四間飛車

角道を止めずに振る基本から、逆棒銀と△7四歩への対応まで。

角交換四間飛車・△7四歩への対応

19手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒手番
  • 1
先手持ち駒
  • 1
この一手の解説▲8八飛

角交換四間飛車・△7四歩への対応の狙い

後手が20手目に△7四歩を先に指す分岐です。銀を6六へ使い、7筋の交換と歩打ちを挟んで8筋へ働きかけます。

覚えること

△7四歩には6六銀から7筋を狙う手もある。持ち歩で飛車を誘い、攻める筋を切り替える。

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20手目の分岐

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角交換四間飛車の解説

角交換四間飛車の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。角道を止めずに振る基本から、逆棒銀と△7四歩への対応まで。

角交換四間飛車の基本

角道を止めずに6八飛と振り、角交換を終えた局面です。両者が角を持つ形から、7七銀と片美濃を作ります。

要点6六歩を突かずに6八飛。角交換後は8八銀〜7七銀で8筋を守り、持ち角の隙を確認する。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲8八銀左銀で8筋に備える

    銀を8八へ上げます。ここから7七銀と進め、居飛車の8六歩に対応できる形を作ります。

  2. △3三銀後手の銀も前へ

    後手は3三銀とします。角交換後は、銀を守りに使いながら持ち角の打ち場所を減らします。

  3. ▲7七銀銀で8六を守る

    7七銀が8六を受け持ちます。通常の四間飛車の7七角とは、守る駒が違うことを覚えましょう。

  4. △6二銀後手は右銀を使う

    後手は6二銀と進めます。先手は左銀で飛車先を守ったので、玉を右側へ収めます。

  5. ▲2八玉玉を2八へ

    玉を2八に入れます。角を持ち合う将棋でも、攻める飛車と玉を離す考え方は共通です。

  6. △3二玉後手の玉も移動

    後手は3二玉とします。双方に持ち角があるため、今後の駒組みでは角を打たれる隙を一手ずつ確認します。

  7. ▲3八銀片美濃を作る

    3八銀を上がり、2八玉・4九金と片美濃を作ります。左金は6九に残したまま、飛車を8筋へ使う作戦も選べます。

角交換四間飛車・逆棒銀

角交換後に8八飛へ回り、8六銀〜8五銀と出る逆棒銀です。持ち歩で8四に拠点を作る一例までを学びます。

要点8八飛への転換から、歩交換で8六銀。8五銀で支えて8四へ歩を打つ。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

17手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △5二金後手は右金を中央へ

    後手が5二金と整える進行です。先手は7七銀を攻めに使うため、飛車を8筋へ回す構想を選びます。

  2. ▲8八飛向かい飛車へ転換

    8八飛で相手の飛車と向かい合います。角交換四間飛車からの代表的な転換で、8六銀からの逆棒銀を狙います。

  3. △4二金後手は金を囲いへ

    後手が金を4二へ寄せる一例です。先手は8筋の歩交換を通して銀を前へ出します。

  4. ▲8六歩8筋から歩を合わせる

    相手の8五歩へ歩をぶつけます。飛車が8八にいるので、銀と飛車で8筋から攻める準備ができています。

  5. △8六歩後手は歩を取る

    後手が8六の歩を取ります。先手は7七銀で取り返し、左銀を飛車先へ進めます。

  6. ▲8六銀銀を8筋へ出す

    8六銀が逆棒銀の入口です。持ち角の打ち込みを警戒しながら、銀をさらに8五へ使う構想です。

  7. △7四歩後手も銀の進路を作る

    後手は7四歩とし、右銀の行き先を用意します。先手は8筋の銀と持ち歩を組み合わせます。

  8. ▲8五銀銀を飛車先へ進める

    8五銀で8四を支えます。相掛かりの棒銀と違い、振り飛車側が左銀を使って相手の飛車先へ圧力をかけます。

  9. △7三銀銀で8四を受ける

    後手は7三銀で8四に利かせます。先手は支えのある地点へ歩を打ち、銀と飛車の力を集めます。

  10. ▲8四歩打銀の前に歩を置く

    8五銀が支える8四へ歩を打ちます。8八飛・8五銀・8四歩の配置を、逆棒銀の狙いとして覚えましょう。

角交換四間飛車・△7四歩への対応

後手が20手目に△7四歩を先に指す分岐です。銀を6六へ使い、7筋の交換と歩打ちを挟んで8筋へ働きかけます。

要点△7四歩には6六銀から7筋を狙う手もある。持ち歩で飛車を誘い、攻める筋を切り替える。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △7四歩後手が早く7筋を突く

    金を囲う手に代え、7四歩を先に指す分岐です。先手は直ちに逆棒銀へ進む以外に、7筋の歩を狙う手があります。

  2. ▲6六銀銀を中央へ切り替える

    7七銀を6六へ使い、7五に利かせます。相手の備えに応じて、銀の進路を8筋から7筋へ変える構想です。

  3. △7三銀後手も銀を7筋へ

    後手は7三銀と進めます。先手は7六の歩を7五へぶつけ、銀を働かせる接点を作ります。

  4. ▲7五歩7筋で歩を交換する

    6六銀が利いている7五で歩を合わせます。銀を先に用意してから歩をぶつける順番を確認します。

  5. △7五歩後手が歩を取る

    後手が7五の歩を取ります。先手は銀で取り返して持ち歩を得ます。

  6. ▲7五銀銀で歩を取る

    7五銀と取り返します。8筋の逆棒銀とは違い、7筋から持ち歩を使う進行になりました。

  7. △7四歩打歩で銀を追う

    後手は7四へ歩を打ち、7五の銀を追います。歩を打つ位置は銀の一つ前なので、先手は銀を引いて備えます。

  8. ▲6六銀銀を6六へ戻す

    銀は中央へ戻します。得た持ち歩で後手の飛車の位置を変える手を考えます。

  9. △6四銀後手の銀も中央へ

    後手は6四銀とします。7二が空いたため、先手はそこへ歩を打って飛車に働きかけます。

  10. ▲7二歩打飛車を7筋へ誘う

    7二へ歩を打ちます。取らせて相手の飛車を8筋から移せば、自分の8筋の攻めが進めやすくなります。

  11. △7二飛飛車で歩を取る

    後手の飛車が7二へ移りました。8筋で向かい合う飛車がいなくなったので、先手は8六歩と進めます。

  12. ▲8六歩8筋に戻って攻める

    7筋で相手の飛車を動かしてから8筋に働きかけます。逆棒銀に固執せず、相手の早い7四歩に合わせて攻め筋を変える一例です。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。