向かい飛車

飛車を先手なら8筋、後手なら2筋へ振り、相手の飛車と向かい合う戦型です。飛車先の受けと、歩交換後の反撃がポイントです。

ダイレクトの逆棒銀

18手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒
  • 1
先手持ち駒手番
  • 1
この一手の解説△7二銀

ダイレクトの逆棒銀の狙い

後手側を学びます。2四歩から銀を進め、3六銀と受けられた後は3二金で飛車を支えます。歩で追われたら銀を引くところまで確認します。

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19手目の分岐

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向かい飛車の全体像をつかむ

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先手向かい飛車の仕掛けを研究する

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ダイレクト向かい飛車の解説

ダイレクト向かい飛車の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。後手側で、3三銀型の駒組みと6五角への二つの応手を学びます。

ダイレクト向かい飛車

後手側を学びます。10手目の△2二飛まで進めた局面から始めます。4二飛を経由せず、直接2二へ振るのが特徴です。ここから先手が囲いを進める場合と、6五角を打つ場合を比べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲7八玉先手が囲いを進める

    先手が6五角を打たず、7八玉と囲う場合です。後手も飛車から玉を離します。

  2. △6二玉後手玉を右へ運ぶ

    6二玉から7二、8二へ進めます。2筋の飛車の攻めと玉の囲いを分ける駒組みです。

  3. ▲4六歩先手が銀の出口を作る

    4六歩で4七銀を可能にします。後手はこの銀が2五を守れるかを見ながら、逆棒銀の機会を探します。

  4. △7二玉玉を7二へ

    後手玉をもう一つ飛車から離します。先手の左銀が8八にいることも、双方の囲いの違いです。

  5. ▲4七銀先手の右銀が4七へ

    4七銀は中央を受け持ちます。2筋をすぐには守らないので、後手には2四歩から動く余地があります。

  6. △8二玉後手玉を8二へ

    後手玉が囲いの場所に着きました。次に7二銀を上げて片美濃を完成させます。

  7. ▲2五歩先手が飛車先を伸ばす

    2五歩が逆棒銀の目標になります。先手が3七桂で2五を守るかどうかに注目します。

  8. △7二銀後手の片美濃を作る

    8二玉・7二銀・6一金がそろいました。攻めの3三銀と守りの7二銀の役割を確認しましょう。

    この変化の振り返り角を交換し、左銀を4二・3三へ使って飛車を2二へ回しました。早く向かい飛車にする分、持ち角への備えを確かめながら囲います。

ダイレクトの逆棒銀

後手側を学びます。2四歩から銀を進め、3六銀と受けられた後は3二金で飛車を支えます。歩で追われたら銀を引くところまで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲5八金右先手が金を上げる

    先手が5八金右と中央を補強します。2五を守る駒はまだないので、後手は飛車先へ銀を繰り出せます。

  2. △2四歩2筋から歩を交換する

    2四歩をぶつけます。飛車が2二にいるので、銀で取り返した後も後ろから支えられます。

  3. ▲2四歩先手が歩を取る

    2四歩と取りました。後手の3三銀が2四へ進めます。

  4. △2四銀銀で取り返す

    2四銀となり、次の2五銀を見せます。先手の飛車を押さえる逆棒銀の形です。

  5. ▲3六銀先手が銀で進出を防ぐ

    3六銀が2五を守ります。後手は飛車に金の支えを付け、3五歩で銀を追う構想も持てます。

  6. △3二金金で飛車を支える

    3二金が2二飛と2三を守ります。先手の銀が動いた後の角打ちにも備えられる配置です。

  7. ▲2五歩打先手が歩で銀を追う

    2五歩打で2四銀に当てます。後手は銀を引き、先手の歩が飛車の前を止める形を残します。

  8. △3三銀銀を引いて次の機会へ

    3三銀へ引きます。持ち歩を得たことと、先手が2五へ歩を打ったことを確認して、次の攻めの組み立てを考えます。

    この変化の振り返り歩を銀で取り返して前へ出し、相手が2五を守るときは銀を戻しました。飛車を金で支えることと、攻め銀の退路を残すことが要点です。

3七桂を見て銀を中央へ

後手側を学びます。先手が3七桂で2五を守る場合、銀を4四から5五へ転用する一例です。逆棒銀の成功だけを目指さず、相手の守りに合わせて攻める場所を変えます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲3六歩先手が桂を使う準備

    3六歩で3七を空けます。3七桂で2五を守られると、単純に逆棒銀を進めにくくなります。

  2. △9四歩後手が端に余地を作る

    9四歩で玉の周りに余地を作ります。先手の桂を見て、3三銀の使い道を選びます。

  3. ▲3七桂桂で2五を支える

    3七桂が2五と4五へ利きます。後手は2四銀〜2五銀に固執せず、銀を中央へ運べます。

  4. △4四銀銀を4四へ使う

    4四銀は3五・5五へ出る準備です。2二飛が2筋を受け持つため、銀がこの場所を離れても飛車先に備えられます。

  5. ▲5八金右先手が中央を補う

    5八金右で5七を支えます。後手は相手の銀との間合いを見て銀を進めます。

  6. △5五銀銀を中央の拠点へ

    5五銀が4六歩や6六を狙います。今度は2筋だけでなく、先手玉に近い中央側から攻める構想です。

    この変化の振り返り相手の3七桂が2五へ利くため、銀を4四から中央へ使いました。逆棒銀に固定せず、相手の守りに合わせて銀の進路を変えます。

6五角・4三角成の変化

後手側を学びます。6五角に7四角を合わせ、先手が4三角成を選んだ変化です。馬を金で追った後、こちらの角も金で狙われるので交換後の駒の使い方まで見ます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲6五角打先手が6五へ角を打つ

