新・石田流

新・石田流は、▲7六歩・▲7五歩・▲7八飛の出だしから、7手目に▲7四歩と動く指し方です。▲4八玉を先に入れる升田式より早く接点を作るため、角交換から飛車を狙われる変化が生じます。飛車を逃がすことだけにとらわれず、持ち角の切り返しと交換後の駒の損得を確認します。

新・石田流・玉を囲うと飛車を失う

12手目学習の開始局面
後手持ち駒
  • 歩1
先手持ち駒手番
  • 角1
  • 歩1
新・石田流・玉を囲うと飛車を失う△6五角打

新・石田流・玉を囲うと飛車を失う

先手の失敗例です。6五角が7四飛と4七歩を狙う局面で、玉を4八へ移しても飛車取りは残ります。5六角と切り返す基本手順と、飛車を一方的に取られる結果を比べます。

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新・石田流の解説

新・石田流は、▲7六歩・▲7五歩・▲7八飛の出だしから、7手目に▲7四歩と動く指し方です。▲4八玉を先に入れる升田式より早く接点を作るため、角交換から飛車を狙われる変化が生じます。飛車を逃がすことだけにとらわれず、持ち角の切り返しと交換後の駒の損得を確認します。

新・石田流・7四歩から角を切り返す

先手側。7手目に7四歩を突いた新・石田流の入口です。4八玉を挟む升田式とは出だしが異なります。6五角の両取りに5六角と打ち、飛車を渡した後も角を働かせる手順を学びます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △同歩 — 7四歩を取る

    後手は歩を取りました。先手は飛車で取り返します。

  2. ▲同飛 — 飛車を7四へ出す

    一歩を取り返しますが、浮いた飛車への角打ちに注意が必要です。

  3. △8八角成 — 角を交換して反撃を用意

    8八角成で角を持ち駒にし、6五への打ち込みを狙います。

  4. ▲同銀 — 銀で角を取り返す

    7九銀が8八へ移り、先手も持ち角を得ます。

  5. △6五角打 — 飛車と4七を狙う角

    6五角打は7四飛と4七歩を狙う両取りです。先手は5六角の切り返しと、玉を囲う失敗例を比べます。

  6. ▲5六角打 — 角で切り返す

    5六角打で6五角に当て、7四にも利かせます。相手が飛車を取った後に角で取り返す準備です。

  7. △7四角 — 飛車を取る

    6五角で7四飛を取ります。飛車と角の交換になることを先手は見込んでいます。

  8. ▲同角 — 角で取り返す

    5六角が7四の角を取りました。先手は飛車を渡して角を得ており、持ち角がもう一枚あります。

  9. △7二金 — 金で受ける

    6一金を7二へ進め、飛車側を補強します。

  10. ▲5五角打 — 二枚の角で狙いを作る

    5五角は8二飛と1一香に利きます。7四にも先手の角が残り、飛車を渡す代わりに二枚の角を使う形です。飛車を逃がされた場合の香を取るところまで確認します。

  11. △9二飛 — 飛車で9一香を守る

    後手は9二飛で9一香を支えました。5五角のもう一方の狙いは1一香に残っています。

  12. ▲1一角成 — 香を取って馬を作る

    1一香を取りながら成りました。先手は飛車を渡す代わりに角と香を得て、盤上には角と馬を残しています。

  13. △7三歩打 — 残った角を歩で追う

    後手は7三歩を打ち、7四角を狙います。先手は馬だけで攻め続けず、こちらの角も逃がします。

  14. ▲6五角 — 角を逃がして成果を保つ

    角を6五へ引きました。先手は角と馬を使う形、後手は持ち飛車を使う形です。駒の損得と、双方の大駒の働きを合わせて比べます。

    この変化の振り返り次は6五角と1一馬を協力させる構想です。先手は飛車を渡して角と香を得ており、後手は飛車を手持ちにしています。5九玉の近くへの飛車打ちを先に調べ、大駒二枚の働きと自玉の安全の両方で次の手を選びます。

新・石田流・玉を囲うと飛車を失う

先手の失敗例です。6五角が7四飛と4七歩を狙う局面で、玉を4八へ移しても飛車取りは残ります。5六角と切り返す基本手順と、飛車を一方的に取られる結果を比べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

12手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲4八玉 — 玉を囲っても両取りは消えない

    4八玉と指した失敗例です。7四の飛車を守る手にはなっていません。

  2. △7四角 — 飛車を一方的に失う

    7四角で飛車を取られました。5六に角を打っていないため、基本手順のように角を取り返せません。先手は飛車損で、後手に持ち飛車を与えています。

    この変化の振り返りこの飛車損を避ける比較点は、6五角に5六角と打ち返す手です。玉を囲うこと自体は必要でも、飛車取りが残る瞬間には順番が違います。12手目へ戻り、相手が飛車を取った後に何で取り返せるかを確認します。