相掛かり

お互いに居飛車で飛車先の歩を進め、金で角の頭を守る戦型です。歩交換の時機や飛車の引き場所によって、その後の攻め方が変わります。

△3六飛への対応

15手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 1
先手持ち駒
  • 1
この一手の解説▲5八玉

横歩を取られたら、角を使う

歩交換を保留した形から、後手が△3六飛と横歩を取る分岐です。空けておいた9七へ角を出し、持ち歩で8筋を狙う順を学びます。

一手ずつ動かす
局面を移動
← → キーでも操作できます

16手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

広告・アフィリエイトリンクを含みます

楽天市場の書影

相掛かりの基本と飛車先保留を学ぶ

相掛かりの新常識

中座真

マイナビ出版 ・ 2018年刊

従来の相掛かりから、飛車先の歩交換を急がない指し方へと理解をつなげます。▲5八玉型・▲6八玉型の違いを知り、自分の指したい形を探す入口に。

楽天市場の書影

ひねり飛車を使ってみたい方へ

現代相掛かりの切り札 明日斗流ひねり飛車戦法

斎藤明日斗

マイナビ出版 ・ 2023年刊

相掛かりから玉を囲い、飛車を大きく転回するひねり飛車を学びます。基本の駒組みと相手の対策を押さえ、攻めの方針を持って指したい方に。

ほかの本を見る(2冊)追加の本を閉じる
楽天市場の書影

▲5八玉型を得意にしたい方へ

本田奎の相掛かり研究

本田奎

マイナビ出版 ・ 2020年刊

▲5八玉型を軸に、後手の玉・飛車の配置に応じた指し方を詳しく検討。相掛かりをすでに指していて、基本形からの研究をもう一段深めたい方に。

楽天市場の書影

▲6八玉型の攻めを学びたい方へ

相掛かり▲6八玉型 徹底ガイド

飯島栄治

マイナビ出版 ・ 2019年刊

飛車先を保留する意味から、▲6八玉型の駒組みと仕掛けまでを追います。▲5八玉型と比べて、より積極的に動く選択肢を持ちたい相掛かり党に。

現代相掛かり・歩交換を保留する指し方の解説

現代相掛かり・歩交換を保留する指し方の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。銀・桂・玉を先に使う現代相掛かりと、横歩を取られたときの応手。

歩交換を保留する形

歩交換を保留し、▲3八銀とした局面です。銀・端歩・桂を使う進め方から、後手が先に8筋を交換する一例を比べます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △7二銀後手も銀を上げる

    後手も右銀を7二へ。飛車先をすぐ交換する以外にも、銀や玉の配置を整える手があります。

  2. ▲9六歩9七に逃げ道を用意する

    9筋の歩を進め、9七を空けます。後で8筋から角を狙われたとき、8八の角を9七へ動かせる形です。

  3. △1四歩後手は端歩を突く

    この教材では△1四歩と応じる進行を扱います。相掛かりには、このほかにも玉や歩を動かす組み方があります。

  4. ▲3六歩桂を使う準備

    3七を空けて、2九の桂を3七へ跳ねる準備をします。3六の歩が相手の飛車から狙われる筋にも注意します。

  5. △8六歩後手から歩を交換する

    後手が先に飛車先の歩をぶつけます。先手は2筋の歩を2五に残したまま対応します。

  6. ▲同歩8七を空ける

    歩を取って、8七が空きました。先手には9七へ角を動かせる余地があるため、その空間も見ながら進めます。

  7. △同飛後手の飛車が六段目へ

    8六の飛車から3六の歩まで、横の道が通っています。先手が8七に歩を打つかどうかも、この局面の選択です。

  8. ▲5八玉歩を打たず、玉を上げる

    この進行では▲8七歩打を待ち、玉を5八へ動かします。ここから後手の△5二玉と△3六飛で、学ぶ手順が分かれます。

  9. △5二玉後手も玉を動かす

    後手が玉を5二へ上げます。先手は3六の歩を残して、用意していた桂の活用を進めます。

  10. ▲3七桂歩で空けた場所へ桂を跳ねる

    2九の桂が3七へ出ます。2五と4五に利き、飛車や銀とは違う角度から前方を支えます。

  11. △8四飛後手の飛車が四段目へ

    後手が飛車を8四に引きました。先手の飛車は2八のまま、2筋の歩も交換前です。

  12. ▲7六歩角も戦いに参加させる

    角道を開けます。この教材は△8四飛型で8七に歩を打たずに組む一例です。後手の飛車が8二の形とは受け方が変わります。

    この変化の振り返り9六歩で角の逃げ道、3六歩で桂の進路を用意しました。歩交換を急がず、相手の飛車の位置を見て自分の形を決める進め方です。

△3六飛への対応

歩交換を保留した形から、後手が△3六飛と横歩を取る分岐です。空けておいた9七へ角を出し、持ち歩で8筋を狙う順を学びます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

15手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △3六飛後手が横の歩を取る

    8六の飛車で3六の歩を取ります。後手は歩を得ましたが、飛車が8筋を離れたことで、先手にも狙いが生まれます。

  2. ▲9七角端歩で空けた場所を使う

    角を9七へ出します。角が8六と5三に利くようになり、△8六飛と戻る手を抑えながら後手陣を狙えます。

  3. △5二玉5三を守る

    5二に玉を上げ、角に狙われた5三の歩を支えます。後手の飛車は3六にいて、8二は空いています。

  4. ▲8二歩打持ち歩で桂を狙う

    8二に歩を打ち、次に8一の桂を取って成る狙いを作ります。先に9七へ角を出したため、飛車を8六へ戻す手も抑えています。