角換わり

序盤に角を交換し、互いに角を持ち駒にして戦う戦型です。銀の進め方で作戦が分かれ、角を打ち込まれる隙にも気を配ります。

棒銀・端攻め

19手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 1
先手持ち駒
  • 1
この一手の解説▲2六銀

棒銀・端攻めの狙い

先手側を学びます。先手の銀が2六へ出た棒銀の局面です。後手が1四歩と受けた場合の銀香交換から、持ち角と持ち香の使い方までを学びます。

一手ずつ動かす
局面を移動
← → キーでも操作できます

20手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

広告・アフィリエイトリンクを含みます

楽天市場の書影

角交換後の指し方を整理したい方へ

角換わり 初段の常識

塚田泰明

マイナビ出版 ・ 2018年刊

棒銀・早繰り銀・腰掛け銀の違いと、それぞれの攻め筋を整理する一冊。基本形を中心に学び、角を持ち駒にした将棋への苦手意識を減らしたい方に向いています。

楽天市場の書影

短い問題で指し手の意味を覚える

ひと目の現代角換わり

長岡裕也

マイナビ出版 ・ 2024年刊

一問一答で、角換わりの攻め方や相手の狙いを確認する一冊。棒銀・早繰り銀への対応から腰掛け銀の攻防へと進み、盤面を見て考える練習をしたい方に。

ほかの本を見る(3冊)追加の本を閉じる
楽天市場の書影

角換わりの主要な形を広く学ぶ

現代角換わりのすべて

池永天志

マイナビ出版 ・ 2019年刊

腰掛け銀・棒銀・早繰り銀を横断して、角換わりの主要な攻防を学べます。特定の形だけでなく、相手が別の銀の使い方を選んだ場合にも備えたい方に。

楽天市場の書影

腰掛け銀をじっくり研究したい方へ

斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究

斎藤慎太郎

マイナビ出版 ・ 2020年刊

▲4八金・▲2九飛型の腰掛け銀を中心に、テーマ局面からの分岐を掘り下げます。基本を覚えたあと、手順の細かな違いまで盤に並べて確かめたい方に。

楽天市場の書影

早繰り銀を使いこなしたい方へ

最速で敵陣突破!角換わり早繰り銀

大石直嗣

マイナビ出版 ・ 2020年刊

銀を早く前へ繰り出して攻める早繰り銀の専門書。相早繰り銀・腰掛け銀・右玉・一手損角換わりへの対応を比べ、仕掛けのタイミングを学べます。

角換わりの基本と棒銀の解説

角換わりの基本と棒銀の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。角交換の基本から、棒銀の端攻めと5四角への備えを学びます。

角換わりの基本

7七角で8筋を受け、角交換後は7七銀へ。初形から持ち角のある将棋に変わる最初の14手です。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

初形からの手順です。

  1. ▲7六歩角道を開ける

    7七の歩を進めます。角換わりでは角を早く交換するので、その後に角を打たれる場所まで見て駒組みします。

  2. △8四歩後手は飛車先へ

    後手は8筋を進めます。先手は飛車先の歩を進めつつ、8筋を受ける準備をします。

  3. ▲2六歩先手も飛車先を伸ばす

    2八飛の前を開けます。歩交換を急がず、まず相手の8筋に対応します。

  4. △8五歩8筋の交換を見せる

    後手は8五歩とします。次の8六歩に備え、先手は角を7七へ上げます。

  5. ▲7七角角で8六を守る

    7七角が8六に利きます。後手が飛車で8六の歩を取る手をけん制する受けです。

  6. △3四歩双方の角が向き合う

    後手も角道を開けました。先手は角を交換されたときに銀で取り返す形を用意します。

  7. ▲8八銀銀で取り返す準備

    8八銀なら、7七で角を交換されても銀で取り返せます。守りの銀を働かせながら角交換に応じる形です。

  8. △3二金後手の金で2筋を守る

    3二金は2三を守ります。角を交換したあとの打ち込みにも備える配置です。

  9. ▲7八金金銀を連結する

    7八金で8八銀を支えます。金銀を離さずに角交換を迎えましょう。

  10. △7七角成後手から角を交換する

    後手の角が7七角を取って成りました。先手は用意した銀で馬を取ります。

  11. ▲7七銀銀が角の代わりに守る

    7七銀で馬を取り、角が双方の持ち駒になります。8六を守る役割が角から銀へ移りました。

  12. △2二銀後手も守りの銀を使う

    2二銀は次に3三へ上がれます。双方が角を持っているので、金銀の隙を作らないことが大切です。

  13. ▲3八銀攻めの銀を動かす

    右銀を3八へ上げます。2七へ進めれば棒銀、3七なら早繰り銀、4七から5六なら腰掛け銀です。

  14. △7二銀後手の右銀も準備する

    後手は7二銀と上がりました。ここから6四歩で6三を空け、銀を中央へ使う形を学びます。

    この変化の振り返り角交換を銀で取り返し、先手は7七銀・7八金で8筋を守りました。角を手持ちにした後は打ち込みに注意し、右銀をどう使うかで攻め方を選びます。

棒銀・端攻め

先手側を学びます。先手の銀が2六へ出た棒銀の局面です。後手が1四歩と受けた場合の銀香交換から、持ち角と持ち香の使い方までを学びます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △1四歩後手が端を受ける

