立石流四間飛車
7七角を上がらず、6五歩・7五歩を突いた立石流の局面です。後手が8筋を交換する一例から、角交換と浮き飛車への組み替えを学びます。
要点6五歩で6六を空け、7五歩で7六を空ける。角交換後に6六飛から横へ使う。
この手順を盤面で確認する手順と一手ごとの解説
19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
△8六歩 — 後手は8筋を交換へ
後手が8六歩と進めます。先手は交換で持ち歩を得て、後に8筋を補う予定です。
▲8六歩 — 歩を取り返す
先手が8六の歩を取ります。飛車で取られた後に7八金と上がり、角の頭を守る手を用意しています。
△8六飛 — 後手の飛車が進出
飛車が8六へ出ました。角はまだ8八、銀は7九にいるため、先手は金で8七に利かせます。
▲7八金 — 金で角の頭を守る
7八金が8七を守ります。7七角ではなく、金で8筋を受けて角交換を目指すのがこの進行の特徴です。
△8二飛 — 後手は飛車を引く
後手が8二へ引く一例です。先手は角を交換し、飛車を浮いて使える局面へ進みます。
▲2二角成 — 角を交換する
先手から角を交換します。6五歩で角道を開けたため、8八角が2二まで通っています。
△2二玉 — 玉で角を取り返す
後手は2二玉とします。お互いが角を持ったため、先手は左銀を上げて自陣の空所に備えます。
▲8八銀 — 銀を8八へ上げる
左銀で8筋を補います。飛車を六段目へ浮く前に、7八金と8八銀で左側を整える進行です。
△1二香 — 後手は穴熊へ向かう
後手が香を上げる持久戦の一例です。先手は6六へ飛車を浮き、横方向へ使う準備をします。
▲6六飛 — 飛車を六段目へ浮く
空けておいた6六へ飛車を進めます。6五歩と7五歩を足場に、横へ飛車を使えるのが立石流の狙いです。
△1一玉 — 後手の玉が穴熊へ
後手が1一へ玉を入れます。先手は飛車を動かす前に8筋に歩を打ち、自陣を補います。
▲8七歩打 — 8筋を補う
8七に歩を打ちます。飛車を横へ動かしても、8八銀と7八金のある8筋を維持する準備です。
△2二銀 — 後手は銀で囲いを補う
後手が2二銀とします。先手は8六へ飛車を回して相手の8筋へ働きかける一例です。
▲8六飛 — 飛車を8筋へ見せる
6六から8六へ横に動かします。飛車を浮いたからこそできる転換で、後手の8筋への歩打ちを促します。
△8五歩打 — 後手が飛車を追う
後手は8五へ歩を打ちます。先手は用意していた7六へ飛車を移し、7五歩を生かす形にします。
▲7六飛 — 石田流に似た配置へ
7六飛・7五歩の配置になりました。四間飛車から角交換を経て飛車を浮き、7筋へ転じる立石流の構想です。
立石流四間飛車の狙い
7七角を上がらず、6五歩・7五歩を突いた立石流の局面です。後手が8筋を交換する一例から、角交換と浮き飛車への組み替えを学びます。
6五歩で6六を空け、7五歩で7六を空ける。角交換後に6六飛から横へ使う。