早石田・升田式石田流

早石田は、序盤の▲7五歩・▲7八飛から、角道を開けたまま7筋の早い仕掛けを狙う作戦です。升田式石田流では先に▲4八玉と上がり、角交換後の駒組みや攻めに備えます。角道を止めて囲う石田流本組みと違い、持ち角の両取りと飛車の退路を確認する必要があります。

早石田・△4五角への対応

7手目学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
先手持ち駒
  • 持ち駒なし
早石田・△4五角への対応▲4八玉

早石田・△4五角への対応

後手から角交換して4五角と打つ形への対応です。7六角と打ち返し、双方が馬を作る進行を確認します。

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早石田・升田式石田流の解説

早石田は、序盤の▲7五歩・▲7八飛から、角道を開けたまま7筋の早い仕掛けを狙う作戦です。升田式石田流では先に▲4八玉と上がり、角交換後の駒組みや攻めに備えます。角道を止めて囲う石田流本組みと違い、持ち角の両取りと飛車の退路を確認する必要があります。

升田式石田流

角道を開けた石田流で、先に4八玉と備える升田式を学びます。居玉のまま7手目に7四歩と突く新・石田流とは、玉の位置と仕掛けの順が違います。後手が6二銀と組む一例に、7四歩・角交換・5五角を組み合わせ、飛車と銀を狙って飛車先の歩を取り返します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △6二銀 — 後手が銀を上げる場合

    後手が6二銀とした例です。先手は7四歩の交換から角打ちを狙います。

  2. ▲7四歩 — 7筋の歩をぶつける

    7四歩と仕掛けます。後手の7三の歩を移動させると、角を打つ筋ができます。

  3. △同歩 — 後手が歩を取る

    後手が7四の歩を取る進行です。7三が空いたことを使い、先に角を交換します。

  4. ▲2二角成 — 角を交換する

    2二角成で角交換します。6六歩を突いていないので角道が通っています。

  5. △同銀 — 後手は銀で取り返す

    2二銀で馬を取ります。双方が角を持ち、5五への角打ちが候補になります。

  6. ▲5五角打 — 飛車と銀を狙う角打ち

    5五角は8二飛と2二銀の両方に利きます。7三の歩を動かしたことが、飛車への角筋を開けています。

  7. △7三銀 — 銀を引いて角筋を止める

    後手は7三銀で8二飛への利きを止めます。2二銀は、横に通った8二飛の利きに守られます。

  8. ▲7四飛 — 飛車で歩を取る

    7四飛で歩を取り返します。4八玉を入れてから仕掛ける升田式の、角打ちと飛車の使い方を確認します。

    この変化の振り返り次は7四飛の当たりに後手の7三銀がどう応じるかを見ます。5五角から8二への道は7三銀で止まっているため、最初の両取りをいつまでも使えるわけではありません。後手の持ち角による飛車取りや4八玉への王手を確認し、飛車の退路も用意します。

早石田・飛車先交換への反撃

升田式の出だしから後手が飛車先を交換した場合です。7四歩に△同歩と応じた形で、角交換から王手飛車をかけ、玉が5二へ逃げた一例を飛車取りまで並べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △8六歩 — 後手が飛車先を交換する

    後手が8六歩と動いた場合です。先手は歩で取り、飛車を前へ呼び出します。

  2. ▲同歩 — 歩で応じる

    8六歩と取ります。後手の飛車が8六へ出ると、角打ちで狙う対象になります。

  3. △同飛 — 後手の飛車が浮く

    後手は飛車で取り返します。先手は7筋の歩をぶつけて角打ちの道を開けます。

  4. ▲7四歩 — 7三を空ける狙い

    7四歩とぶつけます。ここでは後手が同歩と応じた場合の反撃を確認します。

  5. △同歩 — この歩取りには反撃がある

    後手が7四の歩を取ると、7三が空きます。角交換後に9五から王手をかける角筋が通ります。

  6. ▲2二角成 — 角を手持ちにする

    先に角を交換します。盤上の8六飛と5一玉を、1枚の持ち角で狙えるかを見ましょう。

  7. △同銀 — 銀で取り返す

    後手が2二銀と取ります。先手は9五へ角を打って王手と飛車取りを同時にかけます。

  8. ▲9五角打 — 王手飛車取りの角

    9五角は8六飛に当たり、8四・7三・6二を通して5一玉にも利きます。△同歩への反撃例であり、後手の応手がすべて同じ結果になるわけではありません。

  9. △5二玉 — 玉を逃がして王手を解消する

    後手が5二玉へ逃げた一例です。王手は避けられますが、9五角から8六飛への当たりは残っています。

  10. ▲8六角 — 飛車を取れるところまで確認する

    8六角で後手の飛車を取りました。この局面では後手に8六角をすぐ取り返す駒がなく、飛車一枚の損になります。7四歩を取る前の別の応手まで、同じ結末になるわけではありません。

    この変化の振り返り次は得た飛車を使う狙いと、4八玉の守りを整える手を比べます。後手の持ち角は残っているので、8六角をすぐ攻めへ動かす前に王手や両取りを確認します。7四歩に後手が同歩と応じたことが、9五角の王手飛車を可能にした条件です。

早石田・△4五角への対応

後手から角交換して4五角と打つ形への対応です。7六角と打ち返し、双方が馬を作る進行を確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △8八角成 — 後手から角交換する

    後手が先に角交換する進行です。自分から7四歩を仕掛ける形とは、持ち角を使う順番が変わります。

  2. ▲同銀 — 銀で取り返す

    銀で馬を取ります。後手の角打ちを受けるだけでなく、先手も持ち角を活用できます。

  3. △4五角打 — 後手は4五角を打つ

    4五角は2七と6七の歩を狙います。先手は7六角と打ち返す形を学びます。

  4. ▲7六角打 — 角を打ち返す

    7六角は6五・5四を通して4三の歩に利きます。後手の角成りに対して、先手も馬を作る用意です。

  5. △2七角成 — 後手が馬を作る

    後手は2七の歩を取って馬になります。この進行では先手も4三へ角を成り込めます。

  6. ▲4三角成 — 先手も馬を作る

    4三角成で歩を取り、双方に馬ができました。角を打たれたら守る手だけでなく、自分の角を働かせる手も比較します。

    この変化の振り返り次は4三馬を攻守に使います。後手の2七馬は3八へも利いているため、玉を3八へ運ぶ通常の囲い方はそのまま使えません。馬を作れたことだけで先に進まず、4八玉の安全と7八飛の働きを確認します。