    1四歩が1五に利くため、すぐ1五銀とは出られません。端の歩をぶつける準備へ切り替えます。

  2. ▲1六歩端歩を合わせる準備

    1六歩で1五歩の接触点を作ります。銀だけでなく香も攻めに参加させる構想です。

  3. △6三銀右銀を中央に置く

    後手は6三銀で中央を補います。先手は本格的に攻める前に玉を動かします。

  4. ▲6八玉居玉を解消する

    6八玉と寄ります。持ち角のある戦いでは、飛車を動かした後の王手筋にも備えます。

  5. △7四歩後手は桂の活用を準備

    7四歩で7三桂の余地を作りました。ここでは先手が端から仕掛ける進行を並べます。

  6. ▲1五歩端の歩をぶつける

    1五歩を取らせ、銀を1五へ進める足場を作ります。どの駒で取り返すかが大切です。

  7. △1五歩後手が歩を取る

    後手の歩が1五へ進みました。先手は香ではなく銀で取り返します。

  8. ▲1五銀銀を端へ出す

    1五銀と歩を取ります。香に取らせたあと自分の香を走らせ、相手の端を開く狙いです。

  9. △1五香香で銀を取る

    後手の香が銀を取りました。先手は銀を渡す代わりに香を持ち駒にし、端の攻めを続けます。

  10. ▲1五香香を走らせる

    1五香で取り返します。銀香交換なので駒得ではありませんが、端が開き、持ち香を攻めに使えます。

  11. △1三歩打後手は端を補う

    1三歩打で香の進出を止めます。先手は歩の裏側へ持ち歩を打つ手を考えます。

  12. ▲1二歩打垂れ歩で成りを狙う

    1二歩と打ち、次の1一歩成を狙います。持ち歩は先ほど1五銀で取った歩です。

  13. △2二銀銀が端を守る

    後手は2二銀で1一を守ります。銀の位置が変わったので、角と香の連係に進みます。

  14. ▲6六角打角を中央に打つ

    6六角から2二銀をにらみます。後手が6五歩と角を追うと、持ち香を8四に打つ攻めがあります。

  15. △6五歩歩で角を追う

    後手が6五歩とした場合です。先手は角を逃がすだけでなく、飛車に当てる手を探します。

  16. ▲8四香打持ち香を飛車に当てる

    8三が空いているので8四香が8二飛を狙います。角と銀の交換だけを見ず、盤の反対側も攻めに使います。

    この変化の振り返り端の歩を銀で取り返して香との交換につなぎ、1二歩と6六角で相手の駒を動かしました。手に入れた駒を、端だけでなく8筋へ使うのがこの攻めの要点です。

棒銀・△5四角への対応

後手が5四角を打った局面です。この角は2七への歩打ちを支えています。3八角であらかじめ補ってから銀交換する進行例を学びます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

22手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲3八角打2七を角で補う

    3八角を打って2七を守ります。△2七歩打には角で取れるので、飛車を追われる筋への備えになります。

  2. △4四歩後手は中央を補う

    4四歩で中央を整えます。先手は2七への歩打ちに備えたうえで、予定の歩交換を始めます。

  3. ▲2四歩2筋で仕掛ける

    2四歩とぶつけます。1五銀が2四を支え、後ろには2八飛が控えています。

  4. △2四歩後手が歩を取る

    後手の歩が2四へ来ました。先手は銀で取り返して守りの銀にぶつけます。

  5. ▲2四銀銀をぶつける

    2四銀と進み、3三銀との交換を狙います。3八角は2七の受けに残しておきます。

  6. △2四銀後手が銀を取る

    守りの銀が2四へ出ます。先手は飛車で取り返して、銀を持ち駒にします。

  7. ▲2四飛飛車で銀を回収する

    2四飛と進み、銀交換が成立しました。持ち銀の攻めと、飛車の退路を合わせて考える局面です。

  8. △3三金金で飛車をけん制する

    3三金は2四飛に当たります。3二が空くと5四角の利きが2一桂まで通るため、飛車で桂を取る手にも注意が必要です。

  9. ▲2八飛飛車を安全な位置へ戻す

    2八へ引きます。3八角で打ち込みに備えて銀を交換する、という一連の準備を覚えましょう。