一手ごとの理由を知りたい方へ
1手ずつ解説する基本の矢倉
マイナビ出版 ・ 2022年刊
矢倉の駒組みから攻め合いまで、一手ずつ意味を追いながら学べます。加藤流や脇システムなどを、盤に並べてゆっくり理解したい方の入口に。
脇システムは、相矢倉で先手4六角・後手6四角を向かい合わせ、角交換の時機を争う戦法です。藤井矢倉では、飛車先を伸ばしたうえで早囲いを組み合わせます。本教材は7八玉・6八金の片矢倉にする例で、8八玉の金矢倉とは角交換後の隙や玉への王手のかかり方が変わります。
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一手ごとの理由を知りたい方へ
マイナビ出版 ・ 2022年刊
矢倉の駒組みから攻め合いまで、一手ずつ意味を追いながら学べます。加藤流や脇システムなどを、盤に並べてゆっくり理解したい方の入口に。
現代の構想を知りたい方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
急戦矢倉、矢倉対雁木、相雁木、現代相掛かりのテーマ局面を解説。2人の棋士の対話から、駒組みや仕掛けの考え方を学ぶ本です。
森下システムと雀刺しの基本を学ぶ方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
森下システムと雀刺しの攻防など、矢倉の基本手順を学ぶ一冊。2026年の新版ですが内容は1993年版と同じで、最近の急戦研究とは分けて読む本です。
後手の急戦に備えたい矢倉党へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
矢倉に組む途中で仕掛けられたときの対応を、▲7七銀型と▲6六歩型に分けて学びます。早繰り銀や左美濃急戦に備え、先手で矢倉を指し続けたい方に。
相矢倉の基本的な攻め筋を学ぶ
創元社 ・ 2003年刊
棒銀・スズメ刺し・▲3七銀戦法など、相矢倉の攻め筋を学ぶ基本書。理想的な形からの攻めを理解したい方に向いています。近年の急戦対策は別の本で補いましょう。
脇システムは、相矢倉で先手4六角・後手6四角を向かい合わせ、角交換の時機を争う戦法です。藤井矢倉では、飛車先を伸ばしたうえで早囲いを組み合わせます。本教材は7八玉・6八金の片矢倉にする例で、8八玉の金矢倉とは角交換後の隙や玉への王手のかかり方が変わります。
脇システムは、先手の4六角と後手の6四角を向かい合わせる相矢倉の戦法です。互いの角が利き合うため、どちらから、いつ角を交換するかで攻め駒の使い方が変わります。ここでは双方が金矢倉へ囲った後に角を交換し、先手が銀を端へ使う進行を学びます。
この手順を盤面で確認する27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は4三金とします。角が向き合ったまま、両者が玉を囲う手順です。
角が4六へ移ったので7九を通れます。交換の前に玉の安全も整えます。
後手は3一玉。双方が角交換を保留しています。
8八玉で囲いに入ります。攻めの銀は3七に置いたままです。
後手も2二玉。端歩を突き合うと、銀で端を攻める接点ができます。
飛車先の歩を進めます。銀を2六へ出すため、次に2五まで伸ばします。
7三銀なら6四で角を取り返せます。交換を受ける駒も確認しましょう。
棒銀の準備です。ただし、3七銀を先に動かすと角交換後の受けが変わるので順番を守ります。
後手は8筋で反撃を準備します。先手は端歩を合わせます。
1六歩と進めます。1五歩から銀を端へ出すための準備です。
1四歩型になりました。端の歩交換後、1五へ銀を進める攻めを学びます。
9六歩で玉側の端を整えます。ここでは両者の駒組みを終えてから角交換します。
双方の端歩が整いました。先手から角を交換するタイミングです。
6四角と取ります。3七銀を2六へ出す前に交換を済ませる順番です。
後手は6四銀で応じ、角が双方の持ち駒になります。打ち込みにも注意します。
棒銀の位置へ進めます。1五歩から銀を端へ出す準備が整いました。
6九角は4七歩を狙います。先手は端攻めで応じる進行例を並べます。
1五歩で接触します。取られた歩は銀で取り返します。
1五に歩が来ました。先手の銀を攻めに使える位置です。
1五銀で取り返します。銀香交換になっても香を走らせる狙いです。
後手の香が1五銀を取りました。次に先手が1九香で取り返すと、香を持ち駒にできます。その持ち香を攻めに使うところまでを一組で読みます。
1五香とします。駒損なので、持ち香を働かせて攻めをつなぐ必要があります。
