穴熊の中盤の方針を学びたい方に
実戦で学ぶ振り飛車穴熊の勝ち方
マイナビ出版 ・ 2025年刊
先手中飛車、角道を止める振り飛車、角交換振り飛車、相振り飛車の穴熊を実戦で解説。囲った後の駒の使い方や戦う方針を学べます。
先手中飛車は、先手の一手の早さを生かして▲5六歩・▲5八飛から5筋を使い、▲5五歩の位を目指す作戦です。後手のゴキゲン中飛車とは、先後の手数や相手の飛車先の条件が違います。位を取れた形、△5四歩で拒まれる形、超速二枚銀への対応、居飛車穴熊に3筋へ飛車を回す構想を学びます。
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穴熊の中盤の方針を学びたい方に
マイナビ出版 ・ 2025年刊
先手中飛車、角道を止める振り飛車、角交換振り飛車、相振り飛車の穴熊を実戦で解説。囲った後の駒の使い方や戦う方針を学べます。
先手中飛車を一から学びたい方へ
マイナビ出版 ・ 2021年刊
初手▲5六歩から始まる先手中飛車を、一手ごとの意味を追って学びます。中央の位をどう生かすか、相手の形にどう対応するかを丁寧に確認したい方に。
中飛車の構想をさらに深めたい方へ
マイナビ出版 ・ 2024年刊
中飛車と角交換振り飛車のテーマ局面を、対話形式で読み解く一冊。基本を覚えたあと、相手の対策への向き合い方や駒組みの発想を広げたい方に。
駒組みから中盤の攻めへつなげたい方に
マイナビ出版 ・ 2026年刊
中飛車の駒組みやゴキゲン中飛車封じへの対応、石田流の揺さぶりなどを紹介。駒組みと戦いの2部構成で、実戦の方針を考える本です。
後手のゴキゲン中飛車を用意する
マイナビ出版 ・ 2019年刊
超速など居飛車の有力な対策に、ゴキゲン中飛車側からどう応じるかを学びます。後手番でも中飛車を使い、相手の作戦に合わせた戦い方を持ちたい方に。
相振り飛車にも中飛車で対応する
マイナビ出版 ・ 2024年刊
相手も飛車を振ってきたとき、中飛車をどう指し続けるかを学びます。駒組みから一手ずつ理由を追えるので、相振り飛車への対応を整理したい中飛車党に。
先手中飛車は、先手の一手の早さを生かして▲5六歩・▲5八飛から5筋を使い、▲5五歩の位を目指す作戦です。後手のゴキゲン中飛車とは、先後の手数や相手の飛車先の条件が違います。位を取れた形、△5四歩で拒まれる形、超速二枚銀への対応、居飛車穴熊に3筋へ飛車を回す構想を学びます。
先手側を学びます。8四歩型から片美濃と5六銀を組み、後手の5四歩に5筋を交換する一例を並べます。
この手順を盤面で確認する9手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は4二玉と囲いを進めます。先手も玉を飛車から離して右へ向かいます。
4八玉と移ります。5八飛の後ろから離れ、2八を目指す最初の一手です。
後手は玉を3二に置く一例です。先手は相手の銀の進出にも注意しながら囲います。
3八玉から2八玉へ進めます。右銀は玉が通り終わった後に3八へ上げます。
4二銀で5三を守り、中央への圧力に備えます。先手は5五の位を銀で支える方針です。
2八玉と入ります。5筋の攻めと玉を離し、次に銀で囲いの前面を守ります。
6四歩で6三を空けます。後手も銀を使う準備を始めています。
2八玉・3八銀・4九金がそろいました。もう一枚の銀は5筋の攻めに使います。
6三銀は5四を支えます。先手は5五の歩を孤立させないよう、自分の銀も進めます。
6八銀から5七へ向かいます。5六が空いているので、銀を位の後ろまで進められます。
7四歩で7三桂の道ができます。先手は中央の銀と、後手の銀桂の向きを見比べます。
5七銀は5六へ出る準備です。飛車をさばくときには、銀が飛車の前にいることも意識します。
7三桂が6五と8五を支えます。中央だけを見ず、6筋への動きにも気を配ります。
5六銀が5五歩を支えます。5八飛・5六銀・5五歩の連係と、右側の片美濃を両立させました。
5四歩と中央から反発します。5六銀型からの接触を学ぶ進行例です。
5五の歩で取り、5筋を開きます。
6三銀で取り返し、中央へ出ます。
5六銀を5五へ進め、銀交換を求めます。
銀で取り、交換を受け入れます。
