向かい飛車の全体像をつかむ
1冊で全てわかる向かい飛車 その狙いと対策
マイナビ出版 ・ 2018年刊
ノーマル向かい飛車からメリケン・角交換型まで、代表的な形をまとめて学べます。攻める側の狙いと居飛車側の対応を見比べ、戦型の特徴をつかみたい方に。
阪田流向かい飛車は、後手が角交換を△3三金と取り返し、△2二飛と組み合わせる戦法です。銀で取り返すダイレクト向かい飛車と異なり、金を2四などへ使って飛車先を逆襲します。金を守りから攻めへ転用する狙いと、前へ出た金の支え・退路を確認します。
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向かい飛車の全体像をつかむ
マイナビ出版 ・ 2018年刊
ノーマル向かい飛車からメリケン・角交換型まで、代表的な形をまとめて学べます。攻める側の狙いと居飛車側の対応を見比べ、戦型の特徴をつかみたい方に。
実戦の構想を学びたい方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
佐藤康光の実戦を題材に、ダイレクト向かい飛車の方針を学びます。定跡を覚えた後、局面に合わせてどう戦うかを考えるための一冊です。
角交換から積極的に戦いたい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
序盤に角を交換し、向かい飛車から主導権を狙う指し方を学ぶ戦術書。通常の向かい飛車に加えて、後手番の攻める選択肢を持ちたい方に向いています。
先手向かい飛車の仕掛けを研究する
毎日コミュニケーションズ ・ 2010年刊
角道を開けた先手向かい飛車で、8筋から反撃するタイミングを学びます。急戦と持久戦を比較し、相手の駒組みの違いを読み分けたい上級者向けの一冊です。
阪田流向かい飛車は、後手が角交換を△3三金と取り返し、△2二飛と組み合わせる戦法です。銀で取り返すダイレクト向かい飛車と異なり、金を2四などへ使って飛車先を逆襲します。金を守りから攻めへ転用する狙いと、前へ出た金の支え・退路を確認します。
後手側を学びます。角交換を3三金と取り返し、△2二飛を組み合わせた阪田流の局面です。金が攻めに参加する配置を確認し、片美濃まで囲います。
この手順を盤面で確認する10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が左側へ囲います。後手も飛車側から玉を離しておきます。
玉を右へ運びます。攻めの3三金はそのままにし、右側の金銀で玉を囲います。
4八銀から中央へ使う準備です。後手は銀が2筋を守る前に動けるかを見ます。
玉をさらに右へ進めます。攻めの金を使った後も、玉の周りの金銀を残す方針です。
4六歩は4七銀の準備です。後手は片美濃の完成を目指します。
8二玉とし、2筋の戦場から離します。次に7二銀を上げます。
先手は右銀を中央に置きました。2五の歩を金で狙うか、さらに駒組みするかを考える局面です。
7二銀は7三・8三と6一金を守り、8二玉の前を固めます。2二飛・3三金の攻めと、8二玉・7二銀・6一金の片美濃を両立させる一例です。
この変化の振り返り次は3三金を2筋へ使う構想です。銀を使う通常のダイレクト向かい飛車と違い、金は横に動ける一方、斜め後ろには戻れません。相手が飛車を2筋から外す場合も含め、金を進めた後の退路と3一銀の守りを確認します。
後手側を学びます。阪田流の特徴である2四歩〜同金の逆襲を確認します。銀の逆棒銀と比べ、金の動き方と退路の違いも覚えましょう。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5八金右で5七を守る一例です。2五の歩を守る銀や桂がまだないため、後手は金で取り返す歩交換を考えます。
2四歩で先手の2五歩に働きかけます。交換後は3三金が2四へ進みます。
先手の歩が2四へ来ました。後手は銀の代わりに金で取り返します。
2四金が2二飛に支えられています。2五へ進んで飛車先を押さえるのが狙いです。金は斜め後ろに戻れないので、銀と同じ退路を使えるわけではありません。
先手は3六歩で3七を空けます。後手は金を2五へ進め、2筋を押さえる形を選びます。
2五金を2二飛が後ろから支えています。先手の飛車は金を無理に取るのではなく、使う筋を変えられます。
先手は飛車を3八へ回りました。2筋にこだわらず、3六歩と組み合わせて3筋を使う方針です。
後手は2四歩を打ち、前の2五金を支えます。金は銀のように斜め後ろへ戻れないため、支えを用意する意味があります。
先手は5六銀とし、中央からの攻めも見ます。後手は左銀を使って2筋の後方を整えます。
3二銀が2三を守ります。飛車・金・歩で2筋を押さえつつ、後方を銀で補った局面です。2五銀なら斜め後ろへ引ける場合でも、金には同じ動きがありません。進出を決めるときに退路も確認します。
この変化の振り返り次は2五金をさらに使うか、相手の飛車の移動に合わせて組み直すかを選びます。2四歩が金を支えていますが、その歩は金が真後ろへ戻る場所もふさいでいます。銀と同じ退路を想定せず、3八飛と持ち角からの反撃を見て進出を判断します。
後手側を学びます。先手が2六へ歩を打ち、進んできた金を飛車で取る失敗例です。2二飛の支えがあるため、金を取った後に先手の飛車も取られます。
この手順を盤面で確認する24手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手は2六歩と打ちました。後手は金で取れますが、先手はその金を飛車で取ってよいか慎重に判断する必要があります。
後手は2六歩を金で取ります。2二飛から2六金まで、間に駒はありません。
先手は金を取りましたが、後手の2二飛の利きの上へ自分の飛車を出してしまいました。
後手は飛車を取りました。この交換で先手が得たのは金、失ったのは飛車です。金を無理に取らず、飛車を別の筋へ使う基本例と比べましょう。
この変化の振り返り飛車を得た後は、2六飛の安全と持ち飛車の使い道を考えます。先手は金と角を持っているため、打ち込みの応酬にも備えが必要です。金を取る前に飛車の取り返しがあるかを確認する、という元の分岐へ戻って失敗の条件を比べましょう。
阪田流向かい飛車
後手側を学びます。角交換を3三金と取り返し、△2二飛を組み合わせた阪田流の局面です。金が攻めに参加する配置を確認し、片美濃まで囲います。