右四間飛車との攻防

右四間飛車の飛車・腰掛け銀の配置と、角交換後の攻め方を学びます。四間飛車側の受けと桂頭への反撃も確認します。

右四間飛車・低い銀には飛車で歩を取る

26手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒
  • 持ち駒なし
先手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
右四間飛車・低い銀には飛車で歩を取る△7四歩

右四間飛車・低い銀には飛車で歩を取る

先手側。5九金まで加えたエルモ型から、角交換後に銀ではなく飛車で歩を取る進行です。後手の4三歩打を見て飛車を引き、双方が銀・桂を使う局面まで比べます。

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右四間飛車との攻防の解説

右四間飛車の飛車・腰掛け銀の配置と、角交換後の攻め方を学びます。四間飛車側の受けと桂頭への反撃も確認します。

右四間飛車・飛車と腰掛け銀をそろえる

先手の右四間飛車を学びます。4八飛・5六銀から4筋を攻める構えです。後手は四間飛車。飛車側の銀を動かさず美濃に囲う相手に、先手も玉と金銀をまとめるところまで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

11手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △7一玉玉を7一へ

    後手はさらに8二へ囲います。

  2. ▲6八玉先手も玉を左へ

    右四間側も攻め一辺倒にせず、飛車と反対側へ囲います。

  3. △9四歩後手の端歩

    9四歩で玉側に空間を作ります。

  4. ▲9六歩端を受ける

    9六歩で応じます。後の角打ちで9九香が狙われる場合もあります。

  5. △5二金美濃の金を寄せる

    4一金を5二へ。後手は左銀を動かさず、金銀を玉側にまとめます。

  6. ▲7八玉先手の玉を7八へ

    6八銀と7九金を組み合わせる玉の位置です。

  7. △8二玉後手の玉を8二へ

    美濃囲いができ、後手は攻めを受ける準備を進めます。

  8. ▲6八銀守備の銀を6八へ

    左銀を6八に置き、7九金や5九金を支える準備です。

  9. △5四歩中央の空間を作る

    5四歩で5三を空けます。後手の左銀はまだ3一に残っています。

  10. ▲7九金金を7九へ

    7八玉・6八銀・7九金でエルモ囲いの骨格ができます。

  11. △6四歩左銀を保留した受け

    後手は6四歩まで進め、角と3一銀は初形の位置に残しました。この形には、勢いだけで4五歩と仕掛けないことが大切です。

    この変化の振り返り5六銀と4八飛を組み合わせ、玉も囲いました。仕掛けの判断では、相手の左銀が3一に残る形と4三へ上がる形を区別します。

右四間飛車・早い仕掛けに角の両取り

先手の失敗例です。後手の左銀が動いていない形に4五歩から攻めると、4六歩の打ち込みがあります。これを飛車で取る応手を選ぶと、5五角の両取りから香を失います。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

22手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲4五歩準備不足の仕掛け

    先手が4五歩と仕掛ける失敗例です。後手の低い銀が、角交換後の受けに働きます。

  2. △4五歩後手は歩を取る

    4四歩で4五歩を取ります。

  3. ▲2二角成先に角を交換する

    2二角成で角を交換します。

  4. △2二銀低い銀で取り返す

    3一銀が2二へ。飛車を受けに使わず角を取り返せる形です。

  5. ▲4五銀銀で歩を取り返す

    5六銀が4五へ出ましたが、銀の後ろに歩を打たれる筋があります。

  6. △4六歩打銀の後ろへ歩を打つ

    4六歩打で先手の飛車の進路に働きかけます。飛車で取ると5五角があります。

  7. ▲4六飛飛車で取る失敗

    4六飛で歩を取ると、飛車と9九香の両取りをかけられます。

  8. △5五角打角の両取り

    5五角打が4六飛と9九香に利きます。角交換で8八が空いたことも利きに関係します。

  9. ▲4八飛飛車を逃がす

    4八飛で飛車を助ける進行例です。9九香への角の利きは残ります。

  10. △9九角成香損と馬作りを確認

    9九角成で先手は香を失いました。この局面では先手に持ち歩が二枚ある一方、後手は香を持ち、馬も作っています。飛車で歩を取った失敗の結果です。

右四間飛車・低い銀には飛車で歩を取る

先手側。5九金まで加えたエルモ型から、角交換後に銀ではなく飛車で歩を取る進行です。後手の4三歩打を見て飛車を引き、双方が銀・桂を使う局面まで比べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲4五歩4筋から仕掛ける

