メリケン向かい飛車

メリケン向かい飛車は、8八飛・6七銀に7五歩の位を組み合わせ、7六の空間を銀の進路に使う戦法です。通常の向かい飛車の駒組みから▲7六銀・▲8五銀と進む狙いが加わります。飛車先を8五歩で止められても、銀で歩を取り、その後に歩やと金を使って攻める例を学びます。

歩止めには7六銀

23手目学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
先手持ち駒
  • 持ち駒なし
歩止めには7六銀▲7八金

歩止めには7六銀

先手側を学びます。飛車交換を8五歩打で止められた後、7六銀〜8五銀と進むメリケンの代表的な攻め方です。

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実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方

実戦の構想を学びたい方に

実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方

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メリケン向かい飛車の解説

メリケン向かい飛車は、8八飛・6七銀に7五歩の位を組み合わせ、7六の空間を銀の進路に使う戦法です。通常の向かい飛車の駒組みから▲7六銀・▲8五銀と進む狙いが加わります。飛車先を8五歩で止められても、銀で歩を取り、その後に歩やと金を使って攻める例を学びます。

メリケン向かい飛車

先手側を学びます。8八飛・6七銀に▲7五歩を組み合わせたメリケンの局面です。7六を空けて銀を使う狙いを確認し、後手の穴熊に対して片美濃と7八金を整えます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

13手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △3三角 — 後手が角を上げる

    後手は3三角とし、玉を2二から穴熊へ運ぶ準備をします。先手は右側へ玉を囲います。

  2. ▲4八玉 — 先手玉を右へ

    4八玉から片美濃を目指します。左銀は6七に置き、相手の7四歩にも備えます。

  3. △2二玉 — 後手玉が2二へ

    後手が穴熊を目指す進行例です。先手は囲いを整えてから、8筋で飛車交換を迫ります。

  4. ▲3八玉 — 玉を飛車から離す

    3八玉まで移しました。7五の位と攻めの銀を残しながら、玉の安全も確保します。

  5. △1二香 — 後手が穴熊の入口を空ける

    1二香で1一を玉の場所にします。先手は2八へ入り、右銀を上げます。

  6. ▲2八玉 — 片美濃へ入る

    玉を2八へ置きます。8筋で飛車がぶつかる場所から離れていることが、この囲いの利点です。

  7. △1一玉 — 後手が穴熊へ

    後手玉は1一へ入りました。先手は穴熊が固まる前後の、飛車先の形を見て動きます。

  8. ▲3八銀 — 右銀を守りに使う

    3八銀で玉を支えます。攻めには6七銀、守りには3八銀と役割を分けます。

  9. △2二銀 — 後手が銀でふたをする

    2二銀が1一玉を守ります。先手は左金を7八へ上げ、飛車交換への備えを整えます。

  10. ▲7八金 — 左金を飛車側に置く

    7八金が下段を守ります。8八飛・7七角・6七銀・7五歩と片美濃がそろい、メリケンの攻めを考える出発点です。

    この変化の振り返り次は6七銀を7六から8五へ進め、8筋の歩交換を目指す構想です。7五歩で銀の進路を用意した点が通常の向かい飛車との違いです。相手が先に動いた場合は、6六歩と7八金の守りを減らしてよいかを確認してから銀を出します。

歩止めには7六銀

先手側を学びます。飛車交換を8五歩打で止められた後、7六銀〜8五銀と進むメリケンの代表的な攻め方です。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

23手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △3一金 — 後手が穴熊を固める

    3一金で2二銀を後ろから支えます。先手は8筋に歩をぶつける好機を探します。

  2. ▲8六歩 — 8筋で交換を迫る

    8六歩から飛車を前へ出します。7筋の位があるので、飛車交換を止められても銀を使えます。

  3. △同歩 — 後手が歩を取る

    後手は8六歩と取ります。お互いに持ち歩を一枚得る交換になります。

  4. ▲同飛 — 飛車をぶつける

    8六飛で8二飛に当てます。後手が交換を避ければ、銀を前へ運ぶ計画へ進みます。

  5. △8五歩打 — 後手は歩で止める

    8五歩打で飛車を追います。ここでは7五歩があるため、9七桂の代わりに銀でこの歩を狙えます。

  6. ▲8八飛 — 飛車を引いて銀の出番へ

    8八飛と引きます。8筋の後方に飛車を残し、銀を7六から8五へ運びます。

  7. △5二金 — 後手が残る金を動かす

    5二金で囲いに駒を寄せる一例です。先手は7六へ銀を上げます。

  8. ▲7六銀 — 位を支えながら銀を出す

    7六銀が7五歩を支え、8五歩を狙います。7六を先に空けた7五歩が生きています。

  9. △4二金上 — 後手が金を上げる

    後手は4二金と金同士をつなぐ進行です。先手は8五の歩を銀で取ります。

  10. ▲8五銀 — 銀で飛車先を押し上げる

    8五銀が8筋へ進みました。8八飛が後ろから支えるので、銀と飛車を同じ筋で働かせられます。

  11. △6四歩 — 後手が中央を整える

    後手は6四歩を突きます。先手は8五銀を支えに、8四へ歩を打つ狙いがあります。

  12. ▲8四歩打 — 銀に支えられた歩を打つ

    8四歩を8五銀が守っています。後手の飛車がこの歩を取ると、銀で取り返せます。

  13. △6三銀 — 成り込みを受けない場合

    後手が6三銀を選び、8三への歩成りを直接受けなかった場合を見ます。先手は歩を前へ進めます。

  14. ▲8三歩成 — と金を作り飛車を追う

    8三歩成で後手の歩を取ります。このと金は飛車に取られるため、と金を残す攻めではなく、次の8四銀による進出が狙いです。

  15. △同飛 — 飛車でと金を取る

    8三のと金は飛車で取れます。先手は8四銀で飛車を追い、銀の進出につなげます。

  16. ▲8四銀 — 銀で飛車を追う

    8四銀で8三飛に当てます。8八飛が銀を支えています。と金は取られましたが、歩を使って銀を進出させることができました。

  17. △8二飛 — 銀の当たりから飛車を引く

    8四銀に追われた飛車を8二へ戻します。8四銀は8八飛に支えられています。

    この変化の振り返りと金は取られ、双方が歩を持ち駒にしました。先手は8八飛に支えられた8四銀を足場に攻めを考えます。後手の6三銀は7四を守るため、銀だけで突破しようとせず持ち歩と合わせて使います。