雁木
後手側で、角交換を避ける出だしと、相手の準備に合わせた受けを学びます。
早い4五歩には7一角
987654321
一二三四五六七八九
← → キーでも操作できます
棋譜 押すとその局面に移動
雁木の右四間飛車対策の解説
雁木の右四間飛車対策の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。後手側で、角交換を避ける出だしと、相手の準備に合わせた受けを学びます。
後手雁木・角交換を避ける出だし
後手側を学びます。4四歩で角交換を避けた後手に対し、先手が▲4八飛とした局面です。次の5三銀で二枚銀を整え、右四間飛車への受けの土台を確認します。
要点4四歩で角道を止め、4三銀と5三銀で4四を支える。角交換後の受けも用意する。
この手順を盤面で確認する 手順と一手ごとの解説
19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
△5三銀 — 二枚の銀で4四を守る
4三銀と5三銀が4四に利きます。先手の4五歩に対し、角交換と持ち角まで考えて受ける出発点です。
早い4五歩には7一角
後手側を学びます。早い4五歩から角を交換され、3一角で金銀を狙われた場合に7一角で銀を支える手筋です。先手が桂を使う前の局面に限った例です。
要点3一角の両取りには7一角で5三銀を守る。金を取られたら飛車で角を取り返す。
この手順を盤面で確認する 手順と一手ごとの解説
20手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
▲4五歩 — 先手がすぐに仕掛ける
先手が囲いや桂の活用を省き、4五歩と動く場合です。後手は角交換後の3一角への受けを用意します。
△4五歩 — 後手が歩を取る
4四が空き、双方の角道が通りました。先手が角を交換した場合は金で取り返します。
▲2二角成 — 先手が角を交換する
2二角成で角を持ち駒にします。後手は3二金で馬を取れます。
△2二金 — 金で角を取る
2二金となり、双方が角を持ちました。先手の角打ちが金と銀を狙うことに注意します。
▲3一角打 — 先手が金と銀を狙う
3一角打が2二金と5三銀に利きます。後手は5三銀を持ち角で支えることができます。
△7一角打 — 角を打って銀を守る
7一角打が6二を通って5三銀を支えます。角を攻めに使うだけでなく、両取りの一方を守って対応する手です。
▲2二角成 — 先手が金を取って成る
先手は2二の金を取り、馬を作ります。後手の飛車は8二から2二まで横に走れます。
△2二飛 — 飛車で馬を取り返す
2二飛で馬を取りました。先手は金を、後手は角を持ち駒にした交換です。
▲4五飛 — 先手が飛車で歩を取る
4五飛が4三銀を狙います。後手は銀を引き、攻め駒を追われない配置へ動かします。
△5二銀 — 銀を斜め後ろへ引く
4三銀を5二へ引きます。7一角は5三銀を支えたままで、先手の早い仕掛けに対応できました。駒の損得と飛車の位置を確認しましょう。
桂を加えた右四間に備える
後手側を学びます。相手が玉を囲い、3七桂と4九飛を用意する場合です。早い4五歩との配置の違いを確認し、金を寄せて迎えるところまで並べます。
要点相手の桂・飛車の高さで条件が変わる。玉を4筋から離し、金を4二へ寄せて銀を支える。
この手順を盤面で確認する 手順と一手ごとの解説
20手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
▲3六歩 — 先手が桂の出口を作る
すぐに4五歩と動かず3六歩を先に入れます。3七桂が加わると攻撃力が変わるため、早い仕掛けと同じ受けだけでは済みません。
△5二金 — 後手が金を中央へ
5二金右で二枚銀を補います。相手が準備を進める間に、自陣も整えます。
▲6九玉 — 先手が玉を左へ
先手が玉を6九へ移します。後手も飛車から玉を離します。
△4一玉 — 後手玉を4一へ
4一玉とします。4筋が戦場になるので、さらに3一へ玉を寄せる余地を残します。
▲7九玉 — 先手が囲いを進める
7九玉で飛車の打ち込みにも備えます。後手も玉を3一へ置きます。
△3一玉 — 後手玉を3一へ
玉を4筋から離しました。金銀の配置を保ちながら、先手の桂の活用を見ます。
▲9六歩 — 先手が端に余地を作る
9六歩で玉が8八から9七へ逃げる余地を作ります。後手も端を整えます。
△1四歩 — 後手が端を進める
1四歩で玉の側に余地を作ります。端歩も攻めの材料になり得るので、相手の端の形を覚えておきます。
▲1六歩 — 先手が端を受ける
先手は1六歩とします。右四間の4筋だけでなく、端の突き捨ても候補になります。
△9四歩 — 後手が9筋を受ける
9四歩で端の位を取らせないようにします。次に銀桂の働きを整えます。
▲5九金 — 先手が金を下段へ
5九金右とし、4九を飛車の場所に空けます。飛車への角打ちを避ける準備です。
△6四歩 — 後手が銀の出口を作る
6四歩で6三を空けます。右銀の使い道と、7筋からの反撃を考えます。
▲3七桂 — 先手が桂を加える
3七桂が4五を支えます。先手は飛車・銀だけだった早い仕掛けより、攻めに使える駒が増えています。
△7四歩 — 後手が桂の出口を作る
7四歩で7三を空けます。後手も駒を働かせ、受け一方にならない配置を目指します。
▲4九飛 — 先手が飛車を下段へ
4九飛と引き、将来の3七角打で飛車に当たる形を避けます。飛車の高さの違いも、応手を決める条件です。
△7三桂 — 後手も桂を使う
7三桂で6五・8五を支えます。先手の4筋からの仕掛けを迎える配置になりました。
▲4五歩 — 準備を終えて仕掛ける
先手が4五歩とします。後手はすぐ歩を取らず、金を4二へ寄せて銀の後ろを厚くする選択肢があります。
△4二金右 — 金を寄せて銀を支える
4二金右が4三銀・5三銀を支えます。先手には端や3筋の突き捨てもあるため、4筋だけを見るのではなく攻めの材料を数えます。ここからは中盤の攻防です。
参考資料と教材について
代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。
早い4五歩には7一角の狙い
後手側を学びます。早い4五歩から角を交換され、3一角で金銀を狙われた場合に7一角で銀を支える手筋です。先手が桂を使う前の局面に限った例です。
3一角の両取りには7一角で5三銀を守る。金を取られたら飛車で角を取り返す。