三間飛車穴熊

三間飛車側が穴熊に囲い、7筋・8筋の仕掛けに角交換で対応する手順を学びます。

三間飛車穴熊・8筋から攻められたら

31手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 1
先手持ち駒
  • 1
三間飛車穴熊・8筋から攻められたら▲6五歩

角交換を先延ばしされた場合

▲6五歩に△8六歩と攻め合われる比較例です。8筋の歩を交換された後、自分から角を交換し、持ち角を飛車に当てて受けます。

一手ずつ動かす
局面を移動
← → キーでも操作できます

32手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

広告・アフィリエイトリンクを含みます

楽天市場の書影

基本を覚えた先の研究に

現代振り飛車ってこういうこと 三間飛車・四間飛車編

青嶋未来・山本博志

マイナビ出版 ・ 2024年刊

三間飛車と四間飛車の注目局面を、棋士同士の対話を通して掘り下げます。候補手をどう比べ、どんな構想を描くかを知りたい方や、観戦を深く楽しみたい方に。

楽天市場の書影

三間飛車の一手一手を理解する

1手ずつ解説する三間飛車

西川和宏

マイナビ出版 ・ 2021年刊

先手三間飛車の対急戦・対持久戦と、升田式石田流を学ぶ基本書。囲ってからの駒さばきだけでなく、相手の速攻への対応も一手ずつ確認できます。

ほかの本を見る(1冊)追加の本を閉じる
楽天市場の書影

石田流らしい攻めを身につける

わかる!勝てる!!石田流

宮本広志

マイナビ ・ 2015年刊

三間飛車から石田流に組み、自分から動くための駒組みと攻め筋を学びます。形を作ったあとに何を狙えばよいか迷う方や、石田流を得意にしたい方に。

三間飛車穴熊の解説

三間飛車側が穴熊に囲い、7筋・8筋の仕掛けに角交換で対応する手順を学びます。

三間飛車穴熊

自分の玉を穴熊へ囲う手順から、相手が7筋に銀を進める急戦への対応まで学びます。囲いを作ったあと、6五歩で角道を開いて駒を使う流れを確認しましょう。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

16手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲1八香自分も穴熊を選ぶ

    3八銀で美濃囲いにする代わりに1八香とします。1九玉の場所を空ける手です。

  2. △7四歩後手は7筋を進める

    後手が7四歩とする一例です。先手は1九玉と入り、銀でふたをします。

  3. ▲1九玉玉を1九へ入れる

    玉を穴熊の位置へ置きます。次に2八銀で玉の前を守ります。

  4. △5三銀後手は銀を中央へ

    後手は5三銀と上がります。先手は囲いの銀を整えます。

  5. ▲2八銀銀で玉を守る

    2八銀が1九玉を支えます。美濃囲いの3八銀との配置の違いです。

  6. △3三角後手は角を上げる

    後手が3三角とする進行です。先手は金を銀に連結します。

  7. ▲3九金金を銀に連結する

    3九金が2八銀を支えます。玉・銀・金が右下でまとまる形です。

  8. △2二玉後手は玉を囲う

    後手が2二玉とします。先手は左金を5八へ寄せ、中央とのつながりを作ります。

  9. ▲5八金三間飛車穴熊の入口

    7八飛を維持したまま、自玉を穴熊へ囲いました。美濃囲いとは手数も金銀の位置も違うため、相手の攻めの速さを見て選びます。

  10. △6四銀斜め棒銀で攻める構え

    後手は6四銀とし、7五から先手の角頭を狙います。先手は穴熊を支える金を寄せながら、仕掛けに備えます。

  11. ▲4八金金を囲いへ近づける

    4八金は3八と4九を守り、3九金とともに玉側を固めます。攻められる左側には飛車と銀を残して対応します。

  12. △7五歩7筋から仕掛ける

    後手は7五歩とぶつけました。先手が取ると6四銀が7五へ進むため、その後の角の使い方も考えます。

  13. ▲同歩歩を取る

    先手は7五歩を取ります。後手の銀が前へ出たとき、6五歩で角道を開く準備があります。

  14. △同銀銀を前へ出す

    7五銀が角頭に近づきました。先手は守るだけでなく、角交換で大駒を使う方針を選びます。

  15. ▲6五歩角道を開いて対抗する

    6六を空け、7七角と3三角が向き合う形にしました。後手が角交換する場合と8筋へ動く場合を比べます。

  16. △7七角成角交換に応じる

    後手は7七角を取って馬を作ります。先手は自分の駒で取り返し、飛車を浮く準備をします。

  17. ▲同飛飛車で馬を取る

    7八飛で馬を取りました。7六が空いているため、この飛車を六段目へ浮けます。

  18. △6四銀攻めの銀を引く

    後手は銀を6四へ引きます。先手は角交換後の飛車を活用します。

  19. ▲7六飛飛車を六段目へ浮く

    7六飛で横の利きを使える形になりました。飛車で角を取り返した手を、次の浮き飛車の活用へつなげています。

    この変化の振り返り穴熊に囲ったあとは、7筋の攻めに合わせて角道を開きます。この三間飛車では角交換を飛車で取り返し、その飛車を七段目から六段目へ使えます。

三間飛車穴熊・8筋から攻められたら

▲6五歩に△8六歩と攻め合われる比較例です。8筋の歩を交換された後、自分から角を交換し、持ち角を飛車に当てて受けます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

31手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △8六歩8筋から攻め合う

    後手は角交換をせず、8六歩と仕掛けます。先手は歩を取って飛車を誘い出す一例を見ます。

  2. ▲同歩歩を取る

    8六歩を取りました。後手の飛車が8六へ進んだあと、先手から角を交換します。

  3. △同飛飛車が前へ出る

    後手は飛車で歩を取りました。先手は6五歩で開いておいた角道を使います。

  4. ▲3三角成自分から角交換する

    3三角を取って馬を作ります。後手が取り返すと、先手には角を打って飛車を追う手が生じます。

  5. △同桂桂で馬を取る

    後手は桂で取り返しました。7七は空いており、先手の持ち角を使えます。

  6. ▲7七角打角を飛車に当てる

    7七角が8六飛を狙います。角交換で得た持ち角を、攻められている側の受けに使う手です。

  7. △8二飛飛車を引かせる

    後手は飛車を8二へ戻しました。角交換と飛車への当たりを利用し、8筋の攻めが一段落した局面です。

    この変化の振り返り6五歩で角道を開いた効果は、自分から角を交換する順にも現れます。取った角を7七へ打つと、8六飛を動かしながら受けられます。