先手中飛車を一から学びたい方へ
1手ずつ解説する先手中飛車
マイナビ出版 ・ 2021年刊
初手▲5六歩から始まる先手中飛車を、一手ごとの意味を追って学びます。中央の位をどう生かすか、相手の形にどう対応するかを丁寧に確認したい方に。
飛車を中央の5筋に構えて戦う戦型です。5筋の歩と銀を前へ進め、中央から相手の陣形に働きかける攻めを目指します。
27手目の分岐
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先手中飛車を一から学びたい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
初手▲5六歩から始まる先手中飛車を、一手ごとの意味を追って学びます。中央の位をどう生かすか、相手の形にどう対応するかを丁寧に確認したい方に。
中飛車の構想をさらに深めたい方へ
マイナビ出版 ・ 2024年刊
中飛車と角交換振り飛車のテーマ局面を、対話形式で読み解く一冊。基本を覚えたあと、相手の対策への向き合い方や駒組みの発想を広げたい方に。
ゴキゲン中飛車の超速対策・持久戦の狙いと手順を、動かせる盤面と一手ごとの解説で学べます。後手側で超速の銀対抗、丸山ワクチン、居飛車穴熊への対応を比べます。
後手側を学びます。先手が超速で▲4六銀まで進出した局面です。次の4四銀で銀対抗に組み、先手が左銀も6六へ出す「超速二枚銀」まで確認します。
この手順を盤面で確認する15手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
4四銀が3五と5五を支えます。相手の銀が狙う地点を同じ銀で守る、銀対抗の形です。
銀の形を決めた後、先手は7八玉へ。後手もここから囲いを進めます。
銀を先に使ったため、玉はまだ5一でした。相手の手の速さを見ながら玉を移します。
5八金右で中央を受けます。左銀も6六へ使えば、二枚銀で5五を狙えます。
片美濃を目指す途中です。先手が急戦か持久戦かを見て、その先の指し方を選びます。
6八銀から7七〜6六へ進み、4六銀と合わせて5五を狙う準備です。
後手は8二玉とします。二枚銀に対しては、中央の5五歩を守る駒を残すことも大切です。
先手の銀は囲いだけでなく、次に6六へ進んで攻めに参加できます。
7二銀で玉を守ります。4四銀は中央への対抗、7二銀は囲いという役割の違いを覚えましょう。
4六銀と6六銀が5五を挟みます。5二飛を別の筋へ動かす前に、5五歩への利きの数を見直します。
3二金で3三角や4三歩を支える一例です。二枚銀との戦いはここからで、飛車を軽く振り直すだけでは中央の歩が狙われます。
この変化の振り返り相手の速い右銀には、4二・5三・4四と銀を運んで対抗しました。5五の歩を支える飛車まで、中央の守りとして数える必要があります。
後手の中飛車側を学びます。先手の3五歩から銀を交換し、4四角・3二飛で大駒を働かせる一例です。最後は持ち飛車を守りに使います。
この手順を盤面で確認する20手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
6八銀から7七〜6六へ進み、4六銀と合わせて5五を狙う準備です。
後手は8二玉とします。二枚銀に対しては、中央の5五歩を守る駒を残すことも大切です。
飛車と4六銀で3五を狙います。後手は4四銀で同じ地点を受けています。
後手は7二銀で玉の前を守ります。3筋で駒がぶつかる前に、玉を安定させました。
先手が3五歩とぶつけます。後手は銀交換の後に4四角を使える配置です。
3五歩と取ります。相手銀が3五へ出たら、4四銀を交換できます。
3五銀が角の近くまで来ました。後手は角を逃がす前に銀を取り、持ち銀を確保します。
4四が空いたことに注目してください。4三歩を残したゴキゲン中飛車なら、ここを角の活動場所にできます。
3五飛に対し、後手は4四角で飛車に当てながら角を使います。
4四角が3五飛に当たります。銀がいた場所を角へ受け渡し、次に飛車も3筋へ使います。
飛車が3六へ引いた場合です。後手は3二へ飛車を回し、飛車交換を目指します。
3二飛で同じ筋に合わせます。3三角が4四へ移ったため、3筋の通路が空いています。
先手が3二飛成と飛車を取ります。後手は4一金で取り返し、持ち飛車を得ます。
3二金となり、双方が飛車を持ちました。後手には守りに飛車を打つ使い方もあります。
4一飛は2一桂を横から狙っています。後手は3一に駒を置けば、この利きを遮れます。
3一飛打で2一桂への利きを止めます。同飛成には同金と取れます。持ち駒は攻めだけでなく、自陣の隙を埋めるためにも使えます。
この変化の振り返り銀交換で空いた4四へ角を出し、その角を動かして飛車の道も開けました。最後は交換で得た飛車を自陣に使う、攻めと受けの使い分けです。
後手側を学びます。早い角交換を銀で取り、先手が7八銀・4七銀で持久戦に構える一例です。最後は片美濃から向かい飛車へ転換します。
この手順を盤面で確認する7手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
2二銀と取り、飛車を5筋に残す形です。2二飛で取る線とは、ここで分かれます。
7八銀は、3三角打に7七銀と受ける余地を作ります。先手は角を持ち合う持久戦を目指します。
5四歩のまま6二玉へ。5五歩を急ぐと角の打ち込みの条件が変わるため、順番も大切です。
先手は4八銀から4七へ使う準備です。5筋の歩を突かず、攻めの接点を作らない構想です。
