横歩取りの基本を学びたい方へ
羽生の頭脳 5 横歩取り
日本将棋連盟 ・ 2010年刊
横歩を取ったあとの急戦や、飛車・角を使う基本の筋を学ぶ一冊。古典的な定跡の土台を固めたい方に向いています。近年の青野流・勇気流は別の教材で補いましょう。
歩で相手の飛車を動かし、角と左右の桂を活用する青野流。飛車交換後の攻めも学びます。
広告・アフィリエイトリンクを含みます
横歩取りの基本を学びたい方へ
日本将棋連盟 ・ 2010年刊
横歩を取ったあとの急戦や、飛車・角を使う基本の筋を学ぶ一冊。古典的な定跡の土台を固めたい方に向いています。近年の青野流・勇気流は別の教材で補いましょう。
先手の青野流で攻めたい方へ
マイナビ出版 ・ 2019年刊
飛車を引かず、桂を使って攻める青野流を掘り下げます。後手の玉の位置や飛車の引き場所ごとに変化を比べ、先手から主導権を取る指し方を研究したい方に。
勇気流の考え方を考案者から学ぶ
浅川書房 ・ 2020年刊
▲6八玉型の勇気流を、研究や実戦での判断とともに学べます。中段の飛車をどう扱い、後手の構えにどう応じるかを深く知りたい方に向く研究書です。
後手番の横歩取りを用意したい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
青野流・勇気流など、先手の有力な作戦を後手側から検討します。先手の攻めを受けたあとの反撃や、横歩取りを避けられた場合の対応を整理したい方に。
青野流への対策を深めたい方へ
マイナビ出版 ・ 2022年刊
後手番で青野流に向き合うための専門書。先手の速い攻めに対して、玉の位置や角・飛車の使い方をどう選ぶかを学び、対策を具体的な手順で持ちたい方に。
歩で相手の飛車を動かし、角と左右の桂を活用する青野流。飛車交換後の攻めも学びます。
飛車を3四に残し、▲5八玉とした青野流の局面です。△2二銀・△8二飛に対して、3六歩・3七桂から速攻を狙う一例を学びます。
この手順を盤面で確認する17手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
銀を2二に上げ、2三への飛車の侵入を防ぎます。歩を打たずに持ち歩を温存できる形です。
3七の歩を進めます。空いた3七に桂を跳ね、前にいる飛車と一緒に攻めに使う構想です。
後手は飛車を8二へ戻します。青野流には他の応手もありますが、このレッスンではこの形を並べます。
右桂を3七へ。次の▲4五桂で3三の角や5三を狙う可能性が生まれます。
後手から角を交換します。角を持ち合う局面では、自陣への角打ちにも注意しましょう。
7九の銀で8八の馬を取ります。取った駒は成りが元に戻り、角として持駒になります。
銀を3三に上がり、3四の飛車を攻めます。先手は飛車を動かす前に、歩を使って手を作ります。
持ち歩を8三に打ち、8二の飛車に当てます。自分の飛車が狙われても、相手への攻めを先に利かす手筋です。
後手は飛車で8三の歩を取ります。これで先手は、続けて8四へ歩を打てます。
続けて8四へ歩を打ちます。歩を連続して使い、相手の飛車を動かしてから自分の飛車を逃がす準備です。
8四の歩に当てられた飛車を8二へ引く一例です。先手はこの応手の間に、3三銀に狙われている飛車をかわします。
3四の飛車を3五へ引き、3三銀の当たりを外しました。先に8筋で歩を打って相手の飛車を動かし、自分の飛車をかわす手番を作った進行です。
後手は8四の歩を取りました。飛車が前へ出たため、先手は持ち角を飛車に当てて使えます。
6六角は8四飛と3三銀へ利きます。後手の飛車を動かしながら、角を中央へ配置する手です。
後手は飛車を6四へ逃がします。先手は角だけで攻めず、左桂を参加させます。
7七桂は6五を狙います。3七桂と合わせ、左右の桂を中央へ使う形です。
後手は3四歩と打ち、3五飛を追います。先手は飛車を横へ動かし、後手にさらに歩を使わせます。
8筋が空いているので飛車を大きく回れます。後手が歩で受けると、その筋に新たな歩を打てなくなります。
後手は8四歩で飛車を追います。先手は今度は2筋へ回り、飛車を働かせ続けます。
飛車を2五へ移しました。後手の持ち歩を使わせながら、中央で飛車をぶつける機会をうかがいます。
後手は2四歩と打ちます。先手には6五へ飛車をぶつけ、7七桂で取り返す狙いがあります。
6四飛に飛車をぶつけます。△同飛なら▲同桂で左桂を6五へ使えるため、後手は角を使う応手を選びます。
5四角は6五飛へ利かせる手です。先手は角を切って3三銀を取ってから、飛車を交換します。
角で3三銀を取り、成ります。後手が桂で取り返すと、先手は銀を手に入れたうえで飛車交換へ進めます。
後手は3三の馬を取りました。先手は角を渡しましたが、銀を持ち駒にしています。
6四の飛車を取り、飛車を持ち駒にします。後手の6三歩で取り返されるところまでが一組の交換です。
双方が飛車を持ちました。先手は空いた2一へ飛車を打てます。
2一飛は王手です。後手の玉を動かしてから、1一の香を取りにいきます。
後手は6二へ逃げました。先手は飛車を成り込み、直前の角・銀交換だけでなく香も回収します。
1一香を取って龍を作りました。飛車は交換済みで、先手は角を渡す代わりに銀と香を得た局面です。駒の収支に加え、龍の働きも見ましょう。
この変化の振り返り歩を打って相手の飛車を誘い、角と左右の桂を前へ使いました。飛車交換後は持ち飛車を敵陣へ打つ手が生じます。相手の応手で変わるため、一本道の必勝手順としては覚えないでください。
▲6五飛に対して後手が飛車交換に応じる変化です。左桂を6五へ出し、右桂も加えて中央へ攻める一例を確認します。
この手順を盤面で確認する39手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は6五飛を取りました。先手は7七桂で取り返し、左桂を中央へ進めます。
桂が6五へ進み、5三を狙いました。両者が飛車を持つため、自玉への飛車打ちにも注意が必要です。
後手が5二玉とした一例です。先手は右桂を4五へ跳ね、5三への利きを増やします。
4五桂と6五桂がともに5三を狙っています。後手が銀を4四へ上げると、6六角を使う攻めがあります。
後手が4四銀とした変化です。この銀は6六角の斜めの利きに入っています。
角を切って銀を取ります。後手が歩で取り返す間に、6五桂を5三へ進める狙いです。
後手は角を手に入れました。先手も銀を持ち駒にしており、中央の桂を使って玉へ迫ります。
5三の歩を取って桂を成り、5二玉へ王手をかけました。角と銀の交換を伴う攻めなので、駒得したと決めつけず、玉への圧力と持ち駒も比較します。
後手が4一へ逃げた局面です。先手は敵陣に成桂を残しましたが、後手にも飛車と角があり、攻めが自動的に決まるわけではありません。
この変化の振り返り飛車をぶつける前の▲7七桂が、交換後の▲6五桂につながります。5三へ左右の桂を利かせる構想と、角を切った後の駒の収支を合わせて確認します。
ここから、戦い方が分かれる
飛車を3四に残し、▲5八玉とした青野流の局面です。△2二銀・△8二飛に対して、3六歩・3七桂から速攻を狙う一例を学びます。