基本から具体的な課題局面へ進む方に
西田&杉本の四間飛車研究
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手の四間飛車を、急戦と持久戦に分けて検討。エルモ急戦、右四間飛車、居飛車穴熊やミレニアムへの対応を深めます。
右四間飛車は、先手なら右から四つ目の4筋へ飛車を回し、腰掛け銀と合わせて4筋を攻める戦法です。左から四つ目の6筋へ振る四間飛車とは別の構想です。ここでは四間飛車側が左銀の配置を保留して迎える形を扱い、角交換で反撃できる条件と、居飛車側が仕掛けを急ぐ失敗を比べます。
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基本から具体的な課題局面へ進む方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手の四間飛車を、急戦と持久戦に分けて検討。エルモ急戦、右四間飛車、居飛車穴熊やミレニアムへの対応を深めます。
後手四間飛車の研究を深めたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
後手番の四間飛車に絞った研究書。居飛車穴熊、ミレニアム、右銀急戦、右四間飛車への対応と、後手の9筋位取りを扱います。
対四間飛車の攻防を知りたい方へ
マイナビ出版 ・ 2017年刊
右四間飛車と四間飛車の戦いを、急戦・左美濃・穴熊などの形から学びます。攻めの成功例と受け方を見比べ、仕掛けが成立する条件を整理したい方に。
右四間飛車を得意戦法にしたい方へ
マイナビ出版 ・ 2025年刊
さまざまな相手の構えに対し、右四間飛車の攻めをどう組み立てるかを学びます。対四間飛車から使う場面を広げ、得意な攻め筋で戦いたい方に。
右四間飛車の攻めを練習したい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
四間飛車などの振り飛車、雁木、矢倉、角換わりを相手にした右四間飛車の問題集。相手の陣形によって変わる攻め筋を確認できます。
相手の戦法に合わせた攻めを学ぶ
マイナビ出版 ・ 2020年刊
矢倉・雁木・四間飛車・三間飛車を相手に、右四間飛車の攻め方を学びます。飛角銀桂を集めるだけでなく、相手の囲いに合わせて仕掛けを選びたい方に。
右四間飛車は、先手なら右から四つ目の4筋へ飛車を回し、腰掛け銀と合わせて4筋を攻める戦法です。左から四つ目の6筋へ振る四間飛車とは別の構想です。ここでは四間飛車側が左銀の配置を保留して迎える形を扱い、角交換で反撃できる条件と、居飛車側が仕掛けを急ぐ失敗を比べます。
先手の右四間飛車を学びます。4八飛・5六銀から4筋を攻める構えです。後手は四間飛車。飛車側の銀を動かさず美濃に囲う相手に、先手も玉と金銀をまとめるところまで確認します。
この手順を盤面で確認する11手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手はさらに8二へ囲います。
右四間側も攻め一辺倒にせず、飛車と反対側へ囲います。
9四歩と突き、玉側の端に余裕を持たせます。端歩の位置は、のちの端攻めや玉の逃げ道にも関わります。
9六歩で応じます。後の角打ちで9九香が狙われる場合もあります。
4一金を5二へ。後手は左銀を動かさず、金銀を玉側にまとめます。
6八銀と7九金を組み合わせる玉の位置です。
美濃囲いができ、後手は攻めを受ける準備を進めます。
左銀を6八に置き、7九金や5九金を支える準備です。
5四歩と突き、5三へ銀を上がれるようにします。後手の左銀はまだ3一に残っています。
7八玉・6八銀・7九金でエルモ囲いの骨格ができます。
後手は6四歩まで進め、角と3一銀は初形の位置に残しました。この形には、勢いだけで4五歩と仕掛けないことが大切です。相手が3二銀から4三銀へ進む比較手順とは、角交換を取り返す駒が異なります。仕掛けの形だけでなく、相手の左銀がどこにいるかを見ます。
この変化の振り返り次は左銀の位置を見て仕掛けを選びます。3一銀が動いていない相手に早い4五歩を決めると、角交換後の4六歩打や5五角が反撃になります。玉・金と桂を加える手を比較し、飛車と銀がそろっただけで攻め始めないようにします。
先手の失敗例です。後手の左銀が動いていない形に4五歩から攻めると、4六歩の打ち込みがあります。これを飛車で取る応手を選ぶと、5五角の両取りから香を失います。
この手順を盤面で確認する22手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が4五歩と仕掛ける失敗例です。後手の低い銀が、角交換後の受けに働きます。
4四歩で4五歩を取ります。
2二角成で角を交換します。
3一銀が2二へ。飛車を受けに使わず角を取り返せる形です。
5六銀が4五へ出ましたが、銀の後ろに歩を打たれる筋があります。
4六歩打で先手の飛車の進路に働きかけます。飛車で取ると5五角があります。
4六飛で歩を取ると、飛車と9九香の両取りをかけられます。
5五角打が4六飛と9九香に利きます。角交換で8八が空いたことも利きに関係します。
4八飛で飛車を助ける進行例です。9九香への角の利きは残ります。