    4五歩で角道を開ける準備をします。後で取り返す駒を慎重に選びます。

  2. △4五歩歩を取る

    後手が4五歩を取りました。

  3. ▲2二角成角を交換

    先手から2二角成と交換します。

  4. △2二銀銀で取り返す

    後手の左銀が2二へ移ります。

  5. ▲4五飛飛車で歩を取る

    5六銀を残し、4五飛で歩を取り返します。銀を先に4五へ出す変化とは配置が違います。

  6. △4三歩打歩で飛車先を止める

    4三歩打で受けます。後手は角交換後の低い陣形を生かして、急な成り込みを防ぎます。

  7. ▲4八飛飛車を戻す

    4八飛と引いて次の攻めに備えます。今すぐ突破できる形とは考えません。

  8. △3三銀銀を4筋に近づける

    後手は2二銀を3三へ使います。

  9. ▲3七桂桂を攻めに加える

    3七桂で4五や2五を狙います。

  10. △4四銀銀をぶつける準備

    4四銀と出て、後手も4筋に駒を集めました。角は双方の持ち駒です。右四間側は飛車先を交換できましたが、ここから相手の銀に応じた攻めを考える局面です。

    この変化の振り返り角交換の後に銀で取るか飛車で取るかを選び、歩で受けられた後は飛車を引きました。一度の交換で攻めを決めようとせず、次の支えを整える進行です。

右四間飛車・桂を跳ねると3筋から反撃

後手の四間飛車側を学びます。先手が3七桂と攻め駒を増やしたら、3五歩から飛車を回って桂頭を狙います。先手が銀を引き、歩を打って受けるところまで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲3七桂桂を跳ねる手を比較

    3七桂で攻め駒を増やします。その代わり、3六への攻めに注意が必要です。

  2. △3五歩桂頭へ歩を突く

    後手は3五歩と動きます。先手の3六歩をずらして、飛車を3筋に使う狙いです。

  3. ▲3五歩歩を取る応手

    先手が3五歩を取りました。3七桂の前に空間ができます。

  4. △3二飛飛車を3筋に回す

    3二飛で3五歩を狙い、その先の桂頭にも働きかけます。

  5. ▲4七銀銀を引いて桂頭を守る

    5六銀を4七へ戻し、3六を守ります。攻めに使う銀が退いたことが、後手の反撃の成果です。

  6. △3五飛飛車で歩を回収

    3五飛で歩を取ります。後手は歩を交換しながら飛車を働かせました。

  7. ▲3六歩打歩を打って受ける

    3六歩打で飛車の縦の利きを止めます。この歩は4七銀に支えられています。

  8. △3二飛飛車を引いて次の戦いへ

    後手は3二飛へ戻りました。先手は銀を5六から4七へ引き、後手は一歩を持っています。桂を跳ねる前後で、両者の攻撃形がどう変わったかを比べます。

    この変化の振り返り桂を前へ出すと、その頭が相手の攻めの目標にもなります。この進行では銀を戻す受けが必要になり、右四間の攻撃形も変わりました。

右四間飛車への対応

後手が6二飛・5四銀と6筋へ力を集めた局面です。7七角と5六銀で備え、桂に角を追われた後の受けまでを並べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲7七角角で8筋を守る

    先手は7七角とします。6筋だけでなく、相手の桂が8五へ跳ねる攻めにも備える必要があります。

  2. △7四歩桂の進路を用意する

    後手は7三を空けます。右四間飛車では桂を7三から8五へ使い、角を追ってから攻める形があります。

  3. ▲5六銀銀で6五を押さえる

    5六銀を置き、相手が突きたい6五へ利かせます。先手の銀も中央へ出て、6筋の接点を支えます。

  4. △7三桂桂を攻めへ使う

    後手は7三桂とします。次の8五桂で7七角に当てる狙いを見ておきます。

  5. ▲4六歩中央に余地を作る

    先手は4筋を進める一例です。左側への攻めに対し、角の移動先と9九香の位置も確認します。

  6. △5二金後手は金を整える

    後手は5二金とします。先手は9八香と上がり、角交換で9九に馬ができる変化へ備えます。

  7. ▲9八香香を先に逃がす

    9九香を9八へ上げます。角道が開いた後に△9九角成と入られても、香を取られない準備です。

  8. △8五桂桂で角を追う

    8五桂が7七角に当たります。先手は角を8六へ移し、相手の6筋の突き捨てを見ます。

  9. ▲8六角角を8六へ移す

    桂の当たりを避けます。角が7七を空けたので、6六歩が動くと後手の角が9九まで利く形になります。

  10. △6五歩6筋の歩を突く

    後手が6五歩と仕掛けます。先手は角道が開いた後の馬の侵入も含め、歩を取る手を考えます。

  11. ▲6五歩歩を取り、角道を開ける

    6五の歩を取ります。後手の角が9九に成る道が通りますが、香を9八へ逃がした準備が働きます。

  12. △9九角成後手が馬を作る

    後手は9九へ成り込みます。先手は馬をすぐ捕まえるのでなく、金で出口を狭める受けを用意しています。

  13. ▲7九金金で馬の働きを抑える

    7九金は8八を押さえます。9八香は6八飛が横から支えているので、飛車と金で馬の出口に備える一例です。

    この変化の振り返り先に9八香と上がり、9九に馬を作られた後は金で出口を押さえました。香を守る飛車の横利きを残すことも、受けの条件です。