後手玉を囲いに近づけます。角を持たれているときは、移動途中の両取りにも注意が必要です。
先手は6八玉とします。持ち角の打ち場所を互いに意識しながら、玉を安定させます。
3三銀が2四を守ります。角が盤上にない分、銀が飛車先の守りを受け持ちます。
先手は4六歩とします。5七歩を元の位置に残し、中央からの攻めに接点を与えにくくします。
後手は玉を囲いの位置へ運びます。攻めの銀を3三、守りの銀を7二に置く構えです。
4七銀が5六を守ります。丸山ワクチンでは、角交換とこのような中央の受けを組み合わせます。
7二銀は7三・8三と6一金を守り、8二玉の前を固めます。後手は中央にこだわらず、飛車を振り直す構想も選べます。
7八には自分の銀がいるため、玉は7九へ寄ります。持ち角を打ち込まれる隙を減らしつつ、金銀を整えます。
3二が空いている間に2二飛と回します。3二金を先に指すと飛車の横移動をふさいでしまうため、順番に注意します。
5八金右で中央を支えます。後手はその厚い中央を避けて、別の筋へ働きかけます。
3二金が2三歩と3三銀を支えます。中央の接点が少ない相手へ、向かい飛車で働きかける準備ができました。
この変化の振り返り相手が5七歩を動かさず中央の接点を作らないため、飛車を2筋へ使い直しました。角を持ち合う形では、飛車を回る前後の打ち込みも確かめます。
先手が▲9八香と上がり、穴熊への意図を示した局面です。次の6四銀から袖飛車を組み合わせ、角頭を狙います。後手も穴熊へ囲う進行例で、歩と銀の連係まで確認します。
この手順を盤面で確認する21手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
6四銀が7五を支えます。7四歩〜7五歩と合わせると、銀を7五へ進められます。
9九玉となりました。銀でふたをするか、金を先に寄せるかで、8八を角が使えるかが変わります。
7四歩で7五への突き捨てを準備します。6四銀と合わせて、7六歩を狙います。
6七金は7六歩を守っています。後手はさらに飛車の利きを7筋へ足します。
7二飛が7四歩の後ろに回りました。中飛車から転換し、飛車・銀・歩で角頭を狙う形です。
8八銀で玉を守ります。その分、7七角が8八へ引く場所はなくなります。
7五歩を突き捨てます。同歩と取らせ、6四銀を7五へ進める狙いです。
7六が空きました。後手は銀を取り返しに使い、持ち歩も攻めに加えられます。
7五銀で歩を取ります。7二飛が銀を支え、後の7六歩打も候補になります。
先手は穴熊を補強する金を寄せます。後手はまず玉を囲い、攻める準備を整えます。
9二香で9一を玉に空けます。飛車が7二にいるため、銀を7二へ上げる片美濃とは異なる囲いを選びます。
先手は3六歩とします。後手は9一へ玉を入れ、次に8二銀でふたをします。
9一玉と入ります。双方が穴熊を選ぶ進行例で、先手が途中で動く可能性にも目を配ります。
先手が銀を使い始めます。後手は囲いの銀を整えてから角頭を攻めます。
8二銀で穴熊を閉じました。7二飛と7五銀は攻め、8二銀は守りという役割になります。
ここでは先手が端歩を突く進行を並べます。後手は持ち歩を使って7七角を動かします。
7六歩打が7七角に当たります。8八には先手銀がいるので、角はそこへ引けません。
角が5九へ引きました。後手は次に5筋の歩を動かし、3三角の利きを開きます。
5六歩で3三角の通路が開きます。7筋の攻めと中央の歩の動きがつながっています。
先手が5六歩と取りました。後手は6六歩を銀で取り、7七へ利きを加えられます。
6六銀で歩を取り、3三角が銀を支えます。7六歩も飛車に守られ、歩を進める手や銀の成り込みで7七へ迫る形です。
この変化の振り返り8八に銀がいる相手には、7六歩を打って角に働きかけました。5六歩で自分の角の道も開け、飛車と銀に加えて角を攻めに使います。
後手側を学びます。同じ7二飛の局面で、先手が8八銀ではなく7八金を選ぶ一直線穴熊を比較します。角が8八へ引けることの意味を盤面で確かめましょう。
この手順を盤面で確認する26手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
先手は8八銀を急がず7八金とします。8八を空け、7七角が引ける余地を残すのが大切です。
7五歩を突き捨てます。同歩に同銀と取り、角頭へ圧力をかけます。
7六が空いたため、後手は銀の進出と7六歩打を組み合わせられます。
7五銀が7六を支えます。ただし、相手の8八が空いていることが前の教材との違いです。
先手は右銀を5九へ引き、6八へ使う準備です。8八を角に残しつつ中央を補強します。
後手は9二香とします。攻めの配置だけでなく、自玉の囲いも整えていきます。
6八銀は6七金や5七歩を支えます。先手は角の逃げ道を残したまま守りを補います。
後手が7六歩を打つ進行例です。8八銀型では引けなかった場所へ、今回は角を移せます。
8八角が7七・6六をにらみます。銀で穴熊を閉じる時期を遅らせると、後手の6六銀にも角が利く関係になります。
後手は9一玉とします。角の逃げ場所がある相手には、7六歩だけで攻めが決まるわけではなく、ここからの駆け引きが必要です。
この変化の振り返り同じ穴熊でも、8八銀を保留した形には角を8八へ引く余地があります。囲いの名前だけでなく、攻めたい駒の逃げ場所まで比べましょう。
一直線穴熊・角の引き場所の狙い
後手側を学びます。同じ7二飛の局面で、先手が8八銀ではなく7八金を選ぶ一直線穴熊を比較します。角が8八へ引けることの意味を盤面で確かめましょう。