雁木をこれから指したい方へ
1手ずつ解説する雁木
マイナビ出版 ・ 2023年刊
二枚の銀を並べる雁木の駒組みから、その後の攻防までを一手ずつ解説。相手の動きに応じた金銀の使い方を、手順の意味とともに学べます。
先手の早繰り銀に対し、後手雁木が3筋からの銀の進出を受ける系統です。角頭を守る金銀と、中央から反撃する銀をどう使うかが要点になります。棒銀や右四間への受けをそのまま当てはめず、3筋の歩交換から8筋の銀の進出、玉で取り返す形まで確認します。
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雁木をこれから指したい方へ
マイナビ出版 ・ 2023年刊
二枚の銀を並べる雁木の駒組みから、その後の攻防までを一手ずつ解説。相手の動きに応じた金銀の使い方を、手順の意味とともに学べます。
現代の構想を知りたい方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
急戦矢倉、矢倉対雁木、相雁木、現代相掛かりのテーマ局面を解説。2人の棋士の対話から、駒組みや仕掛けの考え方を学ぶ本です。
定跡から実戦の勝ち方へ進む
マイナビ出版 ・ 2025年刊
雁木の実戦を通して、仕掛けたあとにどう優位を広げるかを学べます。駒組みの暗記にとどまらず、中盤での方針や勝ちにつなげる判断を知りたい方に。
雁木の具体的な攻防を深める
マイナビ出版 ・ 2018年刊
雁木からの駒組みや、急戦になった場合の具体的な変化を学ぶ研究書。基本の形を覚えたあと、相手の作戦に応じた攻めと受けを整理したい方に。
先手の早繰り銀に対し、後手雁木が3筋からの銀の進出を受ける系統です。角頭を守る金銀と、中央から反撃する銀をどう使うかが要点になります。棒銀や右四間への受けをそのまま当てはめず、3筋の歩交換から8筋の銀の進出、玉で取り返す形まで確認します。
後手側を学びます。先手が▲3七銀と上がり、早繰り銀を示した局面です。右銀を7一に残した後手雁木から、次の5二金で早い攻めに備えます。
この手順を盤面で確認する17手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5二金から4三へ進む余地を作ります。4三銀を動かした後に金で角の側を支える、早繰り銀への要点です。
この変化の振り返り次はすぐの3五歩には銀を使い、8八銀・3八飛の準備には角交換を含めた反撃を考えます。7一銀を動かしていない分、左側の金銀で受ける順序が重要です。4三を銀が空けた後に金を出す、という駒の役割の引き継ぎを確認します。
後手側を学びます。先手が3七銀からすぐ3五歩と動く場合です。銀を3四へ使い、空いた4三へ金を上げて、銀交換の後を支えます。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が3五歩と動きます。後手は歩を取り、銀を3四へ使う受けがあります。
3五歩と取ります。4三銀を3四へ動かした後も、金を4三へ上げて支えられます。
4六銀で3五の歩を狙います。後手は3四銀で銀交換に備えます。
3四銀が3五歩を支えます。4三が空いたので、5二金を4三へ進められます。
3八飛で銀交換後の取り返しを用意します。後手は金を上げ、交換後の角側を守ります。
4三金右が3四銀と3三角を支えます。先に5二金を入れていた意味が現れました。
3五銀とし、銀交換を求めます。後手は3四銀で取り返せます。
3五銀で先手の銀を取りました。後手は銀を持ち駒にし、次に歩で飛車を追う準備をします。
3五飛が前へ出ました。後手は持ち歩で3筋を遮ることができます。
3四歩打で3五飛を追います。4三金が3四を守るため、この歩を飛車で取ると金で取り返されます。銀交換後も金と歩で角の側を支えます。
この変化の振り返り次は3五飛の逃げ先を見て、持ち銀を受けに使うか攻めへ打つかを決めます。4三金が3四歩を支えている間は、飛車で単純に取られても取り返せます。金を囲いへ戻すとこの受けが変わるので、歩と金を一組で扱います。
