先手中飛車を一から学びたい方へ
1手ずつ解説する先手中飛車
マイナビ出版 ・ 2021年刊
初手▲5六歩から始まる先手中飛車を、一手ごとの意味を追って学びます。中央の位をどう生かすか、相手の形にどう対応するかを丁寧に確認したい方に。
5八金右超急戦は、ゴキゲン中飛車に対して先手が▲5八金右と構え、後手の△5六歩から囲いを作る前の激しい攻め合いに入る系統です。飛車先の交換、角の成り込み、持ち桂・持ち香による攻めが連続します。後手が△3二金と穏やかに進める選択と比べ、金を上がれば必ず超急戦になるわけではないことも確認します。
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先手中飛車を一から学びたい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
初手▲5六歩から始まる先手中飛車を、一手ごとの意味を追って学びます。中央の位をどう生かすか、相手の形にどう対応するかを丁寧に確認したい方に。
中飛車の構想をさらに深めたい方へ
マイナビ出版 ・ 2024年刊
中飛車と角交換振り飛車のテーマ局面を、対話形式で読み解く一冊。基本を覚えたあと、相手の対策への向き合い方や駒組みの発想を広げたい方に。
駒組みから中盤の攻めへつなげたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
中飛車の駒組みやゴキゲン中飛車封じへの対応、石田流の揺さぶりなどを紹介。駒組みと戦いの2部構成で、実戦の方針を考える本です。
後手のゴキゲン中飛車を用意する
マイナビ出版 ・ 2019年刊
超速など居飛車の有力な対策に、ゴキゲン中飛車側からどう応じるかを学びます。後手番でも中飛車を使い、相手の作戦に合わせた戦い方を持ちたい方に。
相振り飛車にも中飛車で対応する
マイナビ出版 ・ 2024年刊
相手も飛車を振ってきたとき、中飛車をどう指し続けるかを学びます。駒組みから一手ずつ理由を追えるので、相振り飛車への対応を整理したい中飛車党に。
穴熊の中盤の方針を学びたい方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
先手中飛車、角道を止める振り飛車、角交換振り飛車、相振り飛車の穴熊を実戦で解説。囲った後の駒の使い方や戦う方針を学べます。
5八金右超急戦は、ゴキゲン中飛車に対して先手が▲5八金右と構え、後手の△5六歩から囲いを作る前の激しい攻め合いに入る系統です。飛車先の交換、角の成り込み、持ち桂・持ち香による攻めが連続します。後手が△3二金と穏やかに進める選択と比べ、金を上がれば必ず超急戦になるわけではないことも確認します。
後手側を学びます。先手が▲5八金右とした超急戦の入口です。△5六歩で角道を開き、角交換・両取りから▲5五桂△6二玉までを確認します。分岐図では、玉を動かさず馬を失う例、香を使う続き、△3二金で攻め合いを避ける形も選べます。
この手順を盤面で確認する7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は5五歩と進めました。角交換の道が閉じた瞬間に、先手が2筋で動くのが超急戦の入口です。
2四歩とぶつけます。後手は歩交換後、5筋で反撃するか金で受けるかを選びます。
後手が歩を取ります。先手の飛車が2四へ出ても、現状では8八角成を指せません。
5五歩が角道を止めています。後手には5六歩で角道を開く手と、3二金で2筋を受ける手があります。
5六歩で角道を空けます。中央の歩交換と角交換を一度に起こし、先手の飛車の侵入に反撃します。
先手が5六歩と取ります。双方が持ち歩を得て、後手の角は8八まで届きます。
8八角成で角を持ち駒にします。先手にも角が渡るため、両取りだけで安心できない展開です。
先手の銀が8八へ動きました。後手の3三角打が飛車と銀の両取りになります。
3三角が2四飛と8八銀を狙います。ここでは先手が飛車を引かず、互いに大駒を成り込む例を続けます。
2一飛成で先手が桂を持ち駒にします。この桂の打ち場所が、直後の攻防を左右します。
8八角成で銀を取ります。後手も駒を得ましたが、玉は5一に残っていることに注意します。
5五桂打は5二飛の縦利きと8八馬の斜めの利きを同時に遮ります。先手の持ち角と組み合わせた王手も見ます。
6二玉と寄り、3三角打の王手を避けます。桂取りだけを考えず、持ち角による王手と馬の位置の関係まで確認する手です。
この変化の振り返り次は先手の2一龍と5五桂への対応を考えます。6二玉へ先に逃げたことで、3三角の王手を使って馬を取る筋を避けています。香を使う続きでは大駒と金銀の交換も起こるため、桂を取れるかだけでなく交換全体を読みます。
先手側で、後手が▲5五桂に△5四銀打と受けた失敗をとがめます。▲3三角打と▲6三桂成の王手を続け、桂が退いた角道で8八の馬を取るところまで進めましょう。△6二玉を先に指す基本手順との違いが要点です。