飛車で取り返します。5筋の歩と銀が盤上からなくなり、飛車が前へ出ました。
5三歩で飛車の侵入を受けます。
飛車を5九へ引き、打ち込まれにくい位置へ戻します。双方の持ち銀が次の攻防の材料です。
この変化の振り返り先手も後手も銀を持つ局面になりました。5九飛は横へ動けますが、5三歩と後手の金銀が中央を守っています。銀を打つ場所と、飛車をどの筋へ使うかを考えます。
先手側を学びます。3四歩型から基本形へ合流したあと、5筋の交換に6五銀を選ぶ比較例です。銀交換を選ぶ手順との違いを確かめます。
この手順を盤面で確認する5手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
8筋の攻めに備えるため、先手は角道を開けて7七角を用意します。
7六歩とします。後手が8六歩を急ぐ変化もありますが、この教材では銀を上げる進行を並べます。
後手は6二銀とします。先手は角で8筋を受け、基本の形を整えます。
7七角で8六を守ります。2手目8四歩型と同じ配置に、異なる順番で到達しました。
後手は4二玉と囲いを進めます。先手も玉を飛車から離して右へ向かいます。
4八玉と移ります。5八飛の後ろから離れ、2八を目指す最初の一手です。
後手は玉を3二に置く一例です。先手は相手の銀の進出にも注意しながら囲います。
3八玉から2八玉へ進めます。右銀は玉が通り終わった後に3八へ上げます。
4二銀で5三を守り、中央への圧力に備えます。先手は5五の位を銀で支える方針です。
2八玉と入ります。5筋の攻めと玉を離し、次に銀で囲いの前面を守ります。
6四歩で6三を空けます。後手も銀を使う準備を始めています。
2八玉・3八銀・4九金がそろいました。もう一枚の銀は5筋の攻めに使います。
6三銀は5四を支えます。先手は5五の歩を孤立させないよう、自分の銀も進めます。
6八銀から5七へ向かいます。5六が空いているので、銀を位の後ろまで進められます。
7四歩で7三桂の道ができます。先手は中央の銀と、後手の銀桂の向きを見比べます。
5七銀は5六へ出る準備です。飛車をさばくときには、銀が飛車の前にいることも意識します。
7三桂が6五と8五を支えます。中央だけを見ず、6筋への動きにも気を配ります。
5六銀が5五歩を支えます。5八飛・5六銀・5五歩の連係と、右側の片美濃を両立させました。
5四歩で5五の位に反発します。
5五の歩で取り、中央を開きます。
6三銀で取り返します。
銀を6五へかわし、盤上に残す方針です。5四銀と直接交換する順とは狙いが変わります。
後手の銀を6三へ戻します。
持ち歩を5四へ打ちます。6五銀がこの歩を支え、次の5三歩成を狙う拠点になります。
この変化の振り返り6五銀が5四歩を支えています。相手の6三銀も中央に利くため、歩を打っただけで突破が決まるわけではありません。銀を交換した場合と、盤上に残した場合の狙いを比べます。
先手側を学びます。6六銀で5五の位を支え、後手が二枚銀と6五桂で攻める形を比較します。8二飛型に対する角交換と7三銀の手筋まで進みます。
この手順を盤面で確認する9手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手は4二玉と囲いを進めます。先手も玉を飛車から離して右へ向かいます。
4八玉と移ります。5八飛の後ろから離れ、2八を目指す最初の一手です。
7四歩で7三を空けます。6二銀を7三〜6四へ使い、先手の5五歩や角頭を狙う構想です。
3八玉と進みます。次の後手の銀上がりを見て、先手も左銀を急ぎます。
7三銀から6四銀へ出るのが後手超速です。先手は6六銀で向き合う形を準備します。
6八銀から5七へ向かいます。5五歩を銀で守るための最短の道を選びます。
6四銀が5五と6五を狙います。先手は囲いだけを続けず、中央の銀を進めます。
5七銀は次に6六へ出られます。5六銀とは守る地点が違うことを確かめましょう。
後手は3二玉へ。先手はこの間に6六銀を実現します。
6六銀が5五と6五を守ります。後手の6四銀と向かい合い、先手の位と角頭を補強する形です。
後手は中央の守りを整えます。双方の銀が対抗した後、先手も囲いを仕上げます。
2八玉と入城します。相手の急戦に備えて銀を先に使ってから、片美濃を完成させる順です。
