向かい飛車の全体像をつかむ
1冊で全てわかる向かい飛車 その狙いと対策
マイナビ出版 ・ 2018年刊
ノーマル向かい飛車からメリケン・角交換型まで、代表的な形をまとめて学べます。攻める側の狙いと居飛車側の対応を見比べ、戦型の特徴をつかみたい方に。
飛車を先手なら8筋、後手なら2筋へ振り、相手の飛車と向かい合う戦型です。飛車先の受けと、歩交換後の反撃がポイントです。
19手目の分岐
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向かい飛車の全体像をつかむ
マイナビ出版 ・ 2018年刊
ノーマル向かい飛車からメリケン・角交換型まで、代表的な形をまとめて学べます。攻める側の狙いと居飛車側の対応を見比べ、戦型の特徴をつかみたい方に。
角交換から積極的に戦いたい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
序盤に角を交換し、向かい飛車から主導権を狙う指し方を学ぶ戦術書。通常の向かい飛車に加えて、後手番の攻める選択肢を持ちたい方に向いています。
ダイレクト向かい飛車の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。後手側で、3三銀型の駒組みと6五角への二つの応手を学びます。
後手側を学びます。10手目の△2二飛まで進めた局面から始めます。4二飛を経由せず、直接2二へ振るのが特徴です。ここから先手が囲いを進める場合と、6五角を打つ場合を比べます。
この手順を盤面で確認する10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が6五角を打たず、7八玉と囲う場合です。後手も飛車から玉を離します。
6二玉から7二、8二へ進めます。2筋の飛車の攻めと玉の囲いを分ける駒組みです。
4六歩で4七銀を可能にします。後手はこの銀が2五を守れるかを見ながら、逆棒銀の機会を探します。
後手玉をもう一つ飛車から離します。先手の左銀が8八にいることも、双方の囲いの違いです。
4七銀は中央を受け持ちます。2筋をすぐには守らないので、後手には2四歩から動く余地があります。
後手玉が囲いの場所に着きました。次に7二銀を上げて片美濃を完成させます。
2五歩が逆棒銀の目標になります。先手が3七桂で2五を守るかどうかに注目します。
8二玉・7二銀・6一金がそろいました。攻めの3三銀と守りの7二銀の役割を確認しましょう。
この変化の振り返り角を交換し、左銀を4二・3三へ使って飛車を2二へ回しました。早く向かい飛車にする分、持ち角への備えを確かめながら囲います。
後手側を学びます。2四歩から銀を進め、3六銀と受けられた後は3二金で飛車を支えます。歩で追われたら銀を引くところまで確認します。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が5八金右と中央を補強します。2五を守る駒はまだないので、後手は飛車先へ銀を繰り出せます。
2四歩をぶつけます。飛車が2二にいるので、銀で取り返した後も後ろから支えられます。
2四歩と取りました。後手の3三銀が2四へ進めます。
2四銀となり、次の2五銀を見せます。先手の飛車を押さえる逆棒銀の形です。
3六銀が2五を守ります。後手は飛車に金の支えを付け、3五歩で銀を追う構想も持てます。
3二金が2二飛と2三を守ります。先手の銀が動いた後の角打ちにも備えられる配置です。
2五歩打で2四銀に当てます。後手は銀を引き、先手の歩が飛車の前を止める形を残します。
3三銀へ引きます。持ち歩を得たことと、先手が2五へ歩を打ったことを確認して、次の攻めの組み立てを考えます。
この変化の振り返り歩を銀で取り返して前へ出し、相手が2五を守るときは銀を戻しました。飛車を金で支えることと、攻め銀の退路を残すことが要点です。
後手側を学びます。先手が3七桂で2五を守る場合、銀を4四から5五へ転用する一例です。逆棒銀の成功だけを目指さず、相手の守りに合わせて攻める場所を変えます。
この手順を盤面で確認する18手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
3六歩で3七を空けます。3七桂で2五を守られると、単純に逆棒銀を進めにくくなります。
9四歩で玉の周りに余地を作ります。先手の桂を見て、3三銀の使い道を選びます。
3七桂が2五と4五へ利きます。後手は2四銀〜2五銀に固執せず、銀を中央へ運べます。
