向かい飛車

先手側で8筋の攻防を学び、角の王手・飛車交換・桂の攻めを使い分けます。

7三桂には桂頭の歩

33手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
先手持ち駒
  • 1
この一手の解説▲9七桂

7三桂には桂頭の歩の狙い

先手側を学びます。9七桂まで同じ手順を進め、後手が7三桂で8五を補ったところから分岐します。7五歩の突き捨てと7四歩打を組み合わせます。

覚えること

後手の桂が8五を守ったら、7筋を突き捨てて桂頭へ歩を打つ。

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34手目の分岐

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向かい飛車の基本と飛車交換の解説

向かい飛車の基本と飛車交換の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。先手側で8筋の攻防を学び、角の王手・飛車交換・桂の攻めを使い分けます。

向かい飛車の基本

先手側を学びます。角道を止め、8八飛・7七角・6七銀と組んで片美濃へ。最後の7八金が、飛車交換に備える要点です。

要点飛車は8八、角は7七、銀は6七。片美濃に囲い、左金は7八で飛車側を守る。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

初形からの手順です。

  1. ▲7六歩角道を開ける

    7六歩で角の通路を作ります。角を盤上に残すか、早めに交換するかで向かい飛車の組み方が変わります。

  2. △3四歩後手も角道を開ける

    3四歩で双方の角が向かい合いました。次の先手の手で、角道を止める系統と開けたままの系統に分かれます。

  3. ▲6六歩角道を止める

    6六歩で角交換を防ぎます。角を7七に残し、飛車と協力して8筋を受け持つ基本形です。

  4. △8四歩後手は居飛車へ

    後手が飛車先を進めます。先手は同じ8筋へ飛車を動かす準備をします。

  5. ▲6八銀左銀の通路を作る

    6八銀から6七へ進めます。先に銀を動かしておくと、飛車を8八へ回す通路を確保できます。

  6. △8五歩後手が飛車先を伸ばす

    8五歩と来ました。先手は8六を守りながら、8八の角を移します。

  7. ▲7七角角で飛車先を受ける

    7七角が8六に利きます。8八が空いたので、飛車を相手の飛車と同じ筋へ振れます。

  8. △6二銀後手が攻めの銀を使う

    6二銀から5三へ使う駒組みの一例です。先手も角の頭を銀で支えます。

  9. ▲6七銀銀で角の頭を守る

    6七銀は7六歩を支えます。角を使った後にも、7筋を銀で守れる配置を作ります。

  10. △4二玉後手玉が4二へ

    後手は左側へ囲います。先手は飛車を振った後、反対側の2八へ玉を運びます。

  11. ▲8八飛飛車を相手と同じ筋へ

    8八飛が8筋を受け持ちます。7七角・6七銀と組み合わせ、相手の飛車先を攻め返す土台です。

  12. △3二玉後手が玉を寄せる

    後手は3二玉へ進みます。4二玉型で5三が空く場合に生じる、8六角の王手とは条件が変わります。

  13. ▲4八玉玉を飛車から離す

    4八玉から3八、2八へ向かいます。飛車交換が起きても、玉が戦場から離れていれば対応しやすくなります。

  14. △5二金右後手が金を囲いへ

    5二金右が中央を守ります。後手の金の位置は、持ち飛車の打ち込み場所を考える材料です。

  15. ▲3八玉玉を3八へ運ぶ

    飛車を振った側と逆へ進みます。3九銀は玉が通ってから3八へ上げます。

  16. △5四歩後手が銀の道を作る

    5四歩で5三を空けます。後手玉はすでに3二なので、8六角と出ても直接の王手にはなりません。

  17. ▲2八玉片美濃の玉の位置へ

    2八玉とし、8筋から玉を離しました。次に右銀を上げて玉の前を守ります。

  18. △5三銀後手の銀は中央へ

    5三銀が6四や4四への進出を見せます。先手は囲いを完成させてから8筋で動く方針です。

  19. ▲3八銀右銀で玉を守る

    2八玉・3八銀・4九金の片美濃です。左金は囲いに寄せず、飛車側の守りに使う余地を残します。

  20. △1四歩後手が端を進める

    1四歩で端に余地を作る一例です。先手も端歩を受け、左金の配置を決めます。

  21. ▲1六歩玉の端に余地を作る

    1六歩で端の位を取らせないようにします。囲いができたら、飛車を交換した後の自陣も調べます。

  22. △7四歩後手が7筋を伸ばす

    7四歩は銀や桂を7筋へ使う準備です。先手は7八へ金を上げて、飛車側の隙を減らします。

  23. ▲7八金左金で飛車交換に備える

    7八金は8八・7九・6八を守ります。6七銀の7八への利き、4九金の5九への利きと合わせ、持ち飛車の侵入に備える形です。

8六角の王手を使う

先手側を学びます。4二玉・5三が空いた配置への戦術例です。基本形の囲いの手順と比べ、なぜこの場面だけ8六角が王手になるかを確かめます。

要点8六角の王手で飛車の前を空ける。3一角成も王手なので、飛車を取る一手が間に合う。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