後手側を学びます。先手が8八銀・3八飛を用意してから早繰り銀で攻める場合です。4五歩で角道を開き、6四角と持ち銀で反撃する一例を並べます。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が角交換後の7七を銀で取り返す準備をします。すぐ3五歩を突く形とは、左銀の位置が変わります。
6二銀とし、7筋への進出を準備します。先手の攻めを受けながら、右銀も活用する方針です。
3八飛で角頭を狙います。後手は7筋の歩を伸ばし、反撃の準備をします。
7四歩で7三を空け、右銀を使う余地を作ります。また、後で6四角と打つときに8六まで角筋が通るようになります。
3五歩を取らせてから銀を2六へ出す順です。後手は角道を開く4五歩を用意しています。
3五歩とし、持ち歩を得ます。角交換後に飛車の利きを止める材料としても使えます。
2六銀から3五へ進む早繰り銀です。後手は角を狙われる前に角道を開きます。
4五歩で3三角から7七角への線が通りました。角頭を受け続ける代わりに、角交換へ切り返します。
3五銀が角の頭へ迫ります。後手は7七の角を交換します。
7七角成で角を手に入れます。先手銀が7七へ移った後、6四へ角を打つ手があります。
7七銀となりました。後手は持ち角を6四へ打ち、3七や8六へ利かせます。
6四角は5五・4六を通って3七に利き、7五を通って8六にも利きます。先手の銀が働く前に角を活動させる手です。
4四銀とぶつけます。4三銀は3二金を守っているため、同銀と取ると3八飛に3二金を取られます。後手は先に飛車の利きを止めます。
3三に歩を打ち、3八飛の利きを遮って3二金を守ります。先手が銀を交換したら、金で取り返せます。
4三銀成で銀を取ります。後手は5二金で成銀を取ります。
4三金右で成銀を取り、持ち銀を得ました。3三歩が残るため、3筋から金を素抜かれません。
3七歩打が6四角からの利きを止めます。後手は角のもう一方の利きを利用できます。
8六銀打は6四角に守られ、7七銀と8七歩を狙います。3筋の攻めを受けた後、先手玉に近い8筋へ攻めを移す例です。
この変化の振り返り次は8六銀への先手の受けを見て、7七銀か8七歩へ働きかけます。6四角が8六銀を支えますが、先手には角と銀が手持ちです。反撃を続ける前に5一玉への打ち込みと、角の利きを遮られる受けを確認します。
先手側を学びます。雁木側の8六銀に対し、8八へ銀を打つ受けです。7七銀成に玉で取り返す選択から、8筋の交換後に玉を7八へ収めるまで確認します。
この手順を盤面で確認する36手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
8八へ銀を打ち、7七銀を支えます。7七で取り返す駒を増やし、後手が銀を成ってきた場合の受けを用意します。
8六銀で7七銀を取り、成銀を作ります。先手は玉と8八銀のどちらで取り返すかを選ぶ場面です。この手は王手です。
ここでは玉で取り返し、8八銀を残します。銀で取る場合には再び8六銀と打つ余地が残るため、取り返す駒を変えて局面を進める選択です。
8六歩が8七歩に当たります。7七玉への王手ではありませんが、歩を交換した後に6四角の王手が生じる点を確認します。
8七歩で取り、8筋を交換します。6四角から8六への角筋が通っているため、次は角で取り返す順を見ます。
8六角が7七玉へ王手をかけます。角は8二飛が支えているため、玉で取ることはできません。玉を安全な場所へ動かします。
7八玉と引いて王手を避けます。8八銀を残して受けた結果、玉を7筋へ収められました。次は角への働きかけと、自玉の補強を考える局面です。
この変化の振り返り次は7八玉を安定させ、8六角に働きかける構想です。8八銀が残り、先手には角と銀を打つ余地があります。後手の8二飛が8六角を支えるため、角が近くに来たことだけで取れるとは考えず、玉への王手と角の退路を合わせて確認します。
後手の現代雁木・右銀を保留
後手側を学びます。先手が▲3七銀と上がり、早繰り銀を示した局面です。右銀を7一に残した後手雁木から、次の5二金で早い攻めに備えます。