後手が9四歩とする進行例です。先手は守りの右銀を上げます。
3八銀で片美濃ができました。6六銀は中央への対抗、3八銀は玉の守りという役割です。
後手は4四歩から左銀も前へ出す準備です。
7八金で角と桂の周囲を守ります。5八には飛車がいるので、金は7八へ使います。
左銀を4三へ上げます。
1六歩で玉側の端を広げます。
4五歩と伸ばし、銀を4四へ出す場所を空けます。
先手も9筋の端歩を受けます。
4四銀と6四銀の二枚銀で5五歩を狙う構えです。
右金を5九へ寄せ、左右の守りをつなぎます。
桂を7三へ跳ね、6五へ出る準備をします。
3六歩を突き、玉側の空間を広げます。ここでは双方が駒組みを終えて仕掛ける一例です。
6五桂で7七角に当てます。
角を6八へ引きます。この先の手筋では後手飛車が8二にいることが条件になります。
4四の銀で5五歩を取り、中央から銀を交換します。
6六銀で取り返します。
6四の銀で取り返し、5五に銀を残します。
7七桂と合わせて桂交換を求めます。
桂を取って成ります。
角で取り返し、5五銀に当てます。
銀を6四へ引いて、7三への打ち込みに備えます。
ここで角を交換し、持ち角を用意します。
玉で馬を取り返します。2二玉になったため、5五角が王手になります。
7三銀を打って8二飛を狙います。同銀と取られる場合は5五角の王手が残ります。
飛車を8一へ逃がします。銀を取る失敗例とはこの受けが違います。
6四銀を取ります。不成でも銀交換の目的を果たし、次の歩による取り返しを促します。
歩で銀を取り返し、6三が空きました。
7二角を打ちます。敵陣に角を打ち込み、成り込みを狙う形まで進みました。
この変化の振り返り7二角は敵陣への成り込みを狙う配置です。後手飛車が初めから8一にいる場合、7三銀が飛車取りにならず、この手順をそのまま使えません。飛車の段と、交換後に残る銀を必ず確認します。
先手側から反撃を確認します。8二飛に当てた7三銀を後手が銀で取ると、5五角の王手と銀取りが同時に生じます。
この手順を盤面で確認する45手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
6四銀で7三銀を取った比較です。飛車を逃げる前に、この取り方が王手の角打ちを許します。
5五角の王手です。2二玉と7三銀を同時に狙っています。
玉を3二へ逃がす一例です。銀を守る手だけでは王手を解消できません。
7三銀を取って成ります。馬ができ、8二飛も狙う形になりました。
この変化の振り返り7三で銀を取り返し、馬を作りました。双方の銀の枚数だけでなく、王手によって先手が角を打つ余裕を得たことがポイントです。馬は8二飛も狙っています。
先手側を学びます。後手が5四歩と5三銀で中央を守る形では、5五の位は取れません。角道を止め、6七銀と片美濃へ組み替える一例です。
この手順を盤面で確認する10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
6六歩で角道を止めます。5五の位取りから方針を切り替える手です。
後手は飛車先の歩を突きます。
銀を6七へ上げ、5六歩と6六歩を支えます。
8五歩で飛車先を伸ばします。
7七角で8六の地点を守ります。
後手玉を3二へ寄せます。
先手玉も3八へ移ります。
左金を5二へ上げて中央を支えます。
先手玉を2八へ囲います。
3三角で角を使う準備です。
3八銀で片美濃へ。中央の銀と玉側の銀の役割を分けた形です。
この変化の振り返り角道を止めた中飛車になりました。5筋をすぐ突破できる形ではないため、相手の銀の進出に応じて6筋や4筋を使う方針を考えます。5五歩を取らせる失敗例と比較できます。
先手側の失敗を確認します。5四歩・5三銀・4二玉の形に5五歩を強行し、角まで交換すると4四角で飛車と、その背後の9九香を串刺しにされます。
この手順を盤面で確認する10手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
5五歩と交換を急いだ失敗例です。5三銀を4二玉が支える配置に注意が必要です。
歩を取ります。
角で取り返し、角交換を求めます。
後手角で取り返します。