9九角成で先手は香を失いました。この局面では先手に持ち歩が二枚ある一方、後手は香を持ち、馬も作っています。飛車で歩を取った失敗の結果です。
この変化の振り返り先手は次に9九馬の侵入と持ち香による攻めに備える必要があります。失敗を避ける比較点は、4六歩打に飛車で取る前の局面です。歩を一枚得ても5五角が飛車と香へ当たるため、取り返しの手だけでなく飛車の退避も考えます。
先手側。5九金まで加えたエルモ型から、角交換後に銀ではなく飛車で歩を取る進行です。後手の4三歩打を見て飛車を引き、双方が銀・桂を使う局面まで比べます。
この手順を盤面で確認する26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
4五歩で角道を開ける準備をします。後で取り返す駒を慎重に選びます。
後手が4五歩を取りました。
先手から2二角成と交換します。
後手の左銀が2二へ移ります。
5六銀を残し、4五飛で歩を取り返します。銀を先に4五へ出す変化とは配置が違います。
4三歩打で受けます。後手は角交換後の低い陣形を生かして、急な成り込みを防ぎます。
4八飛と引いて次の攻めに備えます。今すぐ突破できる形とは考えません。
後手は2二銀を3三へ使います。
3七桂で4五や2五を狙います。
4四銀と出て、後手も4筋に駒を集めました。角は双方の持ち駒です。右四間側は飛車先を交換できましたが、ここから相手の銀に応じた攻めを考える局面です。
この変化の振り返り次は後手の4四銀に合わせ、3七桂と持ち角を加える攻めを考えます。4筋は銀と飛車が向き合うので、銀を交換した後にどちらの飛車が働くかが判断点です。低い銀を相手に歩を飛車で取った順を、別の銀配置へそのまま使わないようにします。
後手の四間飛車側を学びます。先手が3七桂と攻め駒を増やしたら、3五歩から飛車を回って桂頭を狙います。先手が銀を引き、歩を打って受けるところまで確認します。
この手順を盤面で確認する26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
3七桂で攻め駒を増やします。その代わり、3六への攻めに注意が必要です。
後手は3五歩と動きます。先手の3六歩をずらして、飛車を3筋に使う狙いです。
3六歩で取りました。3六が空き、後手の飛車が3筋へ回って桂頭を狙えるようになります。
3二飛で3五歩を狙い、その先の桂頭にも働きかけます。
5六銀を4七へ戻し、3六を守ります。攻めに使う銀が退いたことが、後手の反撃の成果です。
3五飛で歩を取ります。後手は歩を交換しながら飛車を働かせました。
3六歩打で飛車の縦の利きを止めます。この歩は4七銀に支えられています。
後手は3二飛へ戻りました。先手は銀を5六から4七へ引き、後手は一歩を持っています。桂を跳ねる前後で、両者の攻撃形がどう変わったかを比べます。
この変化の振り返り後手側は次に3六歩への圧力を保つか、角や銀を使うかを選びます。先手は4七銀で3六を支え直しているため、同じ歩攻めを繰り返せば突破できるわけではありません。桂頭を攻めた結果、相手の5六銀を引かせたことを次の駒組みに生かします。
後手が6二飛・5四銀と6筋へ力を集めた局面です。7七角と5六銀で備え、桂に角を追われた後の受けまでを並べます。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手は7七角とします。6筋だけでなく、相手の桂が8五へ跳ねる攻めにも備える必要があります。
後手は7三を空けます。右四間飛車では桂を7三から8五へ使い、角を追ってから攻める形があります。
5六銀を置き、相手が突きたい6五へ利かせます。先手の銀も中央へ出て、6筋の接点を支えます。
後手は7三桂とします。次の8五桂で7七角に当てる狙いを見ておきます。
先手は4筋を進める一例です。左側への攻めに対し、角の移動先と9九香の位置も確認します。
後手は5二金とします。先手は9八香と上がり、角交換で9九に馬ができる変化へ備えます。
9九香を9八へ上げます。角道が開いた後に△9九角成と入られても、香を取られない準備です。
8五桂が7七角に当たります。先手は角を8六へ移し、相手の6筋の突き捨てを見ます。
桂の当たりを避けます。角が7七を空けたので、6六歩が動くと後手の角が9九まで利く形になります。
後手が6五歩と仕掛けます。先手は角道が開いた後の馬の侵入も含め、歩を取る手を考えます。
6五の歩を取ります。後手の角が9九に成る道が通りますが、香を9八へ逃がした準備が働きます。
後手は9九へ成り込みます。先手は馬をすぐ捕まえるのでなく、金で出口を狭める受けを用意しています。
7九金は8八を押さえます。9八香は6八飛が横から支えているので、飛車と金で馬の出口に備える一例です。
この変化の振り返り後手の9九馬には斜めの移動経路があり、閉じ込めた形ではありません。先手は7九金で8八を押さえ、6八飛で9八香を支えています。これらの支えを保ちながら、6筋の反撃と馬による駒取りへの備えを考えます。
右四間飛車・早い仕掛けに角の両取り
先手の失敗例です。後手の左銀が動いていない形に4五歩から攻めると、4六歩の打ち込みがあります。これを飛車で取る応手を選ぶと、5五角の両取りから香を失います。