中飛車

後手の中飛車。角道の開閉と、飛車・銀・角による中央の攻めを学びます。

早い2筋交換への反撃

6手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒
  • 持ち駒なし
先手持ち駒手番
  • 持ち駒なし
この一手の解説△5二飛

早い2筋交換への反撃の狙い

5五歩より前に2筋を交換する先手に、後手が角交換と3三角で反撃する例です。

覚えること

角道が開いていれば角交換から両取り。飛車が引いたら歩と飛車で2筋を狙う。

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7手目の分岐

棋譜 押すとその局面に移動

ゴキゲン中飛車の基本の解説

ゴキゲン中飛車の基本の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。後手の中飛車。角道の開閉と、飛車・銀・角による中央の攻めを学びます。

ゴキゲン中飛車の基本

後手のゴキゲン中飛車を、片美濃囲いまで20手で並べます。5五歩で角道が閉じる瞬間と、3三角で飛車先を受ける意味に注目しましょう。

要点5二飛・5五歩・3三角が骨格。玉を8二へ囲い、攻めの銀と守りの銀を使い分ける。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

初形からの手順です。

  1. ▲7六歩先手が角道を開ける

    7六歩で先手の角の通路を作ります。後手の応手と5筋の歩の動きを見て、中飛車への進め方が分かれます。

  2. △3四歩後手も角道を開ける

    3四歩で角を働かせます。ゴキゲン中飛車では、4四歩をすぐには突かず、角交換が起こる可能性を残します。

  3. ▲2六歩先手は居飛車を選ぶ

    先手が2筋の歩を進めます。後手はこの飛車先への備えと中央の駒組みを両立させます。

  4. △5四歩飛車の通路を作る

    5三を空けて5筋へ飛車を振る準備です。5四歩のままなら双方の角道は開いています。

  5. ▲2五歩飛車先をさらに伸ばす

    2五歩で次の歩交換を見せます。後手は角道が開いている間の反撃筋も確かめながら飛車を振ります。

  6. △5二飛飛車を中央へ振る

    5二飛で中央を受け持ちます。ここでは5五が空いており、角交換から反撃する余地があります。

  7. ▲4八銀先手は右銀を上げる

    4八銀から3七〜4六へ出す超速や、3七にとどまる指し方があります。銀の進路を決める前の準備です。

  8. △5五歩5筋の位を取る

    5五歩で双方の角道を止めました。中央に拠点ができる一方、直ちに角交換する反撃はできなくなります。

  9. ▲6八玉先手が玉を寄せる

    先手が6八玉と囲いを進める場合です。すぐ2四歩と動く超急戦とは別の進行になります。

  10. △3三角角で2筋を受ける

    3三角が2四を守ります。5二飛・5五歩と合わせ、ゴキゲン中飛車の骨格ができました。

  11. ▲7八玉先手は玉を飛車から離す

    先手が7八玉へ進みます。後手も中央から玉を離し、囲いを作ります。

  12. △6二玉後手玉は6二へ

    飛車を左へ動かした後、玉は右側へ向かいます。5二飛のそばに玉を残さない駒組みです。

  13. ▲5八金右先手が中央を補強する

    5八金右で5七の歩を支えます。後手は攻める前に相手の中央の守りも確認します。

  14. △7二玉玉を7二へ運ぶ

    後手玉をさらに飛車から離します。7一銀は玉が8二へ入ってから7二へ上げられます。

  15. ▲3六歩先手の銀の出口が開く

    3七が空きました。右銀を2六や4六へ使うための準備で、後手も銀の動きを見て対応を選びます。

  16. △8二玉玉を8二へ入れる

    後手玉が囲いの位置に着きました。次に7二銀で玉の前を守ります。

  17. ▲9六歩先手が端を空ける

    9六歩で玉の逃げ道を広げる進行例です。後手も端を受け、囲いを整えます。

  18. △9四歩端歩を受ける

    9四歩で端の位を取らせないようにします。9三を空けることで、玉の周りにも余地ができます。

  19. ▲3七銀先手の銀が3七へ

    先手が銀を使い始めました。この後4六へ急ぐか、2六へ出すかで狙う場所が変わります。

  20. △7二銀片美濃の形を作る

    8二玉・7二銀・6一金がそろいました。4一金はまだ離れているので、片美濃の囲いと中央の攻めをどう結び付けるかが次の課題です。

早い角交換への切り返し

後手の手を学びます。5五歩より前に角を交換された場合、2二飛から4二角と合わせる反撃を確認します。相手の飛車先が2五まで進んでいる、この出だしの例です。

要点角交換を飛車で取り、5三角には4二角。角の移動先を追える利きを確かめる。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

6手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲2二角成先手が角を交換する

    5五が空いているため、角を交換できます。後手は飛車で取り返し、打ち込まれる角への備えを確認します。

  2. △2二飛飛車で角を取る

    5二の飛車を2二へ回します。角を持ち駒にし、2筋も飛車で受ける形になります。

  3. ▲5三角打5三角の打ち込み

    先手は5三へ角を打ち、8六や3一への成り込みを見せます。後手も持ち角を使って対抗できます。

  4. △4二角打角を合わせて追う

    4二角が5三角に当たり、3一への通路も塞ぎます。8六角成には同角、4二の角を取られても2二飛で取り返せます。相手の角の退路まで調べる手筋です。

早い2筋交換への反撃

5五歩より前に2筋を交換する先手に、後手が角交換と3三角で反撃する例です。

要点角道が開いていれば角交換から両取り。飛車が引いたら歩と飛車で2筋を狙う。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

