持ち飛車もあります。香を守る変化とは働きの違う攻め合いです。
この変化の振り返り次は持ち飛車と2八馬を攻めに使います。先手にも持ち飛車があり、1一馬と3四香が残っています。香を渡して大駒を働かせた形なので、攻めを緩めた場合に香の差が負担にならないか、自玉への侵入と合わせて判断します。
鷺宮定跡・2四歩で角を成らせる反撃
後手側。先手の角が3三、銀が2六にいる局面で、1二香と逃げる手に代えて2四歩で飛車の横利きを通します。香を取らせて大駒を交換する反撃を比べます。