棒銀・UFO銀

3六銀・2五銀からの攻めと、角・飛車の横利きによる受けを比較します。無理攻めの駒損まで確認します。

相掛かり棒銀・横利きを見落とす失敗

22手目 · 学習の開始局面
後手持ち駒
  • 1
先手持ち駒手番
  • 1
相掛かり棒銀・横利きを見落とす失敗△3三角

2四の守りは何枚?

△3三角に▲2五銀を急ぐと、△3五歩で8四飛の横利きも通ります。その状態で2筋から押し切ろうとすると何を失うか、最後まで確認します。

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23手目の分岐

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相掛かりの基本と飛車先保留を学ぶ

相掛かりの新常識

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ひねり飛車を使ってみたい方へ

現代相掛かりの切り札 明日斗流ひねり飛車戦法

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▲5八玉型を得意にしたい方へ

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▲5八玉型を軸に、後手の玉・飛車の配置に応じた指し方を詳しく検討。相掛かりをすでに指していて、基本形からの研究をもう一段深めたい方に。

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▲6八玉型の攻めを学びたい方へ

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棒銀・UFO銀の解説

3六銀・2五銀からの攻めと、角・飛車の横利きによる受けを比較します。無理攻めの駒損まで確認します。

引き飛車・棒銀/UFO銀

▲2六飛と浮かず、2八飛のまま▲2七銀〜▲3六銀を目指す形です。銀を出す手順から、△3三角と受けられた後の方針まで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲2八飛低く引いて棒銀を目指す

