右玉

対中飛車の構え、6筋からの反撃、金による受け。

3筋の攻めを金で受ける

35手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
先手持ち駒
  • 持ち駒なし
この一手の解説▲2五歩

3筋の攻めを金で受けるの狙い

先手側を学びます。中飛車から3筋へ振り直された場合の受けの例です。3八金を2七〜3六へ使い、桂頭への歩の攻めに対応する形を確認します。

覚えること

3八金には2七へ上がる余地を残す。3六金を4七銀で支え、玉を直接前へ出さずに受ける。

一手ずつ動かす
局面を移動
← → キーでも操作できます

36手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

糸谷流右玉の解説

糸谷流右玉の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。対中飛車の構え、6筋からの反撃、金による受け。

糸谷流・対中飛車の基本

先手側を学びます。対中飛車で4八玉・3八金・9七角を配置した糸谷流の局面です。桂と金を加えて備え、相手の飛車の位置に合わせて受け方を変えます。

要点4八玉・3八金なら金を2七へ使える。9七角と7七桂を左側からの反撃に働かせる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △5五歩後手が5筋の位を取る

    5五歩で中央に位を取ります。先手は5七歩を残し、玉と銀の支えで対応する形です。

  2. ▲7七桂左桂も働かせる

    7七桂が6五と8五へ利きます。6筋の歩交換に桂で取り返す構想にもつながります。

  3. △6四歩後手が6筋を整える

    6四歩が9七角の対角線上に来ました。先手の6六歩との接触点にもなります。

  4. ▲5八金左金を中央へ寄せる

    5八金左で5七歩を守ります。4八玉・3八金・5八金に、4七銀と6七銀を組み合わせる形です。

  5. △5四銀後手が銀を5四へ出す

    5四銀は5五歩を支えます。6筋の歩と桂を使う場合は、この銀の動きも確認します。

  6. ▲2六歩2筋の歩を進める

    2六歩で2筋にも接点を作ります。飛車を左へ使う前に、どの筋を攻めるか考えます。

  7. △1四歩後手が端を整える

    1四歩とする例です。先手は2五まで歩を伸ばし、比較の出発点にします。

  8. ▲2五歩糸谷流の基本配置

    2五歩まで。4八玉・3八金・9七角が糸谷流の特徴です。この教材では、次に後手が6筋を補う手と3筋へ飛車を回る手を比べます。

6筋の歩交換から反撃する

先手側を学びます。中飛車が6四歩を突いた形での反撃例です。6五歩を歩で取らせ、桂・銀・飛車を順に6筋へ働かせます。相手が交換に応じた場合の構想として並べます。

要点6五同桂、6六銀、6九飛で駒を支え合う。9七角の対角線も、6四歩が消える前後で比べる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

35手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △6三金後手が金を上げる例

    6三金で6四歩と5四銀を支えます。先手は6筋で歩を交換した場合の桂の働きを見ます。

  2. ▲6五歩6筋で歩をぶつける

    6五歩で交換を求めます。7七桂が6五へ利いているので、歩で取られたら桂を使えます。

  3. △6五歩後手が歩で取る

    6五歩と取った場合です。先手は桂で取り返し、6筋の歩を持ち駒にします。

  4. ▲6五桂桂を前へ使う

    6五桂で歩を取りました。9七角の対角線上にあった6四歩が消え、角の利きも先へ伸びます。

  5. △4三銀後手が銀を引く例

    4三銀で2筋側を補う一例です。先手は空いた6六へ銀を進めます。

  6. ▲6六銀銀で桂を支える

    6六銀は6五桂を守ります。歩を交換した後に銀を使うことで、前へ出した桂に支えを付けます。

  7. △3二金後手が金で2筋を補う

    3二金で2三を支える進行例です。先手は下段飛車を6筋へ回します。

  8. ▲6九飛飛車を反撃する筋へ

    6九飛が6六銀を後ろから支えます。飛車・銀・桂を6筋へ集める構想で、玉を4八に置いたまま左側から働きかけます。

3筋の攻めを金で受ける

先手側を学びます。中飛車から3筋へ振り直された場合の受けの例です。3八金を2七〜3六へ使い、桂頭への歩の攻めに対応する形を確認します。

要点3八金には2七へ上がる余地を残す。3六金を4七銀で支え、玉を直接前へ出さずに受ける。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

35手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △3二飛後手が3筋へ飛車を回す

    3二飛で3筋からの攻めを狙います。4二と3二が空いているので、中飛車から回ることができます。

  2. ▲1六歩先手が端を整える例

    1六歩とする進行例です。後手が3筋で歩をぶつけてきたときの金の使い方を見ます。

  3. △3五歩後手が桂頭を狙う

    3五歩で3六歩に当てました。3筋を交換された後、3七桂の前へ歩が来ることにも備えます。

  4. ▲2七金金を2七へ上げる

    2七金は3七桂を横から支え、3六にも利きます。4八玉を動かさず、金を受けに使うのが要点です。

  5. △3六歩後手が歩を取る

    3六歩で先手の歩を取りました。今度は3七桂に歩が当たっています。

  6. ▲3六金金で取り返して桂を守る

    3六金で歩を取りました。4七銀が3六金を支えるため、3二飛で単純に金を取ることはできません。金・銀・桂の支えを確認します。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。