飛車で角を取ります。飛車が5五へ出た瞬間が狙われます。
4四角で5五飛を攻めます。飛車が斜線から逃げると、その背後の9九香へ角の利きが通る串刺しです。
飛車を5九へ逃がす一例です。5三銀を取ると玉に取られてしまいます。
角で9九香を取って成ります。飛車を逃がしても香損が残る結果を確認します。
この変化の振り返り後手に9九香を取られ、馬も作られました。5三銀は4二玉に守られているため、先手飛車で取って埋め合わせることもできません。先に角道を止める基本手順へ戻って比較します。
先手側を学びます。後手の穴熊に対し、右銀を4七へ上げて3八を空け、4五銀と3八飛を組み合わせる構想例です。3筋の交換と継ぎ歩から、銀を3四へ出すところまで進めます。
この手順を盤面で確認する19手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
後手玉が1一へ入り、穴熊を選びます。
銀を5六へ進め、4五へ出る準備です。
2二銀で穴熊の入口を守ります。この銀がいると3三角は2二へ引けません。
3八銀で片美濃を作ります。
金を3一へ寄せ、穴熊を補強します。
4六歩を突き、右銀を4七へ使う道を作ります。
後手は5四歩で中央に備えます。
右銀を4七へ上げ、3八を飛車のために空けます。
右金を5二へ上げ、穴熊へ寄せる準備です。
左銀を4五へ進め、3四の角頭を狙います。
右銀を5三へ上げ、中央を支えます。
3六歩で飛車先を準備します。
金を4二へ寄せ、穴熊側を厚くします。
飛車を3八へ回し、3筋へ攻め駒を集めます。
後手は7四歩で飛車側の駒を使う準備です。
3五歩をぶつけ、飛車の通りを開きます。
後手が歩を取ります。
飛車で取り返し、持ち歩を得ます。
3四歩で飛車を追います。
飛車を3六へ引き、次に歩を打つ余地を残します。
9四歩を突き、端に備える進行例です。ここで先手が3筋の継ぎ歩を使う構想を確認します。
3五歩を打ちます。相手の3四歩を動かし、4五銀が3四へ進む場所を作る狙いです。
3四の歩で継ぎ歩を取ります。
銀を3四へ進め、3三角に当てます。継ぎ歩によって空いた地点へ攻め駒を進めました。
角を1五へかわす進行例です。2二には自分の銀がいるため、そこへは引けません。
飛車で3五の歩を取り返します。飛車と銀が前に出ましたが、相手の角の反撃にも注意します。
この変化の振り返り3四銀と3五飛が前に出ました。後手の角は1五へかわしており、攻防が続きます。2二銀型では角が2二へ退けないことを利用しましたが、角の退路を残す囲い方では別の受けが可能です。
先手側から後手の受けを確認します。穴熊の銀を2二へ入れず、4二から3一へ使う形です。3筋を攻めても、後手角には2二へ引く場所が残ります。
この手順を盤面で確認する21手目の開始局面からの手順です。盤面では初形に戻して出だしも確認できます。
銀を2二へ入れず4二へ上げます。3三角の退路を残す囲い方です。
先手は3八銀で玉側を守ります。
金を3二へ寄せ、角の近くを支えます。
4六歩で銀の進路を作ります。
5四歩で中央を支えます。
右銀を4七へ移し、3八を空けます。
右金を5二へ上げます。
左銀を4五へ進めます。
右銀を5三へ上げます。
3六歩で飛車先を準備します。
右金を6二へ寄せ、飛車側を支える比較例です。
飛車を3八へ回します。
7四歩で後手も飛車側を動かす準備です。
3五歩で3筋を交換します。
後手が歩を取ります。
飛車で取り返し、持ち歩を得ます。
3四歩で飛車を追います。
飛車を3六へ引きます。
銀を3一へ引き、玉側を守ります。2二は角が退けるように空けたままです。
3五歩の継ぎ歩で角頭に働きかけます。
ここでは角を2二へ引けます。2二銀型の基本手順と異なる受け方です。
3四の歩を取って拠点を作ります。角は2二へ退いたため、さらに守り駒の利きを見て攻めを続けます。
この変化の振り返り先手は3四歩の拠点を作りましたが、後手の角は2二へ退けました。基本形と同じ攻めを自動的に繰り返さず、3二金と3一銀が守る場所を見て次の攻めを考えます。
銀対抗から桂と角を使う
先手側を学びます。6六銀で5五の位を支え、後手が二枚銀と6五桂で攻める形を比較します。8二飛型に対する角交換と7三銀の手筋まで進みます。