11手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △5四歩4二玉のまま5三を空ける

    後手が囲いを急がず5四歩と突いた場合です。8六から4二までの斜めの線が通るので、先手に仕掛けの機会があります。

  2. ▲8六歩飛車先を突き返す

    8六歩とぶつけます。取り返す駒を飛車と決めつけず、角で王手になるかを調べます。

  3. △8六歩後手が歩を取る

    8筋に歩が向かい合わなくなりました。ここで角を使い、王手を続けながら8筋を空ける組み合わせがあります。

  4. ▲8六角角で取って王手

    8六角が7五・6四・5三を通って4二玉を狙います。この時点では8六角が飛車の前にいます。次も王手で角を8筋から動かせれば、飛車の利きが通ります。

  5. △3二玉後手玉が逃げる

    3二玉で王手をかわす一例です。先手は飛車を取る前に、もう一度王手をかけられます。

  6. ▲3一角成銀を取って王手を続ける

    3一角成で銀を取り、馬が3二玉に当たります。王手への応手を利用して、8筋の飛車を取る時間を作ります。

  7. △3一玉後手玉が馬を取る

    後手は玉で馬を取ります。先手は角を渡しましたが、飛車と銀を得る順へ進めます。

  8. ▲8二飛成開いた8筋を走る

    8二飛成で飛車を取りました。角の王手で相手に受けを強制し、飛車の利きを通す組み合わせです。

飛車交換と自陣の受け

先手側を学びます。8六で飛車を交換し、6九飛の打ち込みに8八飛で備える例です。飛車を持った後も、まず自陣の隙を埋める使い方があります。

要点飛車交換後は8九桂の守りを確認する。7八金・6七銀と自陣飛車を組み合わせる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

23手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △3三角後手が角を上げる

    3三角で中央を見ます。先手は片美濃と7八金がそろっているので、飛車先を交換する準備ができています。

  2. ▲8六歩相手の飛車先へ歩をぶつける

    8六歩で8五歩に働きかけます。歩を交換して飛車を前へ出すのが狙いです。

  3. △8六歩後手は歩を取る

    後手も持ち歩を得ました。この歩を8五へ打って飛車交換を拒む選択肢が生まれます。

  4. ▲8六飛飛車を向かい合わせる

    8六飛で相手の飛車に当てます。7七角が飛車を支えているので、交換されても角で取り返せます。

  5. △8六飛後手が飛車を交換する

    後手が8六の飛車を取りました。先手は角で取り、双方が飛車を持つ局面へ進みます。

  6. ▲8六角角で飛車を取り返す

    8六角となりました。片美濃と7八金があることで、持ち飛車への守りを作りやすい配置です。

  7. △6九飛打後手が6九へ飛車を打つ

    6九飛は8九桂を横から狙います。先手は持ち飛車を自陣に戻し、桂を守る手があります。

  8. ▲8八飛打飛車で桂を守る

    8八飛打が8九桂を支えます。7八金は6八・7九を守り、その金を6七銀が支えます。飛車の成り込みに備え、まず桂取りを防ぐ手です。

歩で止められたら9七桂

先手側を学びます。8五歩打で飛車交換を止められたら、9六歩〜9七桂で8五に利きを足す一例です。

要点8五の歩をただ取らず、9七桂で取り返す駒を用意してから飛車をぶつける。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

27手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △8五歩打歩で飛車交換を止める

    8五歩打で8六飛を追います。先手は飛車を引き、歩を支える駒の違いに合わせて次の攻めを用意します。

  2. ▲8八飛飛車を引いて組み直す

    飛車を8八へ戻します。8五歩を飛車で取るには、取り返されても困らない支えが必要です。

  3. △2四歩後手が2筋を整える

    後手が2四歩と玉側に余地を作る進行です。先手は9筋を使い、左桂の出口を作ります。

  4. ▲9六歩桂の出口を空ける

    9七が空きました。7七には角がいるため、桂を9七から8五へ利かせる構想です。

  5. △2三玉後手玉が2三へ

    後手が玉を上げた一例です。先手は相手の桂がまだ8一にいる間に、8五へ利きを足します。

  6. ▲9七桂桂で8五を支える

    9七桂が8五へ利きました。飛車が8五の歩を取った後、飛車交換になれば桂で取り返せます。

  7. △3二銀後手が囲いを補う

    後手は銀を3二へ上げます。この手は8五の守りを増やさないため、先手は飛車をぶつけ直せます。

  8. ▲8五飛桂の支えで飛車をぶつける

    8五飛で歩を取ります。9七桂が8五飛を支える形に変わったことが、最初の歩交換との違いです。

7三桂には桂頭の歩

先手側を学びます。9七桂まで同じ手順を進め、後手が7三桂で8五を補ったところから分岐します。7五歩の突き捨てと7四歩打を組み合わせます。

要点後手の桂が8五を守ったら、7筋を突き捨てて桂頭へ歩を打つ。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

33手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △7三桂後手も桂で対抗する

    7三桂が8五歩を支えます。飛車をぶつける前に、桂の頭へ攻める方針に切り替えます。

  2. ▲7五歩7筋の歩を突き捨てる

    7五歩を取らせて7筋の自分の歩をなくします。これで7四へ持ち歩を打てるようになります。

  3. △7五歩後手が歩を取る

    後手の歩が7五へ移り、7四が空きました。8筋の歩交換で得た持ち歩を使います。

  4. ▲7四歩打桂の頭へ歩を打つ

    7四歩打が次の7三歩成を狙います。桂は前に跳ねる駒なので、頭に打たれた歩を自分では取れません。後手の桂跳ねなどの応手もあるため、ここで駒得が確定するわけではありません。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。