この手順を盤面で確認する19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5四銀打は5五桂を狙い、6三への桂成にも備える手です。しかし玉が5一にいるため、先手の▲3三角打が王手になります。馬を取られる筋を見落とした失敗例です。
3三角が5一玉を斜めに狙う王手です。後手は5五桂を取る前に王手へ対応しなければなりません。5五桂が動けば、角は8八馬にも届きます。
6二玉と逃げる例です。基本手順と同じ位置に玉を動かしても、先に3三へ角を打たれた分だけ条件が違います。先手は桂で王手を続けます。
6三の歩を取り、桂を成ります。成桂が6二玉へ王手をかけると同時に、5五が空いて3三角から8八馬への道が通りました。後手は馬を逃がす余裕がありません。
玉で成桂を取って王手を解消する一例です。ここで先手は8八の馬を取れます。王手への対応を続けさせることが、馬を逃がさない仕組みです。
8八の馬を取り、自分も馬を作りました。後手は先に銀を取っていても、大駒の角を失ってしまいます。▲5五桂には、角を打たれる前の△6二玉が大切だったと分かります。
この変化の振り返り次は2一龍と8八馬を協力させますが、先手は5九玉のままです。後手は桂を手にしており、角を取り返した利益を保つには自玉への王手も確認する必要があります。後手が6二玉を先に指す基本分岐なら、同じ王手の連続にはなりません。
先手側を学びます。▲5五桂△6二玉のあと、双方が香を取り、▲3三香打で攻めをつなぐ一例です。△2二銀打には、龍を取られる間に成香で銀と金を取ります。二枚替えが起こる27手目まで確認します。
この手順を盤面で確認する20手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
1一の香を取ります。龍は端に寄りますが、持ち香を3筋へ使えば別の攻め筋を作れます。後手はすぐに敗勢ではなく、ここからも激しい攻防が続きます。
後手も9九の香を取る進行です。ここではこの応手に絞って▲3三香打の狙いを確認します。後手には別の応手もあり、以降が一本道というわけではありません。
3三香が3一銀を狙います。銀を取って成れば4一金にも届くため、後手に受けを考えさせる攻めです。持ち歩を打つだけでは、このように離れた銀を直接狙えません。
2二銀打が1一龍を狙います。ここで龍を逃がすだけでなく、3筋から金銀を取る手順があります。取る駒と取られる駒の両方を数えましょう。
3一銀を取って香を成ります。成香は横にも動けるので、次に4一金を取れます。後手が龍を取る間に、先手は二枚目の駒を狙います。
2二に打った銀が龍を取りました。後手は飛車を持ち駒にしますが、この銀は1一に残ります。先手は予定どおり4一金を取ります。
先手は龍を渡す間に3一銀と4一金を取り、持ち駒にしました。龍一枚と金銀二枚の交換です。成香が後手陣に残り、後手銀は1一にいる点も判断材料になります。このあとも双方の持ち駒を使う戦いが続きます。
この変化の振り返り次は手に入れた金・銀と持ち角を4一成香へ協力させる構想です。後手には飛車と香が手持ちで、9九馬もあります。龍を渡した後は、攻め駒が玉へ届く速度と5九玉への王手を比べ、二枚替えだけで優劣を決めないようにします。
後手側の教材です。同じ2四飛の局面から、5六歩で攻め合う手と3二金で受ける手を比べます。飛車が引いた後の2三歩打までをひとまとまりで覚えましょう。
この手順を盤面で確認する11手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
3二金が2二角と2三の地点を守ります。5六歩からの激しい攻め合いを選ばず、陣形を整える指し方です。
先手が2八へ戻る場合を並べます。後手は持ち歩で2筋を補います。
2三歩で2筋を安定させます。3二金がこの歩を支えているので、飛車だけでは簡単に取れません。
先手は右銀を使う準備をします。後手も角を整え、玉を囲います。
3三角が2四に利きます。後手は金と角で2筋を受け、中央には5五歩を残しています。
先手は囲いを始めました。激しい大駒交換を避けた分、ここから互いに駒組みを選べます。
6二玉と囲います。5二飛と5五歩を残し、銀の進路をこれから決める形です。
双方の玉が中央から離れていきます。歩交換後も、先手の持ち歩と駒の働きに注意して指します。
7二玉まで運びました。超急戦の入口からでも、3二金を選ぶとこのような別の形になります。
この変化の振り返り次は玉と守りの銀を整えながら、中央の5五歩を支える銀の活用を考えます。3二金を選んだことで、互いの大駒を成り込ませる超急戦から駒組みへ移りました。先手が再び2筋を合わせる場合も、2三歩を守る金の位置を確認します。
超急戦の続き・3三香から二枚替え
先手側を学びます。▲5五桂△6二玉のあと、双方が香を取り、▲3三香打で攻めをつなぐ一例です。△2二銀打には、龍を取られる間に成香で銀と金を取ります。二枚替えが起こる27手目まで確認します。