右玉

一手損角換わりから、早繰り銀への構えと反撃。

2四歩への2七歩・4九角

34手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒
  • 1
  • 1
先手持ち駒手番
  • 1
  • 1
この一手の解説△1四歩

2四歩への2七歩・4九角の狙い

後手側を学びます。2七歩で飛車を誘い、4九角で飛車と金を狙います。先手が2八飛で金を守る一例も並べ、角を切ってから2四銀の退路を押さえ、金銀との二枚替えになるところまで確認します。

覚えること

両取りの後の取り返しまで読む。2八飛には5八角成・同飛・3四銀とし、2四銀の退路を押さえる。

一手ずつ動かす
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35手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

7二金型の右玉の解説

7二金型の右玉の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。一手損角換わりから、早繰り銀への構えと反撃。

7二金型・早繰り銀を迎える

後手側を学びます。7二金・6二玉・8一飛を配置した局面です。一手損角換わりから早繰り銀を迎える形で、先手の3筋交換から得る持ち歩が反撃の材料になります。

要点7二金が6二玉と7三桂を支える。3筋の交換で持ち歩を得てから、2筋の攻防を考える。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲9六歩先手が端を整える

    9六歩とする進行です。後手も端を受けます。

  2. △9四歩端歩を受ける

    9四歩とします。先手が3筋を交換した後の持ち歩を使う形まで確認します。

  3. ▲3五歩先手が3筋で交換する

    3五歩で銀を前へ出す準備です。後手は歩で応じる進行を見ます。

  4. △3五歩歩を取って持ち歩を得る

    3五歩で先手の歩を取りました。この持ち歩は、2筋の攻防で使える材料になります。

  5. ▲3五銀先手が銀で取り返す

    3五銀で先手も歩を持ちました。後手は8筋の歩を8四で止めます。

  6. △8四歩飛車先を8四で止める

    8四歩とします。通常の8五歩型と違い、7三桂が8五へ跳ねられる空間を残しています。

  7. ▲7九玉先手が玉を寄せる

    7九玉とした進行です。5八金と2八飛の位置はそのままです。

  8. △1四歩7二金型の比較局面

    1四歩までで、先手の次の選択を比べます。2四歩を急ぐ手と、銀を4六へ戻して整える手では、後手の狙いも変わります。

2四歩への2七歩・4九角

後手側を学びます。2七歩で飛車を誘い、4九角で飛車と金を狙います。先手が2八飛で金を守る一例も並べ、角を切ってから2四銀の退路を押さえ、金銀との二枚替えになるところまで確認します。

要点両取りの後の取り返しまで読む。2八飛には5八角成・同飛・3四銀とし、2四銀の退路を押さえる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

34手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲2四歩先手が2筋を急ぐ例

    2四歩を突いて銀交換を目指した場合です。後手はすぐ銀を交換する前に、飛車の位置を変える手があります。

  2. △2四歩歩で取り返す

    2四歩と取ります。先手が銀で取った後は、後手の2筋に歩がなくなる点に注目します。

  3. ▲2四銀先手が銀で取る

    2四銀となりました。後手は3筋交換で得た持ち歩を、2七へ打てます。

  4. △2七歩打歩で飛車を呼び出す

    2七歩打が2八飛に当たります。2筋に自分の歩が残っていないため、二歩ではありません。

  5. ▲2七飛先手が飛車で取る場合

    2七飛で取った例です。飛車と5八金が同じ角の対角線で狙える配置になりました。

  6. △4九角打角で飛車と金を同時に狙う

    4九角打は2七飛と5八金の両取りです。ただし▲2八飛と引けば5八金を飛車で守れます。両取りだけで駒得と決めず、角を切った後の2四銀まで追いましょう。

  7. ▲2八飛飛車を逃がしながら金を守る

    2八飛から5八金までの横の通路は空いています。これで△5八角成には▲同飛と取り返せます。両取りが見えただけでは、ただで金を取れるとは限りません。

  8. △5八角成金を取り、角を渡す選択

    5八金を取りました。先手は飛車で馬を取れますが、後手には3四銀で2四銀の逃げ道を押さえる続きがあります。角と金だけの交換で判断しないのが要点です。

  9. ▲5八飛飛車で馬を取り返す

    5八飛で馬を取りました。ここまでなら後手は角を渡して金を得ただけです。次の3四銀によって、先手の2四銀が逃げにくくなることを確認します。

  10. △3四銀金・銀・端の駒で銀を囲む

    3四銀は2三・3五へ利きます。2四銀のほかの行き先も、3三は3二金、1三は1一香、1五は1四歩が押さえています。先手が銀だけを逃がそうとする続きを見ます。

  11. ▲1三銀成成って逃げても香が利く

    先手が1三へ銀を成った一例です。この成銀は1一香の利きの上にあり、後手は取り返せます。銀を成るだけでは逃げ切れません。

  12. △1三香角と金銀の二枚替えになる

    1三香で成銀を取りました。4九角を打った局面から数えると、後手は角一枚を渡す代わりに金と銀を得ています。飛車への両取りだけでなく、3四銀の退路封鎖までがこの進行の狙いです。

    取り返しも数える。角と金の交換の先に、2四銀を取る手がある。

銀を戻す手には3一飛の構想

後手側を学びます。先手が2四歩を急がず4六銀へ戻す場合です。3一飛と回る例から、銀を動かす前後で飛車の通路が変わる点を覚えます。

要点4六銀型には3一飛へ回る構想がある。3三銀が飛車の通路を止めており、2七歩も今は二歩になる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

34手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲4六銀先手が銀を戻して整える

    4六銀と戻ります。2四銀まで進めた形とは異なり、後手は直ちに2七歩を打てません。2三に自分の歩が残っています。

  2. △3一飛飛車を3筋へ使う

    3一飛へ回りました。3三には自分の銀がいるため、飛車の利きはそこで止まっています。銀を4四などへ使った後に3筋を働かせる構想です。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。