6手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲2四歩5五歩より前の歩交換

    先手がいきなり飛車先を交換します。この時点では角道が開いていることが、超急戦との違いです。

  2. △2四歩後手は歩を取る

    2筋の歩を交換します。相手の飛車が前へ出た瞬間に、角交換を組み合わせます。

  3. ▲2四飛先手の飛車が前に出る

    2四飛と進みました。後手の角道は5五を通って8八まで届いています。

  4. △8八角成先に角を交換する

    8八角成で角を持ち駒にします。飛車先をただ受ける代わりに、2四飛と8八の駒を同時に狙う準備です。

  5. ▲8八銀銀で取り返す

    先手が銀で馬を取ります。2四飛と8八銀が同じ斜めの線に並びました。

  6. △3三角打飛車と銀の両取り

    3三角打が2四飛と8八銀に当たります。5五が空いているため、離れた銀まで利きが通ります。

  7. ▲2八飛先手が飛車を引く

    飛車が2八へ戻りました。後手はすぐ銀を取るだけでなく、2筋に歩を垂らす手もあります。

  8. △2六歩打歩を垂らして侵入を狙う

    2六歩打は次の2七歩成を見せます。同飛と取れば、3三角で8八銀を取れる配置です。

  9. ▲7七銀先手が銀を逃がす

    7七銀が角の線を遮り、銀取りを受けました。後手は飛車を2筋へ転換します。

  10. △2二飛飛車と歩を同じ筋へ

    2二飛が2六歩を支えます。角交換で得た手番を使い、中央から2筋へ攻めを切り替える形です。

銀と角で5筋を攻める

後手の攻めを学びます。6五銀と5六歩で角道を開き、角交換から3九角へつなぐ代表的な攻め筋です。相手が中央を十分補強しない場合の進行例です。

要点5筋の歩を動かすと角道も開く。角交換で得た角を、飛車取りと中央の支えに使う。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

20手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲6八銀先手が中央を守る

    6八銀は5七を支えます。後手は銀一枚だけでなく、飛車と角も組み合わせて攻めを考えます。

  2. △4二銀攻めの左銀を使う

    後手は4二銀。玉を守る7二銀を残し、反対側の銀を5筋へ運びます。

  3. ▲1六歩先手は端を進める

    先手が1筋に余地を作る進行例です。後手は中央の銀を前へ出します。

  4. △5三銀銀を飛車の前へ

    5三銀から5四へ出れば、5五の位を支えながら両側へ動けます。

  5. ▲1五歩先手が端の位を取る

    先手は端を伸ばします。後手はその間に中央の攻撃形を整えます。

  6. △5四銀位を銀で支える

    5四銀が5五歩を支えます。銀が6五へ出ると、飛車の前が空き、5六に利きを足せます。

  7. ▲2六銀先手の銀は2筋へ

    先手が銀を2六へ使いました。中央の守りは6八銀と5八金が受け持ちます。

  8. △6五銀銀を斜めに繰り出す

    6五銀が5六を狙います。5二飛の前が空いたことも、次の歩の突き捨てを支えます。

  9. ▲3七桂先手が桂を使う

    先手は桂も攻めに加えます。後手は5筋に攻めの駒が集まったところで動きます。

  10. △5六歩中央の歩をぶつける

    5六歩で5七歩を誘います。同歩なら5五が空き、3三角の道が8八まで通ります。

  11. ▲5六歩先手が歩を取る

    5六の歩が後手の銀の目標になりました。すぐ銀で取る前に、角を持ち駒にする手があります。

  12. △8八角成角交換を先に入れる

    角を取って持ち駒にします。6八銀は8八に利かないので、この進行では玉が取り返します。

  13. ▲8八玉玉で取り返す

    先手玉が8八へ出ました。後手は中央の銀を働かせ、取った角も攻めに使います。

  14. △5六銀銀で中央へ入る

    5六銀で歩を取り、5七への侵入を見せます。5二飛が後ろから銀を支えています。

  15. ▲5七歩打先手が歩で止める

    先手が持ち歩を5七へ打ちます。後手は角を使い、歩の地点にもう一枚の利きを加えます。

  16. △3九角打飛車取りをかけて銀を支える

    3九角は2八飛を狙い、同時に5七へ利いています。5六の銀を歩で取られる前に、相手へ対応を迫ります。

  17. ▲2九飛先手が飛車を逃がす

    飛車が2九へ移ります。後手は角で支えた5七へ銀を進められます。

  18. △5七銀成角の支えで銀が成る

    5七銀成で中央の守りに迫ります。6八銀で取れば3九角が5七へ成れる関係です。飛車・銀・持ち角の連係を確認しましょう。

参考資料と教材について

代表的な手順と狙いを学ぶための教材です。解説は学習用に独自の文章で構成しています。実戦の全分岐や最新の研究手順を網羅するものではありません。