後手は4七歩を取って成ります。お互いに攻めがあり、速さを比べる局面です。
持ち香を1九へ打ちます。前の香が進んだあとも後ろの香が支える形です。
1三歩打で香を止めます。先手は歩の裏へ打つ手を用意しています。
1二歩打で成りを狙います。角交換、棒銀、香を重ねる攻めという流れを覚えましょう。
この変化の振り返り次は1一歩成で端に拠点を作る狙いです。ただし、先手は銀を香と交換しており、後手には4七馬もあります。端の攻めの速さと、馬による自陣への攻めを比べて次の手を選びます。
後手からすぐ角交換された形です。銀が4六へ出る効果と、6一角から金の連結を崩す進行例を学びます。
この手順を盤面で確認する27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手から4六角を取る分岐です。先手は3七銀で取り返せるため、角交換が攻め銀を4六へ進める一手にもなります。先手から6四角と交換する形との違いです。
4六銀で角を取ります。角交換の一往復が、先手の銀の進出にもなりました。
4三金で金矢倉を目指します。先手も玉の入城を優先します。
持ち角のある局面なので、玉を囲ってから本格的に攻めます。
3一玉で囲いへ近づきます。先手は8八へ入ります。
金銀の内側へ玉を運びました。右銀はすでに4六で働いています。
2二玉の矢倉になりました。先手は銀を3五へ進める準備をします。
2六歩から2五歩へ進め、2四の接点を作ります。
7三銀から6四へ使う進行です。先手は飛車先を伸ばします。
2四歩で相手の守りの銀へ接触できるようにします。
後手も8筋の歩交換を見せます。先手は端を整えます。
ここでは端を突き合ってから攻めます。角打ちの候補地も確認します。
1四歩型です。先手は玉側にも余地を作ります。
9六歩で9七を空けます。次に持ち角を使う構想へ移ります。
駒組みが整いました。盤上の銀だけでなく、手持ちの角を攻めに加えます。
6一角は5二を通して4三金をにらみます。すぐに金を取るのではなく、3二金の守りを動かす狙いです。
後手が6四銀とした進行例です。先手は3筋から銀を進めます。
4六銀が3五を支えています。歩を取らせて銀を五段目へ出します。
3五歩と応じます。先手は右銀で取り返します。
3五銀が2四を支えます。角と銀を組み合わせた攻めです。
3四歩打が銀に当たります。先手は2筋の歩を動かして応じます。
2四歩で守りへ迫ります。後手が銀を取れば、2三歩成から3二金を動かす手が狙いになります。
ここでは銀を取る応手を並べます。先手の角の利きが攻めを支えます。
2三歩成で3二金に迫ります。金が2三へ取ると4三金への守りが外れます。この手は王手です。
3二金が2三へ移りました。6一角の利き上にある4三金が狙えます。
4三金を取って馬を作りました。先手は3五で銀を渡す代わりに金を得ています。3二金が2三へ動いたため、4三金を守れなくなったのがこの取り方の条件です。
この変化の振り返り金を取れたのは、後手が3五銀を取り、さらに2三のと金を金で取った場合です。得た金の使い道と4三馬の退路を考え、後手の持ち角による反撃にも備えます。銀を差し出せば常に金が取れるわけではありません。
藤井矢倉は、飛車先を早く伸ばす工夫と早囲いを組み合わせる構想です。この教材では3七銀・4六角を作り、脇システムの角の向き合い方を取り入れます。玉を8八まで運ぶ金矢倉とは違い、6八・7八と運んで6八金の片矢倉へまとめる例を確認します。
この手順を盤面で確認する28手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
7八金を指していないので、6八〜7八の経路を使えます。
後手も入城へ向かいます。先手は7八で玉を止めます。
8八へ入る一手を保留します。金を6八に寄せて、角打ちの隙を抑える片矢倉にします。
後手は2二玉。双方の玉の位置に一段の違いがあることを確認しましょう。
7八玉・6八金・6七金・7七銀の形です。藤井猛九段の構想で、端への一手などを早く指せる点を生かします。
この変化の振り返り△4六角には▲同銀と取り返せ、右銀を前へ出せます。角交換を見送られたら2六銀などの活用を検討します。7八玉・6八金の片矢倉を保ち、節約した手を攻めや端の備えへ使う構想です。
藤井矢倉・片矢倉と脇システム
藤井矢倉は、飛車先を早く伸ばす工夫と早囲いを組み合わせる構想です。この教材では3七銀・4六角を作り、脇システムの角の向き合い方を取り入れます。玉を8八まで運ぶ金矢倉とは違い、6八・7八と運んで6八金の片矢倉へまとめる例を確認します。