    飛車を元の2八へ戻します。2七が空いているので、右銀を3八から2七へ運ぶ経路があります。

  2. △8六歩後手も歩を交換する

    先手の飛車が低く引いたので、後手は8筋に歩をぶつけます。浮き飛車のときとの違いを確認しましょう。

  3. ▲同歩歩を取る

    8七の歩で後手の歩を取ります。8七が空くので、飛車に取り返された後は持ち歩で補います。

  4. △同飛8六に飛車が出る

    後手の飛車が歩を取り返します。先手は持ち歩を使えば、飛車を追いながら角の前を守れます。

  5. ▲8七歩打歩を使って受ける

    8七に歩を打ち、金と歩で角の頭を守ります。後手の飛車は引き場所を選ぶことになります。

  6. △8四飛後手は浮き飛車に

    後手は飛車を8四に構えます。四段目の横利きは、先手が攻める2四の地点にも関係します。

  7. ▲3八銀右銀を動かす

    3九の銀を3八へ上げます。このレッスンでは2七を経由し、飛車の前方へ銀を送り出します。

  8. △3四歩角を働かせる準備

    後手が角道を開けます。角を3三へ上げる手も視野に入り、先手は銀だけで強引に進めないようにします。

  9. ▲2七銀空いた2七へ銀を運ぶ

    飛車先の歩を交換した空間を使い、銀を2七に上げます。2八の飛車が後ろから銀を支えています。

  10. △7二銀後手も銀を活用する

    7一の銀を上げ、6三や8三への進路を作ります。双方が攻め駒を使う段階に入りました。

  11. ▲3六銀相掛かり棒銀の出発点

    銀を3六へ出し、次に2五へ進む狙いを持ちます。実際に進めるかは後手の角と飛車の守りを見て判断します。

  12. △3三角角で2四を守る

    後手は3三角と上がり、2四への利きを加えます。先手はすぐに銀を突進させるか、囲いを整えるかを判断します。

  13. ▲7六歩角を働かせる

    先手は角道を開け、自陣の駒を使えるようにします。2五銀を急いで歩の受けに突っ込む必要はありません。

  14. △2二銀角の後ろを銀で支える

    後手は2二銀と上がり、3三角を支えます。先手は玉を左へ寄せる余裕を使います。

  15. ▲6八玉玉を左へ寄せる

    6八玉で戦場になる2筋から玉を離します。銀が前に出ているため、守りには金を使います。

  16. △4二玉後手も玉を移す

    後手は4二玉とします。すぐに攻める形でなければ、このように双方が守りを整えます。

  17. ▲5八金金を寄せて次に備える

    右金を5八へ寄せました。2筋の銀を攻めに使いながら、玉の近くを金で補う駒組みです。

    この変化の振り返り3六銀から2五銀を狙いますが、△3三角と△3五歩がそろうと飛車の横利きも受けに加わります。攻め駒と守り駒の数を比べ、無理な突進を避けます。

相掛かり棒銀・受けが遅れたら

後手が△3三角を指さず、金と玉を動かす場合の攻めです。銀を2五へ出し、2筋の歩を合わせて突破する手順を見ます。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

21手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. △5二金受けの角を上げない例

    後手が金を5二へ上げた場合です。先手は銀を2五へ出し、2四への圧力を強めます。

  2. ▲2五銀銀を飛車先へ近づける

    銀が2五へ出ました。2四へ歩を打ち、取らせて銀を前へ使う狙いです。

  3. △4一玉玉を動かす場合

    後手が玉を4一へ寄せた変化です。2四の守りが増えていないので、先手は歩を合わせます。

  4. ▲2四歩打2筋に歩を合わせる

    持ち歩を2四へ打ちます。後手の歩を誘い出して、2五銀を2四へ進めます。

  5. △同歩歩を取る

    後手の2三歩が2四へ移りました。先手は銀で取り返します。

  6. ▲同銀銀を前へ出す

    銀で歩を取り、次の2三銀成を狙います。後手が歩で追っても、銀を捨てて飛車を成る筋があります。

  7. △2三歩打歩の受けを試す

    後手が2三歩と打った変化です。2四銀を追う手ですが、後ろに飛車がいるため銀は前へ進めます。

  8. ▲同銀成金を前へ誘う

    銀を2三で成り、金で取らせます。銀を渡しても、後ろから飛車が金を取れます。

  9. △同金金で銀を取る

    後手の金が2三へ移りました。先手の飛車から2三まで、間に駒はありません。

  10. ▲同飛成龍を作る

    金を取りながら飛車を成りました。先手は銀を失う代わりに金と歩を得て、敵陣に龍を作っています。

    この変化の振り返り2四へ銀と飛車が利き、後手の角が2二にいる条件での攻めです。△3三角と△3五歩で受けられた場合とは分けて覚えましょう。

相掛かり棒銀・横利きを見落とす失敗

△3三角に▲2五銀を急ぐと、△3五歩で8四飛の横利きも通ります。その状態で2筋から押し切ろうとすると何を失うか、最後まで確認します。

この手順を盤面で確認する
手順と一手ごとの解説

22手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。

  1. ▲2五銀銀を急いで出す

    2四を狙う自然な手ですが、後手には飛車の横利きを通す受けがあります。この後の無理攻めと、囲いを整える基本例を比べましょう。

  2. △3五歩飛車の横利きを開く

    3四を空けたため、8四飛から2四まで横の利きが通りました。2四には角と飛車の2枚が利いています。

  3. ▲2四歩打守りの数を見落とす

    ここで歩を合わせて押し切ろうとするのが失敗です。2四で交換を続けると攻め駒が足りません。

  4. △同歩歩を取る

    後手は合わせた歩を取ります。先手が銀で取っても、後手は角から交換できます。

  5. ▲同銀銀で取っても続かない

    先手は2四の歩を取ります。しかし後手には3三角と8四飛の連係があります。

  6. △同角角で銀を取る

    後手は角で2四銀を取ります。先手が飛車で角を取ると、8四飛が最後に残ります。

  7. ▲同飛飛車で角を取る

    先手は角を持ち駒にしましたが、飛車が2四へ出たため横から取られます。

  8. △同飛横から飛車を取る

    後手が飛車を取りました。この交換で先手は銀と飛車を失い、得た大駒は角だけです。△3五歩で通った横利きが失敗の原因でした。

    この変化の振り返り2四を守るのは角だけではありません。3四が空くと8四飛も2四へ利きます。銀と飛車を渡して角を取る交換では、先手の損が大きくなります。