角換わり

3筋から銀を使う攻めと、居玉で急いだときの王手飛車を比べます。

早繰り銀・銀交換

21手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 1
先手持ち駒
  • 1
この一手の解説▲4六銀

早繰り銀・銀交換の狙い

右銀を3七から4六へ出した早繰り銀の局面です。玉を6八へ動かして角打ちに備え、3五歩から銀交換する代表例を学びます。

覚えること

居玉を解消してから3五歩。銀を3五・2四へ進め、相手の守りの銀と交換する。

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角換わり早繰り銀の解説

角換わり早繰り銀の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。3筋から銀を使う攻めと、居玉で急いだときの王手飛車を比べます。

早繰り銀・銀交換

右銀を3七から4六へ出した早繰り銀の局面です。玉を6八へ動かして角打ちに備え、3五歩から銀交換する代表例を学びます。

要点居玉を解消してから3五歩。銀を3五・2四へ進め、相手の守りの銀と交換する。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

21手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △5四銀後手は腰掛け銀に構える

    5四銀で中央を押さえます。先手は攻めを急ぐ前に、角打ちの王手筋を消します。

  2. ▲6八玉先に玉を寄せる

    6八玉と動かして、1五角から5九玉を狙う筋を避けます。これから3筋を動かすための準備です。

  3. △4四歩後手は中央に備える

    4四歩と突く進行例です。先手は4六銀が支える3五で接触します。

  4. ▲3五歩3筋で銀を使う

    3五歩とぶつけます。相手が取れば銀を五段目へ進められます。

  5. △3五歩後手が歩を取る

    後手は3五歩と応じます。先手は4六銀で取り返し、2四への圧力を増やします。

  6. ▲3五銀銀を五段目へ

    3五銀は2四に利きます。右銀を前へ使って、後手の守りの銀との交換を目指します。

  7. △3四歩打後手は銀を追う

    3四歩打で銀を狙います。この教材では銀を下がる代わりに2筋へ働きかけます。

  8. ▲2四歩2筋の歩もぶつける

    2四歩を取らせれば、銀を2四へ進められます。3筋と2筋を組み合わせる攻めです。

  9. △2四歩後手が2筋を取る

    後手が2四歩と応じた場合です。先手は歩を銀で取って銀交換へ向かいます。

  10. ▲2四銀守りの銀にぶつける

    2四銀と進みます。相手の3三銀が取れば、飛車で取り返せます。

  11. △2四銀後手が銀交換に応じる

    後手の銀が2四へ出ました。先手は飛車を前へ出して回収します。

  12. ▲2四飛飛車で銀を取る

    飛車先の歩と銀を交換しました。玉を6八へ動かしてあるため、1五角は王手飛車になりません。

  13. △2三歩打歩で飛車を追う

    後手が2三歩打で受ける進行です。先手は飛車を引き、手にした銀の活用を考えます。

  14. ▲2八飛銀交換を終えて引く

    2八飛と戻ります。3筋の歩交換から銀を進め、2筋で銀を交換する流れです。

早繰り銀・居玉への王手飛車

居玉で早繰り銀を仕掛けた失敗例です。後手側で1五角の王手飛車を学び、先手が6八玉へ逃げた一例から、2四飛を取る結果まで並べます。

要点居玉には1五角の王手飛車。6八玉の後も2四飛への当たりが残り、飛車を失う理由を確認する。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

22手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲3五歩先手が居玉のまま急ぐ

    失敗例の入口です。先手は5九玉を動かさず3五歩と仕掛けました。ここからは後手側の反撃を学びます。

  2. △3五歩後手は歩を取る

    3筋の歩交換に応じます。先手が銀を進めると、3七が空いた状態になります。

  3. ▲3五銀先手の銀が前へ出る

    銀は3五へ進みましたが、玉は5九のままです。盤上の駒が空けた角道を追いましょう。

  4. △3四歩打銀を追って2筋へ誘う

    3四歩打で銀に当てます。先手が2筋を攻めたときの飛車の位置を見ます。

  5. ▲2四歩先手が2筋も仕掛ける

    2四歩から銀交換を目指しています。形だけ同じでも、玉の位置で反撃の有無が変わります。

  6. △2四歩2筋の歩を取る

    後手は2四歩と応じます。銀交換のあとに2四飛が現れる進行です。

  7. ▲2四銀先手が銀をぶつける

    先手の銀が2四へ来ました。後手は守りの銀で取り、持ち角の両取りを用意します。

  8. △2四銀銀を交換する

    後手は銀を取ります。次の2四飛に1五角打が王手と飛車取りを兼ねるか確認しましょう。

  9. ▲2四飛飛車が角打ちの射程に入る

    2四飛と5九玉が、1五からの二つの斜線上に並びました。2六・3七・4八はいずれも空所です。

  10. △1五角打王手飛車をかける

    1五角は5九玉へ王手をかけながら2四飛も狙います。玉を動かす一手を省いたために生じた反撃です。

  11. ▲6八玉王手を避けると飛車が残る

    先手が6八玉へ逃げた一例です。1五角の王手は解消しましたが、2四飛への当たりは残ります。飛車を逃がすだけでは王手を受けたことになりません。

  12. △2四角飛車を取り、失敗の結果を確認する

    2四角で飛車を取りました。この進行では先手に2四の角をすぐ取る駒がなく、銀交換の後に飛車一枚を失います。先に玉を6八へ動かす基本手順との違いです。

    失敗の理由:居玉への王手に対応する間に、飛車を取られる。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。