三間飛車の研究を深めたい方に
西田&杉本の三間飛車研究
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手それぞれの急戦と持久戦を検討する対話形式の研究書。右四間飛車、左美濃、居飛車穴熊などへの対応を掘り下げます。
三間飛車は、飛車を先手なら7筋、後手なら3筋へ振る戦型です。ここでは角道を止め、美濃囲いを作る基本形を扱います。飛車に近い左銀を攻めと受けに使い、居飛車の棒銀には角道を開く時機と飛車の横移動を合わせて、攻めの駒を交換する狙いを学びます。
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三間飛車の研究を深めたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
先手・後手それぞれの急戦と持久戦を検討する対話形式の研究書。右四間飛車、左美濃、居飛車穴熊などへの対応を掘り下げます。
基本を覚えた先の研究に
マイナビ出版 ・ 2024年刊
三間飛車と四間飛車の注目局面を、棋士同士の対話を通して掘り下げます。候補手をどう比べ、どんな構想を描くかを知りたい方や、観戦を深く楽しみたい方に。
三間飛車の一手一手を理解する
マイナビ出版 ・ 2021年刊
先手三間飛車の対急戦・対持久戦と、升田式石田流を学ぶ基本書。囲ってからの駒さばきだけでなく、相手の速攻への対応も一手ずつ確認できます。
石田流らしい攻めを身につける
マイナビ ・ 2015年刊
三間飛車から石田流に組み、自分から動くための駒組みと攻め筋を学びます。形を作ったあとに何を狙えばよいか迷う方や、石田流を得意にしたい方に。
駒組みから中盤の攻めへつなげたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
中飛車の駒組みやゴキゲン中飛車封じへの対応、石田流の揺さぶりなどを紹介。駒組みと戦いの2部構成で、実戦の方針を考える本です。
三間飛車は、飛車を先手なら7筋、後手なら3筋へ振る戦型です。ここでは角道を止め、美濃囲いを作る基本形を扱います。飛車に近い左銀を攻めと受けに使い、居飛車の棒銀には角道を開く時機と飛車の横移動を合わせて、攻めの駒を交換する狙いを学びます。
角道を止める三間飛車の入口です。7八飛・7七角・6八銀を配置し、美濃囲いまでを初形から並べます。
この手順を盤面で確認する初形からの手順です。
7七の歩を進めて角道を開けます。互いの飛車先と角道を見て、居飛車・振り飛車の方針を決めていきます。
後手は8筋を進める居飛車です。先手は7筋へ振り、飛車と角で相手の攻めに備えます。
先手から見て左から三つ目の筋へ飛車を移します。四間飛車の6八飛と比べ、最初から7筋に飛車がいます。
後手は8五歩とします。次の8六歩を受けるため、先手は角を7七へ上がります。
7七角は8六に利きます。相手が歩を交換して飛車を8六へ進める手を、角でけん制します。
双方の角が向き合いました。通常の三間飛車では、6六歩で角道を止めて駒組みを進めます。
7七角を盤上に残して8筋を守る方針です。角道を開けたまま戦う早石田とは、ここまでの組み方が異なります。
後手の右銀が6二へ出ました。7三から棒銀にする形と、5三から中央へ使う形があります。
7八には飛車がいるので、左銀は6八へ使います。6七銀と上がって7六を支えられる配置です。
後手は飛車と反対側へ玉を移します。先手も自分の7筋の飛車から玉を離していきます。
先手は4八玉から美濃囲いを目指します。左銀は6八に残して、7筋での接触に備えます。
後手が3二玉と囲う進行例です。先手は囲いを進めながら、相手の攻める銀の位置も確認します。
玉を右側へ進めます。右銀を先に3八へ動かしていないので、この経路を通れます。
後手は5三を空けます。右銀を中央へ使う余地を作る一方で、先手は玉の囲いを続けます。
美濃囲いの玉の位置です。囲うだけでなく、次に3八銀で玉の前を補います。
後手は5二金で中央を補強します。先手は右銀と左金を玉に連結させます。
3八銀は2七・3七と4九金を守り、2八玉の前を固めます。攻めを受ける6八銀と、玉を守る3八銀の役割を区別しましょう。
後手は7四歩とします。7筋には先手の飛車がいるため、相手の銀や角の働きも合わせて見ます。
2八玉・3八銀・4九金・5八金がそろいました。左側は7八飛・7七角・6八銀で、通常の三間飛車の入口です。
この変化の振り返り次は相手が8筋へ銀を出すか、中央の銀を使うかを見ます。早い棒銀には5六歩で角道を用意し、角を引いて7八飛を働かせる構想です。美濃囲いを完成させる前に攻められた場合も、囲いの手順より飛車側の受けを優先します。
棒銀が速く出てきた場合の受け方です。5六歩の準備から6八角〜4六角と動かし、角と飛車を両方働かせます。
この手順を盤面で確認する9手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は7三を空けて銀を進めます。玉を囲う進行とは10手目から分かれます。
先手は4八玉とします。相手が急ぐので、囲いを完成させる前に左側の対応が必要になります。
後手は7三銀から8四銀を目指します。三間飛車側は7六の歩を銀で支えます。
6七銀は7六に利きます。7筋の歩を銀と飛車で支える準備です。
8四銀から7五へ進む攻めを見せています。先手は角を使うために5七を空けます。
5六歩で5七を空けます。後で6八角から4六角へ移るために必要な準備です。
9四歩は9五への銀出を支えます。先手も端歩を受け、銀が簡単に進めないようにします。
9六歩が9五に利きます。後手が7筋で仕掛けたら、角を引く手で対応します。
後手が7五歩と仕掛けました。すぐに歩を取る代わりに、飛車の前を空けます。
7七を空けると、7八飛が7六を直接守ります。角を引く手が守りを強めるのがポイントです。
後手は7六の歩を取ります。先手は飛車で取り返す前に角を働かせます。
5七を空けてあるので4六へ出られます。4六角は5五・6四・7三を通して8二飛を狙います。
後手は銀を7三へ引いて飛車への利きを遮ります。先手はこの間に7筋の歩を取ります。
7六飛と出て歩を取り返します。角を引いて飛車を通し、角を当ててから取る流れです。
この変化の振り返り次は4六角と7六飛を使う構想と、4八玉をさらに囲う手を比べます。相手の銀は7三に残り、飛車も8二へ引いているので、歩を取っても攻めが消えたわけではありません。角を動かすと7筋への圧力が変わることにも注意します。
棒銀への対応
棒銀が速く出てきた場合の受け方です。5六歩の準備から6八角〜4六角と動かし、角と飛車を両方働かせます。