4四銀は3五・5五へ出る準備です。2二飛が2筋を受け持つため、銀がこの場所を離れても飛車先に備えられます。
5八金右で5七を支えます。後手は相手の銀との間合いを見て銀を進めます。
5五銀が4六歩や6六を狙います。今度は2筋だけでなく、先手玉に近い中央側から攻める構想です。
この変化の振り返り相手の3七桂が2五へ利くため、銀を4四から中央へ使いました。逆棒銀に固定せず、相手の守りに合わせて銀の進路を変えます。
後手側を学びます。6五角に7四角を合わせ、先手が4三角成を選んだ変化です。馬を金で追った後、こちらの角も金で狙われるので交換後の駒の使い方まで見ます。
この手順を盤面で確認する10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
6五角は4三と8三の歩を狙います。後手は一方の歩を守るだけでなく、持ち角をぶつける手があります。
7四角が6五角に当たります。先手が4三へ成るか、7四の角を取るかで、ここから実際の手順が分かれます。
4三角成で馬を作りました。7四角が6五への退路を押さえているので、後手は金を上げて馬を追えます。
5二金左が4三馬に当たります。3三銀・5三歩と金が周囲を守り、馬の逃げ道を制限します。
馬と金を交換する進行です。後手はもう一枚の金で取り返します。
5二金で馬を取り、後手が角を持ちます。先手は手に入れた金を7五へ打てます。
7五金打が7四角に当たります。後手の角にも退路が少ないので、次の交換を見越して飛車を働かせます。
4二飛とし、4筋を受け持ちます。4三の歩がなくなったことを、飛車を使う通路として生かします。
5八金右と中央を補強する一例です。後手は角の逃げ道を作る手を入れます。
6四歩で6三が空きました。先手は角を取るか、逃げられるかを選ぶ局面になります。
7四金で角を取りました。後手は7三歩で取り返せます。
お互いが角と金を持つ局面です。単なる歩得で終わらず、大駒と金を交換する力戦へ進むことを確認しましょう。
この変化の振り返り6五角には7四角を打ち返し、馬を作られた後は金と飛車で働きかけました。最初の歩取りから、角と金を交換する攻め合いへ移る変化です。
後手側を学びます。7四角の交換後に先手が角を打ち直す変化です。2筋の歩で飛車を浮かせ、4四角の両取りから、飛車を引かれた一例で8八銀を取るまで確認します。
この手順を盤面で確認する12手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手が7四角と交換を選びます。後手は7三歩で取り返すため、7筋の歩の位置が変わります。
7四歩となりました。後手も角を持ち駒に戻し、先手の7五歩に備えます。
7五歩で後手の歩を前へ誘います。後手の7三歩を7五まで誘い、7四角を支える歩をなくす狙いです。
7五歩が7六へ利きます。後手は7三の歩を動かした代わりに、歩を一枚持ちました。後の2筋への歩打ちに使えます。
再び6五角です。今度は7三の歩が動いているので、7四角を合わせても同角の後に歩で取り返せません。最初の6五角と同じ応手では対応できない局面です。
2四歩から飛車先を伸ばします。先手が馬を作る間に、持ち歩と飛車で2筋へ働きかけます。
先手は4三に馬を作ります。後手は金で一度追い、2筋の攻めにつなげます。
5二金右が4三馬に当たります。この変化では7四に後手角がないので、馬は6五へ戻れます。
馬が引いて4筋の当たりを避けました。後手は2筋の歩をもう一つ進めます。
2五歩を取らせ、2筋の自分の歩をなくします。これで2六へ持ち歩を打てます。
先手は2五歩と取りました。2六が空き、持ち歩を垂らす場所になります。
2六歩打で2七歩成を見せます。先手が飛車で取ると、飛車と8八銀を同時に狙う角打ちがあります。
2六飛が前へ出ました。4四から2六と8八へ、二本の角の利きが通ります。
4四角打が2六飛と8八銀の両方に当たります。角交換で8八へ移った銀は玉から離れたままです。飛車を先に前へ誘い、この銀と同時に狙う組み合わせを覚えましょう。
先手が2八飛へ引いた一例です。4八銀と6八玉が横の通路を止めているため、飛車は8八銀を守れません。3三角の両取りに2八飛で銀を守れる教材とは条件が違います。
8八銀を取って馬を作りました。先手の飛車は4八銀・6八玉に遮られ、すぐには馬を取り返せません。この進行では後手が銀一枚を得るため、飛車を引くだけでは受けきれないと分かります。
3七桂を見て銀を中央への狙い
後手側を学びます。先手が3七桂で2五を守る場合、銀を4四から5五へ転用する一例です。逆棒銀の成功だけを目指さず、相手の守りに合わせて攻める場所を変えます。