基本を覚えた先の研究に
現代振り飛車ってこういうこと 三間飛車・四間飛車編
マイナビ出版 ・ 2024年刊
三間飛車と四間飛車の注目局面を、棋士同士の対話を通して掘り下げます。候補手をどう比べ、どんな構想を描くかを知りたい方や、観戦を深く楽しみたい方に。
真部流は、三間飛車の左銀を玉側へ寄せ、4筋の位と厚い美濃囲いで中央を押さえる構想です。先手なら4五歩・4六銀が目印で、3八銀・4七金・4九金と合わせて四枚の金銀が玉側を支えます。穴熊へ金銀を集めた居飛車に、5五歩から中央の広さを生かすのが狙いです。基本教材では31手目の4五歩、33手目の4六銀でこの形が現れます。相手が早く6四銀と出る場合は、組み上げを急がず6筋への対応を優先します。
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基本を覚えた先の研究に
マイナビ出版 ・ 2024年刊
三間飛車と四間飛車の注目局面を、棋士同士の対話を通して掘り下げます。候補手をどう比べ、どんな構想を描くかを知りたい方や、観戦を深く楽しみたい方に。
三間飛車の一手一手を理解する
マイナビ出版 ・ 2021年刊
先手三間飛車の対急戦・対持久戦と、升田式石田流を学ぶ基本書。囲ってからの駒さばきだけでなく、相手の速攻への対応も一手ずつ確認できます。
三間飛車の研究を深めたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手それぞれの急戦と持久戦を検討する対話形式の研究書。右四間飛車、左美濃、居飛車穴熊などへの対応を掘り下げます。
石田流らしい攻めを身につける
マイナビ ・ 2015年刊
三間飛車から石田流に組み、自分から動くための駒組みと攻め筋を学びます。形を作ったあとに何を狙えばよいか迷う方や、石田流を得意にしたい方に。
駒組みから中盤の攻めへつなげたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
中飛車の駒組みやゴキゲン中飛車封じへの対応、石田流の揺さぶりなどを紹介。駒組みと戦いの2部構成で、実戦の方針を考える本です。
真部流は、三間飛車の左銀を玉側へ寄せ、4筋の位と厚い美濃囲いで中央を押さえる構想です。先手なら4五歩・4六銀が目印で、3八銀・4七金・4九金と合わせて四枚の金銀が玉側を支えます。穴熊へ金銀を集めた居飛車に、5五歩から中央の広さを生かすのが狙いです。基本教材では31手目の4五歩、33手目の4六銀でこの形が現れます。相手が早く6四銀と出る場合は、組み上げを急がず6筋への対応を優先します。
先手の真部流を学びます。開始図はまだ完成形ではなく、後手の右銀が5三から3三へ移り、中央を離れたところです。ここから4七金・4五歩・4六銀と組み、高美濃に左銀を加えた四枚美濃を目指します。飛車側にいた左銀を玉側へ寄せ、5五歩から中央へ働きかける構想を、銀の往復と歩交換まで確認します。
この手順を盤面で確認する28手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5八金を4七へ上げ、4六と5六の歩を支えます。4筋の歩がさらに進んだ後は、4六へ来る銀もこの金で支えられます。
玉を1一へ入れます。中央から離れた金銀で穴熊を固める構想です。
4五まで歩を伸ばし、銀を置く4六を空けます。後手の右銀が3三へ寄った局面で、先手は中央に使える空間を増やしています。次の4六銀と一組で、真部流の特徴となる配置を作ります。
左銀を2二へ上げ、穴熊の入口を守ります。3三銀と合わせて玉側に銀を集めています。
左銀を5七から4六へ運びました。4五歩を支えるとともに5五にも利き、3八銀・4七金・4九金と合わせて四枚美濃の形になります。飛車を7筋に置くだけでなく、銀を玉側へ集めて中央を押さえる点が真部流の目印です。
右金も玉側へ向け、穴熊の補強を進めます。
6五歩と角道を開けます。7七角の利きが後手の3三銀まで通り、次の5五歩と4六銀による中央への働きかけを助けます。