    6五角は4三と8三の歩を狙います。後手は一方の歩を守るだけでなく、持ち角をぶつける手があります。

  2. △7四角打角を合わせて反撃する

    7四角が6五角に当たります。先手が4三へ成るか、7四の角を取るかで、ここから実際の手順が分かれます。

  3. ▲4三角成先手が歩を取って成る

    4三角成で馬を作りました。7四角が6五への退路を押さえているので、後手は金を上げて馬を追えます。

  4. △5二金左金で馬に当てる

    5二金左が4三馬に当たります。3三銀・5三歩と金が周囲を守り、馬の逃げ道を制限します。

  5. ▲5二馬先手が馬で金を取る

    馬と金を交換する進行です。後手はもう一枚の金で取り返します。

  6. △5二金もう一枚の金で取る

    5二金で馬を取り、後手が角を持ちます。先手は手に入れた金を7五へ打てます。

  7. ▲7五金打先手も角を追う

    7五金打が7四角に当たります。後手の角にも退路が少ないので、次の交換を見越して飛車を働かせます。

  8. △4二飛歩のない4筋へ飛車を使う

    4二飛とし、4筋を受け持ちます。4三の歩がなくなったことを、飛車を使う通路として生かします。

  9. ▲5八金右先手が交換を保留する

    5八金右と中央を補強する一例です。後手は角の逃げ道を作る手を入れます。

  10. △6四歩角の退路を空ける

    6四歩で6三が空きました。先手は角を取るか、逃げられるかを選ぶ局面になります。

  11. ▲7四金先手が角を取る

    7四金で角を取りました。後手は7三歩で取り返せます。

  12. △7四歩歩で金を取り返す

    お互いが角と金を持つ局面です。単なる歩得で終わらず、大駒と金を交換する力戦へ進むことを確認しましょう。

    この変化の振り返り6五角には7四角を打ち返し、馬を作られた後は金と飛車で働きかけました。最初の歩取りから、角と金を交換する攻め合いへ移る変化です。

6五角・角を取り合う変化

後手側を学びます。7四角の交換後に先手が角を打ち直す変化です。2筋の歩で飛車を浮かせ、4四角の両取りから、飛車を引かれた一例で8八銀を取るまで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

12手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲7四角先手が角を取る

    先手が7四角と交換を選びます。後手は7三歩で取り返すため、7筋の歩の位置が変わります。

  2. △7四歩歩で角を取る

    7四歩となりました。後手も角を持ち駒に戻し、先手の7五歩に備えます。

  3. ▲7五歩先手が7筋を突き捨てる

    7五歩で後手の歩を前へ誘います。後手の7三歩を7五まで誘い、7四角を支える歩をなくす狙いです。

  4. △7五歩後手が歩を取る

    7五歩が7六へ利きます。後手は7三の歩を動かした代わりに、歩を一枚持ちました。後の2筋への歩打ちに使えます。

  5. ▲6五角打先手が角を打ち直す

    再び6五角です。今度は7三の歩が動いているので、7四角を合わせても同角の後に歩で取り返せません。最初の6五角と同じ応手では対応できない局面です。

  6. △2四歩後手は2筋へ切り返す

    2四歩から飛車先を伸ばします。先手が馬を作る間に、持ち歩と飛車で2筋へ働きかけます。

  7. ▲4三角成先手が歩を取って成る

    先手は4三に馬を作ります。後手は金で一度追い、2筋の攻めにつなげます。

  8. △5二金右金で馬を追う

    5二金右が4三馬に当たります。この変化では7四に後手角がないので、馬は6五へ戻れます。

  9. ▲6五馬馬が6五へ戻る

    馬が引いて4筋の当たりを避けました。後手は2筋の歩をもう一つ進めます。

  10. △2五歩歩を突き捨てる

    2五歩を取らせ、2筋の自分の歩をなくします。これで2六へ持ち歩を打てます。

  11. ▲2五歩先手が歩を取る

    先手は2五歩と取りました。2六が空き、持ち歩を垂らす場所になります。

  12. △2六歩打飛車の前へ歩を垂らす

    2六歩打で2七歩成を見せます。先手が飛車で取ると、飛車と8八銀を同時に狙う角打ちがあります。

  13. ▲2六飛先手が飛車で歩を取る

    2六飛が前へ出ました。4四から2六と8八へ、二本の角の利きが通ります。

  14. △4四角打角で飛車と銀を狙う

    4四角打が2六飛と8八銀の両方に当たります。角交換で8八へ移った銀は玉から離れたままです。飛車を先に前へ誘い、この銀と同時に狙う組み合わせを覚えましょう。

  15. ▲2八飛飛車を引いても銀の守りは戻らない

    先手が2八飛へ引いた一例です。4八銀と6八玉が横の通路を止めているため、飛車は8八銀を守れません。3三角の両取りに2八飛で銀を守れる教材とは条件が違います。

  16. △8八角成銀を取り、両取りの結果を見る

    8八銀を取って馬を作りました。先手の飛車は4八銀・6八玉に遮られ、すぐには馬を取り返せません。この進行では後手が銀一枚を得るため、飛車を引くだけでは受けきれないと分かります。