7筋の歩を突き、飛車側で動く準備をします。
4六銀が支える5五へ歩を進めます。後手の金銀が穴熊側に集まる間に、中央の歩を交換して銀を働かせる狙いです。端攻めを主にする教材とは、厚みを使う場所が違います。
5五の歩を取り、先手に銀での取り返しを促します。
4六銀で5五の歩を取ります。中央へ銀を働かせながら持ち歩を得ましたが、後手にも5四歩で銀を追う手があるため、このまま進出し続けられるとは限りません。
交換で得た歩を5四へ打ち、5五銀を追います。
5四歩に銀を4六へ戻し、4五歩を支え直します。5筋の歩交換で持ち歩を得つつ、四枚美濃の配置を保つ一例です。位と銀の働きを残し、次の反撃に備えます。
この変化の振り返り5筋で交換した歩を後手が打ち直したので、銀を4六へ戻しました。穴熊を直接崩す前に、中央の広さと玉の退路を確保する構想です。相手の右銀が6四へ来る場合は別の対応が必要です。
先手の4五歩・4六銀と四枚美濃ができ、5五歩と中央へ動いた局面です。後手が8筋の歩交換を優先した場合、中央の銀を守りに戻すだけでなく、5四歩と取り込む手があることを確認します。玉側と中央に集めた厚みを、攻めの継続に使う比較例です。
この手順を盤面で確認する37手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5五歩を取らず、8筋の歩をぶつける比較です。中央と飛車先のどちらを使うかが変わります。
8筋の歩を取り、後手飛車が出ることを受け入れます。
飛車で取り返しました。後手にも持ち歩と活動的な飛車があることを忘れないようにします。
5四の歩を取り、中央に歩を残します。銀を5五へ出す構想につながります。
6筋に歩を突いて5五への銀の進出に備えます。
銀を5五へ上げて5四歩を支えます。8六飛への対処も必要な攻防の局面です。
この変化の振り返り5四歩を5五銀が支える一方、後手の飛車も8六へ出ています。中央を広く使えますが、飛車の侵入が消えたわけではありません。次は8筋の受けと5筋の攻めの速度を比べます。
開始図の5六歩は左銀を5七へ使う準備で、まだ真部流の4五歩・4六銀はできていません。後手が右銀を玉側へ寄せず、6四銀と早く前進する場合は6筋への対応が先です。6五歩で銀に働きかける形を比べ、相手の駒組みを見ずに真部流の完成形だけを目指さないことを学びます。
この手順を盤面で確認する21手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5三銀が3三へ向かわず、6四へ進みました。後手が中央から動ける形なので、先手は4五歩・4六銀の完成を急がず、まずこの銀に対応します。
6五歩と突き、6四銀に当てながら角道を開けます。後手の早い銀出に対して、真部流の囲いを同じ順に組むより、中央の接点を先に処理する例です。
銀を5三へ戻し、中央に残します。
4六歩で高美濃を作る道を空けます。
1二香と上がり、穴熊を準備します。
左銀を5七へ上げ、中央に備えます。
玉を1一へ入れます。3三角を動かすと7七角の利きが2二へ通るため、先に玉を入れます。
3六歩を突き、桂の活用を準備します。
銀を2二へ上げ、穴熊を補強します。
金を4七へ上げ、4六歩と5六歩を支えます。
金を3一へ寄せ、玉側を補強します。
桂を3七へ活用します。後手の右銀が中央に残っているため、5筋の歩交換や銀の進出に備えて方針を選びます。
この変化の振り返り後手の銀は5三へ戻り、中央に残っています。玉側へ銀が移った基本形と違い、5五や6四への進出に備える必要があります。3七桂を活用し、相手の駒の配置を見ながら構想を選びます。
相手の右銀の行き先を見る
開始図の5六歩は左銀を5七へ使う準備で、まだ真部流の4五歩・4六銀はできていません。後手が右銀を玉側へ寄せず、6四銀と早く前進する場合は6筋への対応が先です。6五歩で銀に働きかける形を比べ、相手の駒組みを見ずに真部流の完成形だけを目指さないことを学びます。